獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

大阪門真ルミエールホール、大阪中の島リーガロイヤルホテル、グランキューブ大阪 の点字ブロックルート調査をした。

2020-09-12 22:54:06 | 網膜色素変性症と私
なくなるのはさみしい

今日は土曜日、久しぶりの点字ブロックルート調査。略して点ブロ調査。ガイドヘルパーさんに手引きされて朝から夕方までの調査。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者の私。ロードカウンターという距離をはかるメモリを見る必要があるので、一人では調査できないね。

今日調査したのは、大阪門真市のルミエールホールという文化会館、コンサート会場。それと門真私立図書館、門真市駅の乗り換えとまくどなるど。午前中はこの4ルートを調査。

ルミエールホールを調査したのは2年前、そのルート確認。改修工事がおこなわれてこの4月ごろにおリニューアルオープウしたということで確認。11月の第3土曜日には大阪府の高校生演劇発表会が予定されている。この演劇発表会は、大阪府内の学校の演劇部が演劇を披露。しかも、リアルタイムで高校生たちが視覚障害者の人のために、音声ガイド、音声解説をつけてくれる。舞台上で、どんな人が登場してきたのか、どんな動きをしているのか、適度に解説してくれる。

こういった視覚障害者のための音声ガイドつき演劇、お芝居というのは数少ない。大阪だと、兵庫県のピッコロ劇団が年に1度か2度、音声ガイドつきのミュージカルをやってくえる。それと、この高校生演劇発表会、正確には高校生演劇研究会。年にたった2度しかない視覚障害者のための演劇音声ガイド。
演劇は、どうしてもセリフがないたんなる動きのシーンが意外と多い。いつのまにか部ステージが暗転して、場面がかわっていたり、いつのまにか登場人物が舞台上からいなくなっていたりする。ミュージカルだと、歌で場面転換とか登場人物の気持ちとかが、ストレートプレのお芝居よりかはわかりやすいけども、でもやっぱり目の見えない人にとっては生で劇場で、舞台を見るというのは、なかなか難しい。それを、すこしでも視覚障害者がわかるように音声解説をしてくれるのが、ピッコロ劇団と大阪府高校演劇研究会。

高校演劇発表会は毎年11月の第3土曜日に行われることがきまっている。大阪の箕面市立メイプルホールと門真市のルミエールホールで1年おきに開催される。今年2020年は門真ルミエールホールでの開催。

そのために、点字ブロックルート調査。京阪電車の古川橋駅の改札をでて、点字ブロックが、きれいに、ルミエールホールまでのびている。3つ横断歩道があるけども、2つは小さい横断歩道で、点字ブロックや音響式信号機はないけど、残るひとつはちゃんと音響式信号機がついている。視覚障害者でも改札からなれれば5分ほどでたたどりつける距離にあるルミエールホール。
途中、ロッテリア、ドトール、ミスタードーナッツ、宮本むなし、ココイチ、大阪王将、そじ坊、ファミリーマートがあってとっても便利。ハロプロのコンサートもぜひやってほしいね。

点字ブロックもルミエールホールのロビーで不敷設がすこしかわっていた。点字案内板があたらしく設置されていて、そこにつながる点ブロが敷設されていた。うれしいね。ルミエールホールロビーにある喫茶ってんの平日ランチ980円、サラダ、パン食べ放題もかわりなしだった。今は、ペイペイキャンペーンで、20パーセントペイペイボーナスがつくよう。これはお得だね。

ロビーには以前にはなかった、たくさんの折り鶴、千羽鶴がいたるところに、つるされていたり、ゆかにならべられていた。ガイドヘルパーさんによるとルミエールの入り口のところににも広島のサダコの像のところにあるような千羽鶴がたくさんつるされているとのこと。なんだろう?平和祈願かな?コロナ退散祈願かな?12万羽の折り鶴キャンペーンをルミエールがやっているよう。いまいちなんの糸化はよくわからなかったけど、Juice=Juiceの新メンバー工藤由愛クドウユメは、ひまさえあれば折り紙でいろいろ作っているので、こんなにたくさんの折り鶴をみたらきっと喜ぶんだろうな。残念ながらタコの折り鶴はなかったけどね。

ロビーを通って、点字ブロックは事務所までつながっている。そこであいさつをして、確認。11月の高校生演劇は今年もこの会場で開催されるんですか?

するとスタッフは、

今年は中止です。

えっ!!!中止なの?たしかに今年は高校生のいわゆるソウタイ、総合体育大会とか、甲子園とか、音楽コンクールとかいろいろな大会、発表会はすべて中止だとマスコミはいっていた。高校生演劇発表会も中止なのね。延期でもないようで、中止のよう。

がっかり。私以上に、日々練習をしてきた高校生演劇部員はくやしいだろうな。

コロナのこともよううやくわかってきて、致死率とかも高齢者は高いけど、若い人はたとえ感染しても重い症状がでたりなくなったりすることはほとんどないよう。それがわかっていれば、高校生の甲子園とか、演劇発表会とかやらせてあげればよかったね。

ということで、音声ガイドつきの高校生演劇発表会は来年までもちこしだね。

さみしくなって、こんなときはおいしいものをたべようと。駅前までもどって、そじ坊へ。杵屋グループ。昼時は結構お客がはいっていた。以前とおなじようなにぎわい。カレー南蛮そばと、かつどんたまごとじなしを注文。杵屋の株主優待食事券で支払う。杵屋の株主優待は大丈夫かな?ガストすかいらーくは半額になってしまったけどね株主優待食事券。

そのあと、電車にのって門真市駅にいき、門真市立図書館の点字ブロックルートを調査。どちらも点字ブロックが駅の改札からのびていてうれしいね。。ここの対面朗読室は1つしかないけけど、防音設備がちゃんとしているようで、対面朗読室の入り口は重たい鉄の扉だった。今はコロナの影響で対面朗読室での対面朗読ややっていないよう。広い会議室でやっているとのこと。今後はズームなどのオンライン対面朗読を検討していきたいといっていた。たのしみだね。

時間があったので、京阪電車、中之島線で中之島駅へ。昔はなかった駅。この駅ができたことにより、リーガロイヤルホテルとその隣のグランキューブ大阪国際会議場へのアクセスがよくなたtね。どちらも中之島駅かの改札から点字ブロックがつながっていた。この2つの点ブロ調査。

グランキューブは、15年ぐらい前までは、ハロプロもコンサートをしていた、なっちや、あやや、後藤真希のソロコンサートはよくここでやっていた。でもいつの間にかここではハロプロのコンサートはしなくなった。これはおそらく会場側がハロプロをデイ入り禁止にしたんだとおもう。

グランキューブのコンサート会場は、ビルの一番上の階にある。そのため、ハロプロのコンサートのように客がジャンプしたりするとコンサート会場がゆれるだけでなく、ビル全体がゆれる。まるで自信のようなゆれがする。私もはじめていったときはこわかったね。ジャンプ禁止ていくらスタッフが客に注意しても、ハロプロファンはジャンプをしてしまうん。15年前の話。それでおそらくハロプロは使用禁止になったと思う。

今のハロプロは完全ジャンプ禁止にしたので、もしかしたら今ならグランキューブでもコンサート開けるかもね。

そんなグランキューブ、今日は中高生ぐらいの子が親御さんとたくさんきていた。なんだろうと思ったら、大阪市立学校展。私立学校の入試説明会かな?

リーガロイヤルホテルは高級うホテルのようで、ホテル入り口のタクシーがとまるところにはベルボーイがちゃんといて、荷物をはこんだりしていた。ただ、そのためか、点字ブロックは、入り口自動ドアの手前10メートルほどでとぎれていた。ちゃんと自動ドアまでつなげてほしいな。スタッフに聞くと、ベルボーイが気付くので、あそこまでしか敷設してないんだと思いますとのこと。

ベルボーイは何時までいるんですか?と聞いてみると。22時までとのこと。22時以降にチェックインするひとり市視覚障害者もいるだろうに。ぜひ、自動ドアまで点ブロをのばしてくれるか、あるいは点字ブロックのおわりのところに、呼び出しボタンをつけてほしいな。なお、ルミエールホールはあらたに点字案内板と呼び出しインターホンが設置してあった。

6時間の点ブロ調査をおえて、梅田へ。中の島のリーガロイヤルから梅田まで無料のシャトルバスが15分おきに発射する。これをつかわせてもらった。乗客は、私たちのほかに、結婚式披露宴帰りの6ひとぐらいの青年。結婚披露宴とかも徐々に開催されつつあるのね。

5分ほどで、JR大阪駅高架下のバス停に到着。すぐ近くには、モンベル。せっかくなのでモンベルによってみみようと。横断歩道をわたって、いってみる。
するとびっくり。モンベルの店がフェンスでかこまれている。8月31日をもって閉店とのこと。

秋物の服、白いキャップを買おうとおもったのに残念。

なくなるtのはさみしいね。

でもルミエールホールが改修工事をへて、点字案内板とインターホンがついたように、リニューアルオープンされるのかな?それに期待。

梅田でガイドヘルパーさんと別れて、自宅へ。

自宅の最寄り駅のホームにおりたって、階段をおおりて、改札へ。なれたホーム、なれたくだり階段。。
階段を4歩ほどおりたときに、うしろから、若い女性の声。高校生ぐらいの若い声、まだ声の低温部分がない、うすい若い声。ビヨンズの西田汐里のような声。

くだり階段ですけど、大丈夫ですか?

はい、大丈夫です。ありがとうございます。

きっとこの女子高生は、ホームにおりたった私を見つけて、電車あkからおりて、すこし立ち止まって、電車が発車するのを待って、あるきはじめる私をみて、気になって、そして、くだり階段をおりはじめた私に、声をかけてくれたんだろうな。

やさしいね。

階段をおりはじめる前とか、ホームで声をかけてもらうことはよくあるけど、くだり階段をおれいている、その時に、うしろから声をかけてもらったのははじめて。

なんか、その声をかけるタイミングが実にういういしいね。
二人組の女子高生、一人がよぼよぼ歩きの白杖の中年男性に気づく。なんか動きがへん。
ついこの間も、ホームから視覚障害者が転落してなくなったというニュース。

ハッと、思う。どうしよう。

よし、声をかけてみよう。

うれしいね。正直、階段をまさにおりている途中に、うしろから声をかけられると、なんだろうとおもって、たちどまるべきか、でもほかの客がうしろからおりてきたらあぶないし、いろいろ考えて踏み外す危険もある。

そこは、ハロプロコンサート遠征で日本全国38都道府県を白杖一本ひとりで遠征している私。うしろから声をかけられてもバランスをくずすことなく、おりるステップのリズムも変えることなく、うまく女子高生に受け答えできた。大丈夫です。ありがおつございます。

私の経験からいうと、ひとりでで道をあるいていて、声をかけてくれるのは8割が女性。これは不思議。おそらく通行人の男女比はほぼおなじなのに、声をかけてくれるのは女性がほとんど。

なぜ女性が多いのか、ジェンダーの視点で、和田彩花に開設してほしいな。不思議。もしかして、私は相当のイケメンなのかな?(笑い)





コメント
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