坂本九
今日1日で3公演目のコンサート。Bチーム、Cチームときて、最後のAチーム。Cチーム公演おわってから2時間30分ぐらい次の公演まで時間がある。入場口付近のスタッフは客をたむろさせないように、ずっと声をあげていた。
そんな中、私は、入場口すぐの壁際にパイプ椅子をだしてもらって待つ。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者の私。ありがたいね。友情口のちかくでは常に小さいこどもが遊んでいる声がしている。なんだろう?ハロコンを見に来た家族のうち、お姉ちゃんとお母さんだけ入って、パパとボボクは外で遊んでいるのかな?ハロにもちっちゃい子供たちが増えてきたな。朝、昼、夜ともにこどもの声が聞こえた。
でもなんか変だなとおもってスタッフにきいてみたら、オリックス劇場の隣にマンションがたっていて、そのマンションの公園とのこと、そこでこどもたちが転機がいいからあそんでいますとのこと。そうなのね、すこしがっかり。というか、オリックス劇場、昔の大阪厚生年金会館の隣はマンションでそのマンションのための公園ができていたのね。知らなかった。
18時30分開演。17時45分までパイプ椅子にすわって、ブログの下書きをかいたりしてみる。ただiPhoneの画面読み上げのレスポンスがすっごくおそい。なぜだろうなぜだろう?何度もiPhoneんを再起動しても、ボイスオーバーの画面読み上げのレスポンスがかなりおそい。いろいろやってみて、イヤホンをいったんはずして再度取り付けたらもとにもどった、ような気がする。結局原因はわからずじまい。
時間がきたので、スタッフがよびにきてくれて、手引きをうけて入場。入場口のすぐ右に当日券売り場があった。こんなところに売り場があるなんて知らなかった。そこで当日券6000円を購入。3階席の9列41番。当t実健は売り切れるかなとおもったらだいぶ余裕があった。3階席はたしか15列ぐらいまであるので、9列以降は空席だったかも?キキャパの半分の客入れで、供給がすくないのに、その数よりも需要がさらに少ないのね。うーん、まだコロナの心理的影響が大きいね。東京、大阪は、たしかに増えているのでこわいけど、札幌とか広島とか大丈夫じゃないかな?今回のソロカバーズは、ほかのアーティストの曲をうたっているので、コンサートをDVD化するとなると、その地著作権資料量とか払わないといけないので、たぶんDVD科はされないだろうな。このいままでにないソロ、カバー、バラードのコンサートはきっとあとにもさきにもないので、ぜひ見ておくべき。
コロナ追跡システムでメルアドと座席番号を登録して、やはりおりかえし確認メールは私のiPhoneにはとどかない。登録完了画面をみせて入場。
1時間20分のコンサートはほんとあっというま。誰が何を宇歌うんだろうというワクワク感がずっとあっていいね。Aチームが披露した楽曲は、3分の1ぐらいは私の知らない曲だった。私よりももうすこし上の50代ぐらいの人がどんぴしゃかな。
デスペア的ハロコン大阪カバーズバラド Aチームのポイント
1、段原瑠々は段原先生
大阪ハロコンAチームの歌う順番のみどころは、Juice=Juiceに入ったばかりの元こぶしファクトリーの井上玲音、そして3年前にJuice=Juice初の追加新メンバーとして加入した段原瑠々。同じ年の19歳。
年齢以外にも、二人はよくにている、井上玲音は東京出身で、つんくプロデュースのアイドル研修生ナイスガールトレーニーで下積み、聞くところによるとミカン箱の上で、商店街のかたすみでパフォーマンスもしたことがあるとのこと。このナイスガールはつんくがハロプロに対抗してか、つんくの会社が運営していたアイドルグループ。そんな、ナイスガールトレーニーの井上は、つんくが生体摘出手術をうけて、つんくの会社の縮小せざるをえなくなり、ナイスガールも解散。ナイスガールトレーニーも活動休止、それをすくいあげたのがハロプロ、ナイスガールトレーニーの一部のメンバーを選抜して、ハロプロ研修生に横滑り加入。
一方、段原瑠々は、広島出身、元モーニング娘。の鞘師里保とと同じ広島アクターズスクールというところで歌ダンスのレッスン。そして、少額5年でハロプロ研修生に加入。
そこから、井上玲音は、すぐにこぶしファクトリーとしてメジャーデビュー、一方、段原瑠々は、4年ぐらい下積みをへて、ようやくJuice=Juiceの追加メンバーとしてデビュー。どちらも苦労人、そしてどちらも歌でここまでのしあがってきた二人。
この二人が、どういうわけか、現在Juice=Juiceに所属している。その二人が、続けて歌を披露するのが、今回の大阪Aチームセットリスト。
ここが一番の見どころ聴きどころ。事前に二人が何を歌うかは、私は知らないい状態でいったので、なにを歌うのかというワクワク感もあいまって、たのしみ。1日3公演目だったので、私もすこし睡魔がおそってきて、Aチームの前半はちょっとうとうととしてしまった。でもこの二人の出番が近づくにつれて、目がさえてきた。
まずは、井上玲音、中島みゆきの意図を歌う。中島みゆきといえば時代ぐらいしかおもいうかばない。山田洋二監督のダウンタウンヒーローズの挿入歌の時代はいいよね。最近は時代ではなく、この糸が中島みゆきの代表作、よくほかの歌手にうたわれるようになった。4年ぐらい前か、ポッシボー、チャオベラのはしもんがソロでアコーステッィクにこの糸を歌っていて、いい曲だなとおもったのが私の意図をはじめて聞いた日。
井上玲音の歌う糸は、はしもんのねっとり感もなく、中島みゆきのどこか歌声にふるえるような厳しさがあるような歌い方でもなく、井上の、やさしい歌声が生きていた。
井上といえば、ガナリ歌唱、声をしゃがれて、はりあげる歌い方がよくアクセントとしてつかわれるけども、そのがなりがまったくなかった。なんか空気のような、客席をつつみこむような歌声だった。さすがだな。さすがJuice=Juiceの絶対的エース宮本佳林の卒業とひきかえにJuice=Juiceに加入するだけのことはある。
さて、こうなると、段原は何をどう歌うのか。すごいテクニカルな、段原の歌唱テクニック、声量をすべてつかいきるような難しい曲を歌うんだろうな。私はよくしらないけど、ヨネツゲンシのレモンとかよさそうだな。
そうおもいながら、段原の歌う曲のイントロがながれる。なつかしいメロディーのイントロ。
びっくり、なんと坂本九の見上げてごらん夜の星を。
なぜかくやしくなった、段原はもっと難しい曲を歌えるのになぜこの曲なの?これじゃ段原の歌のうまさが全然伝わらないじゃないか!!すこし涙がでそうになる。
そんな私は、数分後、逆に、段原の歌にひきこまれて、涙がとまらなかった。
段原の歌声は、声をはりあげなくても、戦い音、大きな歌声がだせるところがすごい。その点先輩の鞘師里保は、どうしても高い声、大きな声をだそうとすると、かかなきり越えというか、のどをしぼりきって歌っていた。あれが、さやしのストイックさをよくだしていたのかもしれないけど、どこか声が繊細過ぎた。
その点、段原はすごい。すこし空気がぬけたような歌声で、低温から高音まで、裏声などつかわずにすーっと声がだせる。そして息のはきだしで歌を歌えるハロプロ唯一の歌唱法。すごいね。最近のはやり女性歌手はあえて小さな声でウイスパーボイスで息を抜きながら歌う。段原は、そんなウイスパー声ではない、それなのに息をぬくような歌い方ができる。すごいね。これで歌の表現力がぐんと広がる。Juice=Juiceのエース宮本佳林とは真逆な歌い方。すごいね。
そんな段原の歌い方は、私のイメージをかきたてる、心をゆさぶってくる。最後のほうなんか、目の見えない私の眼には、全日空の飛行機にのった坂本九が、笑顔でこっちを見ている映像がビビッドにうかんできたもんね。それで涙がでてきた。星がキラキラと輝く夜の空を飛行機にのって笑顔の坂本九。涙がでてきたね。
この曲は、Cメロでいったんなぜか、転調して、ちょっとこわい局長になる、こわいというかなんか暗い曲調になる。そこは本家坂本九のほうがこわく歌えていて、段原はまいるどにうたっていた。だんばらりゅ。
実によかった、こういった単純な歌でも段原は思う存分自分の歌唱力をみせつけてくるね。すばらしかった。
段原なら、公演のブランコにすわって、いのち短し恋せよ乙女ーって口ずさんだとしても、すっごくうまく歌えるんだろうな。
井上玲音と段原瑠々、宮本佳林がいなくなってもJuice=Juiceは歌の面ではだいじょぶそうだね。ただだからといって佳林ほどの集客があるかどうかはまだわからないけどね。
2、船木結はやっぱり行ってしまうのね。
7年前の研修生発表会でまだ小学生だった船木結は、特技としていきなり般若心境を唱えだした。まるで客席の客をきよめるかのようなお経。あれはおもしろかったね。
そんな舟木も18歳。卒業することがきまっている。室田の突然の卒業はぴょう、そしてコロナのため、何度も卒業が延期になっている舟木。宙ぶらりんの舟木。
かといって、パフォーマンスとかが中途半端なわけじゃない、心ここにあらずというのでもない。逆にここにきて、舟木らしさがどんどん出ている。ハスキーな声の舟木、最近は高いきれいな歌声もだせるようnなっている。でもやっぱり舟木の魅力はあのちょっとかすれた声。そして大阪出身。
そんな舟木が歌ったのが、大阪で生まれた女やさかい。こてこての大阪の歌。やしきたかじんとか、上田正樹、河島英五のあの世界観。決して、大学生とか若い女性はきかない曲。そんな大阪で生まれた女を歌う舟木。
すばらしかった。歌の主人公のちょっとやさぐれた女性を舟木のはすきーな声がよくあっていた。悩みとかくやしさがよく歌声に出ていた。1番n歌詞は、やっぱ私大阪の女屋咲樹東京にはいかれへんといい、そして2番では、大阪の女やから、東京にいくわと決意。1番だけ聞いて、そうだよ舟木はアンジュルムにのこるべきだよ、卒業なんか撤回してしまいなよと思う私。
でも2番も歌う舟木。やっぱり旅立ってしまうのね。舟木が舟木ファン、アンウジュルムファンに贈るわかれの歌だった。実にせつなかった。じつによかった。今の舟木が歌うからこそすばらしかった。
3、モーニングぐ娘。のリーダーとサブリーダー
今回のトップバッターはモーニング娘。のリーダー譜久村聖。私の聞いたことのない曲を歌う。これがもしかしてレモンなのか?
出だしから、かぼそいないているるかのような歌い方。感情がはいっている。こんな歌い方もできるのね。平井堅の歌だった。
MCの中島早貴にいわせると、昨日の大阪初日のAチーム公演よりも、さらによくなっていてびっくりしたとのこと。メンバーはいろいろ試行錯誤しながら、すこしずつ変化を加えながら今回のハロコンツアーをまわるのね。こういった変化を見つけるのもハロコンに何回も入るたのしみだね。昨日のCチームの佳林のオリビアを聞きながら、今日の佳林のオリビアを聞きながら、さらに安定していたね。佳林は、音がのびて最後しめるときに、なぜか音がはずれているような歌い方をする。こっちはすこしドキドキしてしまう。あれはわざとなのかどうかわからない。普通に、ドーミーソーという音階を歌えばいいのに、なぜか佳林はドーミーファシャープソファしゃーぷと音がすこしはずれる。でも今日の佳林のオリビアはそれがなかった。この佳林のブレはなんだろう?そこがやみつきになるポイントなのかもしれないね。
娘。のサブリーダーのいしだあゆみ。石田もとても有名で、だれもがカラオケで歌えるなごり雪を歌う。これはシンプルすぎて石田のよさがでないなと思いながら聞く私。ソロフェスのように、ひとりミュージカル的に男役の声を使って歌うのかなと期待するも、それはなし、ストレートに歌う。
平易本だなとおもっていたところ、2番。電車にのりこみ、さよならと口ずさむ君の顔を見るのがこわくて目をそらしたの歌詞で、石田の声が泣いていた。声がすこし震えていた。その瞬間、雪がふるホームの映像が私にうかんできた。涙が出てきた。
もーにんぐむすめのEDM楽曲、フォーメーションダンス楽曲ではきけない二人の歌声だった。よかった。
A、B、Cチームすべて見て、おもったのは、ほんとハロプロメンバーは勉強熱心、レッスン熱心。みんななんどもお手本の曲を着て、音源を聞いて、歌い方をよく研究している。すごいね。各自自主練習だけでここまでのクオリティーってのはさすがハロプロだね。
今回のハロコンで一番目立っていたのはだれかと聞かれると、岡村美波と答える私。小田さくらは別次元なんです私だけと小田がいっていたけど、いやいや岡村も別次元です。今回の52曲、どんな曲を岡村美波が歌ったとしても、すべては岡村美波の色にびたびたに染まってしまう。これはすごい。これはすごい。ミーミこと岡村美波から目が話せられない。あのまっすぐさがいとおしい。
ハロコン2020サマー カバーズ ザバラッド Aチーム セットリスト
MC中島早貴
OP 365日の神飛行機 全員 出だしソロパートは譜久村聖、後半ソロパートは船木結
【Aチーム】
1.譜久村 聖 フクムラミズキ 僕は君に恋をする (平井堅) 声がふるえているような感情がこもった歌い方、こんな歌い方をフクちゃんもできるとはびっくり。
2.松永 里愛 ただ泣きたくなるの (中山美穂) はじめて聞いた曲。
3.船木 結ムスブ 大阪で生まれた女 (BORO) 舟木の声質と大阪娘。感にどんぴしゃだった
4.羽賀 朱音アカネ もしもピアノが弾けたなら (西田敏行) いい歌。
5.川村 文乃アヤノ 未来へ (Kiroro) いい歌。
6.新沼 希空キソラ 会いたくて 会いたくて (西野カナ) しゃべる声とちがっ歌声でしっかり大人女性ボーカルで歌うキソラ。
7.加賀 楓 楓 (スピッツ) はじめて聞いた曲。加賀楓の声がスクリーンのようにこちらにせまってくる感じがした。くりかえされるサビのロングブレスがよかった。これが加賀なのね。
8.高瀬 くるみ Time goes by (Every Little Thing) オリジナルは無機質に歌うのだけども高瀬は感情をいれようとしていた。
9.西田 汐里シオリ PRIDE (今井美樹) 西田の歌声にあう曲は都営大江戸線の六本木駅しかないのかな?
10.秋山 眞緒マオ 春なのに (柏原芳恵) とっても大人っぽいメロだとおもったけど、これって18歳ぐらいの歌なのね。
11.石田 亜佑美 なごり雪 (イルカ) 2ばんの涙声になる石田。もらい泣き。心が震えた。
12.江口 紗耶 Lemon (米津玄師) これがレモンか最後の落ちサビリフレインの今でもあなたは私の光っていうフレーズがインパクトあるね。
13.井上 玲音レイ 糸 (中島みゆき) 中島みゆきのつきさすかんじの歌声はなく実にまろやかに歌う井上
14.段原 瑠々 見上げてごらん夜の星を (坂本九) 段原にこの歌はものたりない、役不足かとおもってすこし悲しくなる私。でも涙があふれてくる。飛行機にのった坂本九が星空輝く空を飛んでいるような幻想が見えた。
15.小片 リサ 明日への手紙 (手嶌葵) 井上、段原、緒方の流れはよかった。
16.小林 萌花ほのか 私はピアノ (サザンオールスターズ) はじめて聞いた曲。なんていうか、歌にわかわかしさがなかった。
17.岡村 ほまれ M (PRINCESS PRINCESS) この声質だとバラードってむずかしいね。そその中でも明るいほうのバラードだけど、ちょっと歌わされている感があった。
本編1時間20分
今回のセットリストは初めて聞く曲がおおかった。私もまだまだだな。
帰り道、よぼよぼ歩いていると、親切な人に声をかけてもらう。ソーシャルディスタンスということで、声だけで誘導してもらった。その誘導の途中、聞いてみて。さっきのAチームの365日の紙飛行機の出出だしソロは譜久村聖だとわかったんですけど、2番のソロパートはだれですか?高い声の子、新沼希空かなとおもったんですけど、するとその人は、えーーと、あそうそう、あれは舟木です。
そういうことなのね。
全員局でのソロパート
Aチームでは譜久村聖と船木結
Bチームでは金澤朋子と佐藤優樹
Cチーム7では竹内朱莉と宮本佳林
この選抜基準は何だろうと考えた私。そうか舟木ということでわかった。1番の出だしは、各グループのリーダー、そして2番のソロパート、舟木と佳林は、今回のハロコンがラストハロコンになる二人なのね。そういうことか。
でもまてよ、だとすると、残り一人佐藤優樹も卒業なのか?なぜここに佐藤がいるのか、現在のハロプロで人気ナンバーワンだから事務所が歌わせようとしたのかな?そんあことはしない事務所なんだけどな。謎だね。
今日1日で3公演目のコンサート。Bチーム、Cチームときて、最後のAチーム。Cチーム公演おわってから2時間30分ぐらい次の公演まで時間がある。入場口付近のスタッフは客をたむろさせないように、ずっと声をあげていた。
そんな中、私は、入場口すぐの壁際にパイプ椅子をだしてもらって待つ。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者の私。ありがたいね。友情口のちかくでは常に小さいこどもが遊んでいる声がしている。なんだろう?ハロコンを見に来た家族のうち、お姉ちゃんとお母さんだけ入って、パパとボボクは外で遊んでいるのかな?ハロにもちっちゃい子供たちが増えてきたな。朝、昼、夜ともにこどもの声が聞こえた。
でもなんか変だなとおもってスタッフにきいてみたら、オリックス劇場の隣にマンションがたっていて、そのマンションの公園とのこと、そこでこどもたちが転機がいいからあそんでいますとのこと。そうなのね、すこしがっかり。というか、オリックス劇場、昔の大阪厚生年金会館の隣はマンションでそのマンションのための公園ができていたのね。知らなかった。
18時30分開演。17時45分までパイプ椅子にすわって、ブログの下書きをかいたりしてみる。ただiPhoneの画面読み上げのレスポンスがすっごくおそい。なぜだろうなぜだろう?何度もiPhoneんを再起動しても、ボイスオーバーの画面読み上げのレスポンスがかなりおそい。いろいろやってみて、イヤホンをいったんはずして再度取り付けたらもとにもどった、ような気がする。結局原因はわからずじまい。
時間がきたので、スタッフがよびにきてくれて、手引きをうけて入場。入場口のすぐ右に当日券売り場があった。こんなところに売り場があるなんて知らなかった。そこで当日券6000円を購入。3階席の9列41番。当t実健は売り切れるかなとおもったらだいぶ余裕があった。3階席はたしか15列ぐらいまであるので、9列以降は空席だったかも?キキャパの半分の客入れで、供給がすくないのに、その数よりも需要がさらに少ないのね。うーん、まだコロナの心理的影響が大きいね。東京、大阪は、たしかに増えているのでこわいけど、札幌とか広島とか大丈夫じゃないかな?今回のソロカバーズは、ほかのアーティストの曲をうたっているので、コンサートをDVD化するとなると、その地著作権資料量とか払わないといけないので、たぶんDVD科はされないだろうな。このいままでにないソロ、カバー、バラードのコンサートはきっとあとにもさきにもないので、ぜひ見ておくべき。
コロナ追跡システムでメルアドと座席番号を登録して、やはりおりかえし確認メールは私のiPhoneにはとどかない。登録完了画面をみせて入場。
1時間20分のコンサートはほんとあっというま。誰が何を宇歌うんだろうというワクワク感がずっとあっていいね。Aチームが披露した楽曲は、3分の1ぐらいは私の知らない曲だった。私よりももうすこし上の50代ぐらいの人がどんぴしゃかな。
デスペア的ハロコン大阪カバーズバラド Aチームのポイント
1、段原瑠々は段原先生
大阪ハロコンAチームの歌う順番のみどころは、Juice=Juiceに入ったばかりの元こぶしファクトリーの井上玲音、そして3年前にJuice=Juice初の追加新メンバーとして加入した段原瑠々。同じ年の19歳。
年齢以外にも、二人はよくにている、井上玲音は東京出身で、つんくプロデュースのアイドル研修生ナイスガールトレーニーで下積み、聞くところによるとミカン箱の上で、商店街のかたすみでパフォーマンスもしたことがあるとのこと。このナイスガールはつんくがハロプロに対抗してか、つんくの会社が運営していたアイドルグループ。そんな、ナイスガールトレーニーの井上は、つんくが生体摘出手術をうけて、つんくの会社の縮小せざるをえなくなり、ナイスガールも解散。ナイスガールトレーニーも活動休止、それをすくいあげたのがハロプロ、ナイスガールトレーニーの一部のメンバーを選抜して、ハロプロ研修生に横滑り加入。
一方、段原瑠々は、広島出身、元モーニング娘。の鞘師里保とと同じ広島アクターズスクールというところで歌ダンスのレッスン。そして、少額5年でハロプロ研修生に加入。
そこから、井上玲音は、すぐにこぶしファクトリーとしてメジャーデビュー、一方、段原瑠々は、4年ぐらい下積みをへて、ようやくJuice=Juiceの追加メンバーとしてデビュー。どちらも苦労人、そしてどちらも歌でここまでのしあがってきた二人。
この二人が、どういうわけか、現在Juice=Juiceに所属している。その二人が、続けて歌を披露するのが、今回の大阪Aチームセットリスト。
ここが一番の見どころ聴きどころ。事前に二人が何を歌うかは、私は知らないい状態でいったので、なにを歌うのかというワクワク感もあいまって、たのしみ。1日3公演目だったので、私もすこし睡魔がおそってきて、Aチームの前半はちょっとうとうととしてしまった。でもこの二人の出番が近づくにつれて、目がさえてきた。
まずは、井上玲音、中島みゆきの意図を歌う。中島みゆきといえば時代ぐらいしかおもいうかばない。山田洋二監督のダウンタウンヒーローズの挿入歌の時代はいいよね。最近は時代ではなく、この糸が中島みゆきの代表作、よくほかの歌手にうたわれるようになった。4年ぐらい前か、ポッシボー、チャオベラのはしもんがソロでアコーステッィクにこの糸を歌っていて、いい曲だなとおもったのが私の意図をはじめて聞いた日。
井上玲音の歌う糸は、はしもんのねっとり感もなく、中島みゆきのどこか歌声にふるえるような厳しさがあるような歌い方でもなく、井上の、やさしい歌声が生きていた。
井上といえば、ガナリ歌唱、声をしゃがれて、はりあげる歌い方がよくアクセントとしてつかわれるけども、そのがなりがまったくなかった。なんか空気のような、客席をつつみこむような歌声だった。さすがだな。さすがJuice=Juiceの絶対的エース宮本佳林の卒業とひきかえにJuice=Juiceに加入するだけのことはある。
さて、こうなると、段原は何をどう歌うのか。すごいテクニカルな、段原の歌唱テクニック、声量をすべてつかいきるような難しい曲を歌うんだろうな。私はよくしらないけど、ヨネツゲンシのレモンとかよさそうだな。
そうおもいながら、段原の歌う曲のイントロがながれる。なつかしいメロディーのイントロ。
びっくり、なんと坂本九の見上げてごらん夜の星を。
なぜかくやしくなった、段原はもっと難しい曲を歌えるのになぜこの曲なの?これじゃ段原の歌のうまさが全然伝わらないじゃないか!!すこし涙がでそうになる。
そんな私は、数分後、逆に、段原の歌にひきこまれて、涙がとまらなかった。
段原の歌声は、声をはりあげなくても、戦い音、大きな歌声がだせるところがすごい。その点先輩の鞘師里保は、どうしても高い声、大きな声をだそうとすると、かかなきり越えというか、のどをしぼりきって歌っていた。あれが、さやしのストイックさをよくだしていたのかもしれないけど、どこか声が繊細過ぎた。
その点、段原はすごい。すこし空気がぬけたような歌声で、低温から高音まで、裏声などつかわずにすーっと声がだせる。そして息のはきだしで歌を歌えるハロプロ唯一の歌唱法。すごいね。最近のはやり女性歌手はあえて小さな声でウイスパーボイスで息を抜きながら歌う。段原は、そんなウイスパー声ではない、それなのに息をぬくような歌い方ができる。すごいね。これで歌の表現力がぐんと広がる。Juice=Juiceのエース宮本佳林とは真逆な歌い方。すごいね。
そんな段原の歌い方は、私のイメージをかきたてる、心をゆさぶってくる。最後のほうなんか、目の見えない私の眼には、全日空の飛行機にのった坂本九が、笑顔でこっちを見ている映像がビビッドにうかんできたもんね。それで涙がでてきた。星がキラキラと輝く夜の空を飛行機にのって笑顔の坂本九。涙がでてきたね。
この曲は、Cメロでいったんなぜか、転調して、ちょっとこわい局長になる、こわいというかなんか暗い曲調になる。そこは本家坂本九のほうがこわく歌えていて、段原はまいるどにうたっていた。だんばらりゅ。
実によかった、こういった単純な歌でも段原は思う存分自分の歌唱力をみせつけてくるね。すばらしかった。
段原なら、公演のブランコにすわって、いのち短し恋せよ乙女ーって口ずさんだとしても、すっごくうまく歌えるんだろうな。
井上玲音と段原瑠々、宮本佳林がいなくなってもJuice=Juiceは歌の面ではだいじょぶそうだね。ただだからといって佳林ほどの集客があるかどうかはまだわからないけどね。
2、船木結はやっぱり行ってしまうのね。
7年前の研修生発表会でまだ小学生だった船木結は、特技としていきなり般若心境を唱えだした。まるで客席の客をきよめるかのようなお経。あれはおもしろかったね。
そんな舟木も18歳。卒業することがきまっている。室田の突然の卒業はぴょう、そしてコロナのため、何度も卒業が延期になっている舟木。宙ぶらりんの舟木。
かといって、パフォーマンスとかが中途半端なわけじゃない、心ここにあらずというのでもない。逆にここにきて、舟木らしさがどんどん出ている。ハスキーな声の舟木、最近は高いきれいな歌声もだせるようnなっている。でもやっぱり舟木の魅力はあのちょっとかすれた声。そして大阪出身。
そんな舟木が歌ったのが、大阪で生まれた女やさかい。こてこての大阪の歌。やしきたかじんとか、上田正樹、河島英五のあの世界観。決して、大学生とか若い女性はきかない曲。そんな大阪で生まれた女を歌う舟木。
すばらしかった。歌の主人公のちょっとやさぐれた女性を舟木のはすきーな声がよくあっていた。悩みとかくやしさがよく歌声に出ていた。1番n歌詞は、やっぱ私大阪の女屋咲樹東京にはいかれへんといい、そして2番では、大阪の女やから、東京にいくわと決意。1番だけ聞いて、そうだよ舟木はアンジュルムにのこるべきだよ、卒業なんか撤回してしまいなよと思う私。
でも2番も歌う舟木。やっぱり旅立ってしまうのね。舟木が舟木ファン、アンウジュルムファンに贈るわかれの歌だった。実にせつなかった。じつによかった。今の舟木が歌うからこそすばらしかった。
3、モーニングぐ娘。のリーダーとサブリーダー
今回のトップバッターはモーニング娘。のリーダー譜久村聖。私の聞いたことのない曲を歌う。これがもしかしてレモンなのか?
出だしから、かぼそいないているるかのような歌い方。感情がはいっている。こんな歌い方もできるのね。平井堅の歌だった。
MCの中島早貴にいわせると、昨日の大阪初日のAチーム公演よりも、さらによくなっていてびっくりしたとのこと。メンバーはいろいろ試行錯誤しながら、すこしずつ変化を加えながら今回のハロコンツアーをまわるのね。こういった変化を見つけるのもハロコンに何回も入るたのしみだね。昨日のCチームの佳林のオリビアを聞きながら、今日の佳林のオリビアを聞きながら、さらに安定していたね。佳林は、音がのびて最後しめるときに、なぜか音がはずれているような歌い方をする。こっちはすこしドキドキしてしまう。あれはわざとなのかどうかわからない。普通に、ドーミーソーという音階を歌えばいいのに、なぜか佳林はドーミーファシャープソファしゃーぷと音がすこしはずれる。でも今日の佳林のオリビアはそれがなかった。この佳林のブレはなんだろう?そこがやみつきになるポイントなのかもしれないね。
娘。のサブリーダーのいしだあゆみ。石田もとても有名で、だれもがカラオケで歌えるなごり雪を歌う。これはシンプルすぎて石田のよさがでないなと思いながら聞く私。ソロフェスのように、ひとりミュージカル的に男役の声を使って歌うのかなと期待するも、それはなし、ストレートに歌う。
平易本だなとおもっていたところ、2番。電車にのりこみ、さよならと口ずさむ君の顔を見るのがこわくて目をそらしたの歌詞で、石田の声が泣いていた。声がすこし震えていた。その瞬間、雪がふるホームの映像が私にうかんできた。涙が出てきた。
もーにんぐむすめのEDM楽曲、フォーメーションダンス楽曲ではきけない二人の歌声だった。よかった。
A、B、Cチームすべて見て、おもったのは、ほんとハロプロメンバーは勉強熱心、レッスン熱心。みんななんどもお手本の曲を着て、音源を聞いて、歌い方をよく研究している。すごいね。各自自主練習だけでここまでのクオリティーってのはさすがハロプロだね。
今回のハロコンで一番目立っていたのはだれかと聞かれると、岡村美波と答える私。小田さくらは別次元なんです私だけと小田がいっていたけど、いやいや岡村も別次元です。今回の52曲、どんな曲を岡村美波が歌ったとしても、すべては岡村美波の色にびたびたに染まってしまう。これはすごい。これはすごい。ミーミこと岡村美波から目が話せられない。あのまっすぐさがいとおしい。
ハロコン2020サマー カバーズ ザバラッド Aチーム セットリスト
MC中島早貴
OP 365日の神飛行機 全員 出だしソロパートは譜久村聖、後半ソロパートは船木結
【Aチーム】
1.譜久村 聖 フクムラミズキ 僕は君に恋をする (平井堅) 声がふるえているような感情がこもった歌い方、こんな歌い方をフクちゃんもできるとはびっくり。
2.松永 里愛 ただ泣きたくなるの (中山美穂) はじめて聞いた曲。
3.船木 結ムスブ 大阪で生まれた女 (BORO) 舟木の声質と大阪娘。感にどんぴしゃだった
4.羽賀 朱音アカネ もしもピアノが弾けたなら (西田敏行) いい歌。
5.川村 文乃アヤノ 未来へ (Kiroro) いい歌。
6.新沼 希空キソラ 会いたくて 会いたくて (西野カナ) しゃべる声とちがっ歌声でしっかり大人女性ボーカルで歌うキソラ。
7.加賀 楓 楓 (スピッツ) はじめて聞いた曲。加賀楓の声がスクリーンのようにこちらにせまってくる感じがした。くりかえされるサビのロングブレスがよかった。これが加賀なのね。
8.高瀬 くるみ Time goes by (Every Little Thing) オリジナルは無機質に歌うのだけども高瀬は感情をいれようとしていた。
9.西田 汐里シオリ PRIDE (今井美樹) 西田の歌声にあう曲は都営大江戸線の六本木駅しかないのかな?
10.秋山 眞緒マオ 春なのに (柏原芳恵) とっても大人っぽいメロだとおもったけど、これって18歳ぐらいの歌なのね。
11.石田 亜佑美 なごり雪 (イルカ) 2ばんの涙声になる石田。もらい泣き。心が震えた。
12.江口 紗耶 Lemon (米津玄師) これがレモンか最後の落ちサビリフレインの今でもあなたは私の光っていうフレーズがインパクトあるね。
13.井上 玲音レイ 糸 (中島みゆき) 中島みゆきのつきさすかんじの歌声はなく実にまろやかに歌う井上
14.段原 瑠々 見上げてごらん夜の星を (坂本九) 段原にこの歌はものたりない、役不足かとおもってすこし悲しくなる私。でも涙があふれてくる。飛行機にのった坂本九が星空輝く空を飛んでいるような幻想が見えた。
15.小片 リサ 明日への手紙 (手嶌葵) 井上、段原、緒方の流れはよかった。
16.小林 萌花ほのか 私はピアノ (サザンオールスターズ) はじめて聞いた曲。なんていうか、歌にわかわかしさがなかった。
17.岡村 ほまれ M (PRINCESS PRINCESS) この声質だとバラードってむずかしいね。そその中でも明るいほうのバラードだけど、ちょっと歌わされている感があった。
本編1時間20分
今回のセットリストは初めて聞く曲がおおかった。私もまだまだだな。
帰り道、よぼよぼ歩いていると、親切な人に声をかけてもらう。ソーシャルディスタンスということで、声だけで誘導してもらった。その誘導の途中、聞いてみて。さっきのAチームの365日の紙飛行機の出出だしソロは譜久村聖だとわかったんですけど、2番のソロパートはだれですか?高い声の子、新沼希空かなとおもったんですけど、するとその人は、えーーと、あそうそう、あれは舟木です。
そういうことなのね。
全員局でのソロパート
Aチームでは譜久村聖と船木結
Bチームでは金澤朋子と佐藤優樹
Cチーム7では竹内朱莉と宮本佳林
この選抜基準は何だろうと考えた私。そうか舟木ということでわかった。1番の出だしは、各グループのリーダー、そして2番のソロパート、舟木と佳林は、今回のハロコンがラストハロコンになる二人なのね。そういうことか。
でもまてよ、だとすると、残り一人佐藤優樹も卒業なのか?なぜここに佐藤がいるのか、現在のハロプロで人気ナンバーワンだから事務所が歌わせようとしたのかな?そんあことはしない事務所なんだけどな。謎だね。