獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

第3次同行援護裁判 視覚障碍者のお見合い合宿の自由編 第2回弁論準備手続き@電話会議システム に参加した。

2020-09-24 18:15:32 | 同行援護支給決定 不服申し立てプロジェク
電話でデート

先日9月20日日曜b、FM大阪で19時から放送された、松田聖子デビュー40s周年特番、ゲスト宮本佳林。その番組の中で、佳林がおすすめしていたのが、松田聖子のこの曲、電話でデート。

いまも、この番組は、ラジコで聞けるのでぜひきいてみてね。9月27日まで

SEIKO MATSUDA 40th Anniversary WE LOVE SEIKO!! | FM大阪 | 2020/09/20/日 | 19:00-19:55
http://radiko.jp/share/?t=20200920190000&sid=FMO

電話でデートではないけども、電話で裁判の私。午後から会社を休んで、家にもどって電話で裁判。第3次同行援護裁判。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障碍者の私。目が見えなくてもガイドヘルパーさんの手引きを受けて旅行に行きたい。ただそれだけ。

月50時間のガイドヘルパー利用時間を年600時間支給として、使わなかった分をまとめて旅行につかいたい。人間の外出って、月によって変動があって、旅行に行く月はそりゃ時間もおおくいるよねってこと。

今日で第3次t同行援護裁判の第2回弁論準備手続き。裁判所の電話会議システムのある会議室に裁判官、書記官、被告弁護し、役所の3人がああつまって、そこに1台、マイクスピーカ^があるよう。
こちらは自宅でひとり、裁判官の声はよく聞こえるけども、被告弁護士や、職員の声はあまりよく聞けない。ひとつしかマイクがないのね。そこはもっと改善すべきだな。せめて集音マイクとかかえばいいのにね。

電話回線なので、音がズームとかとくらべてちょっと雑音が多い。前回そのため、裁判長が、弁論準備手続きとはどういうものか懇切丁寧に説明してくれたけけども、半分ぐらいしか聞き取れなかった。
それを踏まえて、今日は、私の携帯電話、らくらくガラホ、F01Mにブルートゥースイヤホンを両耳につけて、それで向こうの声を聴く。らくらくガラホは、ブルートゥース接続ができるのね。便利。
このおかげで、前回よりはよく聞こえた。

よく聞こえたけども、裁判長が、私に質問しているのか、被告に質問しているのかはわからないね。現場だと声の方向とかでわかるけども、電話会議だとわからないね。そんなときは、裁判長がだれにはなしているのかいってくれないとね。

さて、今回の弁論準備手続きは、被告が提出してきた証拠の吟味、私が疑問に思う点を何度か、問いただして、次回の期日までに被告が答えるということになった。裁判長をつうじてて被告にそすしてもらうことにした。これを級釈明というらしい。被告に釈明させるように、裁判長に求めるという制度らしい。これは行政裁判にだけあるのかな?

デスペア的同行援護裁判、行政裁判の全盲本人訴訟のポイント

1、データでもらおう

被告はたくさんの紙の証拠をだしてくる。制度の説明とかいろいろ。紙だと私は読めないので、データでもらうようにお願いした。裁判長もできるのならデータで提供してあげてくださいとのこと。

それで、データのあるものはデータで被告も提出してくれた。ありがたいね。
といっても、被告が提出した証拠の4分の1ぐらいかな。

2、蛍光ペンでのマーキング

被告の提出した証拠の書面はなにかの制度の解説や、なにかの文書の引用もある。そして被告は、裁判長にここを読んでもらいたいという部分に、蛍光マーカーをひいいている。

この傾向マーカーは、私が紙の資料をスキャンしてOCRで文字認識しても、認識できないやっかいなもの。
なぜこんな傾向マーカーをひくのか、引く必要はないのではないか、そういうことを前回の弁論準備手続きで言ったら、
裁判長が、被告に、蛍光マーカーの部分を証拠説明書で書き加えて、原告にわかるようにしてあげてくださいとのこと。
そのおかげで、どこに蛍光マーカーがひいてあるのかわかった。傾向マーカーをひいてある部分を、被告がが証拠説明書に記載してくれた、証拠説明書はワードでくれたので、私でもひとりで蛍光マーカーがぬってある部分を認識でいきた。

これは正解だね、どこを被告が裁判長によんでほしいのか、ポイントがしぼられているので、こちらとしては、そこにポイントをしぼって、反論すればいいのね。

ということで、蛍光マーカーを被告側にワードで打ち直してもらうのは大切だね。

3、決裁文書

裁判所はどうしても、役所が提出する公文書について、判決の基礎にしたがる。そりゃ役所はしっかりしているから、ある程度の信頼してもいいけども、なぜ役所のつくった文書が公文書として書庫力がたかいかというと、

ちゃんと内部的に、決済をへているから。いろいろな職員のチェックがはいって、最終的に、その文書を公文書たらしめている決裁。

裁判所は、安易に、公文書だからすぐにこれはただしいものだとみとめるんじゃなくて 、必ず、決済がちゃんとされてちゃんと適正に作成され保管されている文書かどうか、注意してくださいと、私は言った。

これ大事ね。

次回は11月に同じく電話による弁論準備手続きがある。

これと並行して、大阪府には同行援護の不服審査請求もやっているし、大変だなー。

ただ、たすかるのは。裁判所や役所がやることなので、時間がとってもルーズ。ルーズというのは、やけに感覚があくということ。2か月先、不服審査請求だと3か月たってもなんのアクションもないことあるもんね。やけにのんびりしてる。まぁこっちものんびりできるからいいけどね。





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