季節もの
もう春。大阪も桜がほぼ満開なのかな?気温もちょうどいいし、部屋の暖房もいれなくてすむので、この時期が一番電気代安くてたすかる。4000円ぐらいかな?
そんな気候のいい夕方、会社帰りに近所のスーパーへ。いつものスーパー。入口はいってすぐのところにサービスカウンターがあるので、そこに声をけて、店員さんに商品をとってきてもらう。いつもの、きゃべつ、きゅうり、赤パプリカ、食パン、ビヒダスヨーグルト。あと、先日対面朗読のボランティアさんにチラシも読み上げてもらったので、広告の品の厚切りカットバームクーヘン、厚切りポテトチップも購入。いつもより3割引きぐらいでとってもお得。ありがたい。
スーパーの通路のはしっこに立って、店員さんが商品をもってきてもらうのを待つ。3分程度。
私の、近くには、果物がおいてあるよう。小さな2歳ぐらいの男の子の、うれしそうな声。
いちご、いちご!いちご食べたい、いちご食べたい
いちごを見つけたこども。お母さんをおいて、ひとりで、いちごの棚にこどもまっしぐら。男なのに、いちごが好きなのね、いちごといえば、どうしても女の子のイメージだけど、それはジェンダーバイアス。そんなバイアスのない小さなこども。いとおしいね。
うれしそうなこども。それに対してママ。
いちご買わない。いちご買わない。こっちのブドウにしよ!ブドウこっち。
でも、こどもはイチゴにとりつかれている。
イチゴ、イチゴ、イチゴ、食べたい、イチゴ食べたい。
それにかぶせるように、ママ
いちご、買わない。イチゴ買わない。そんなわがまま、言うんなら、もうお買い物おしまい。
いちご、いちご、いちご、いちご食べたい
ここまで、こどもに愛されるいちごがううらやましい。アイドルコンサートでも、これほどまでに好きなメンバーの名前を呼ぶ、大声で、そして、泣きながら叫ぶ人はいない。
しまいには、その子供は地団駄を踏む。ダダダダダー。
だれに教えてもらったでもないのに、地団駄を踏むこども。
だきかかえられて、スーパーの入り口をでていくママ。外で、なだめる、いちごは買わないの、いちごはかわないの。
そして、今度は、だっこしたまま、スーパーに突入するママ。いちごの棚の前をすこし早足でとおりすぎていく。その間、ずっと、ちいさなこどもは、泣いていた。
いちご、いちご、いちごが食べたい!!いちごーーーー。
涙が出てきた私。あほの子のいとおしさ。おっちゃんがいくらでもイチゴ買ったるから、泣くのはおよしなさい、そういってあげたくなった。でも、そういえない私。
この涙はなんだろう、あのこどもがかわいそう、なんて冷酷なママなんだ、そういうくやしさでもない、なんていうか、生命の輝きというか、そこに毅然とある強い意志。実にいとおしい。かわいらしいね。
このこどもに、イチゴを狩ってあげたとしても、2個、3個たべて、もうおなかいっぱい、いらない!いちごもういらない!!って叫ぶんだろうな。こっちがせっかく買ってあげたのに、なんだよ、もっとお食べよ。でも絶対食べないこども。ゆるぎない強い意思。その強い意思にあこがれてるんだろうな。
わたしも強い意思をもちたいね。
そんなことを感じた、大阪春のスーパー。いちごの季節。
さて、家にまだすこしある、コーヒーを飲まなくちゃ。もう夏がくる。そうすると、私は家ではまったくホットコーヒー、ドリップコーヒーはのまないのよね。イチゴも、ホットコーヒーも、地団駄こどもも、季節ものだね。
Juice=Juice『地団駄ダンス』(Juice=Juice[Jidanda Dance])(Promotion Edit)
検証動画 全盲視覚障害者は1人でドリップコーヒーをいれられないらしい
もう春。大阪も桜がほぼ満開なのかな?気温もちょうどいいし、部屋の暖房もいれなくてすむので、この時期が一番電気代安くてたすかる。4000円ぐらいかな?
そんな気候のいい夕方、会社帰りに近所のスーパーへ。いつものスーパー。入口はいってすぐのところにサービスカウンターがあるので、そこに声をけて、店員さんに商品をとってきてもらう。いつもの、きゃべつ、きゅうり、赤パプリカ、食パン、ビヒダスヨーグルト。あと、先日対面朗読のボランティアさんにチラシも読み上げてもらったので、広告の品の厚切りカットバームクーヘン、厚切りポテトチップも購入。いつもより3割引きぐらいでとってもお得。ありがたい。
スーパーの通路のはしっこに立って、店員さんが商品をもってきてもらうのを待つ。3分程度。
私の、近くには、果物がおいてあるよう。小さな2歳ぐらいの男の子の、うれしそうな声。
いちご、いちご!いちご食べたい、いちご食べたい
いちごを見つけたこども。お母さんをおいて、ひとりで、いちごの棚にこどもまっしぐら。男なのに、いちごが好きなのね、いちごといえば、どうしても女の子のイメージだけど、それはジェンダーバイアス。そんなバイアスのない小さなこども。いとおしいね。
うれしそうなこども。それに対してママ。
いちご買わない。いちご買わない。こっちのブドウにしよ!ブドウこっち。
でも、こどもはイチゴにとりつかれている。
イチゴ、イチゴ、イチゴ、食べたい、イチゴ食べたい。
それにかぶせるように、ママ
いちご、買わない。イチゴ買わない。そんなわがまま、言うんなら、もうお買い物おしまい。
いちご、いちご、いちご、いちご食べたい
ここまで、こどもに愛されるいちごがううらやましい。アイドルコンサートでも、これほどまでに好きなメンバーの名前を呼ぶ、大声で、そして、泣きながら叫ぶ人はいない。
しまいには、その子供は地団駄を踏む。ダダダダダー。
だれに教えてもらったでもないのに、地団駄を踏むこども。
だきかかえられて、スーパーの入り口をでていくママ。外で、なだめる、いちごは買わないの、いちごはかわないの。
そして、今度は、だっこしたまま、スーパーに突入するママ。いちごの棚の前をすこし早足でとおりすぎていく。その間、ずっと、ちいさなこどもは、泣いていた。
いちご、いちご、いちごが食べたい!!いちごーーーー。
涙が出てきた私。あほの子のいとおしさ。おっちゃんがいくらでもイチゴ買ったるから、泣くのはおよしなさい、そういってあげたくなった。でも、そういえない私。
この涙はなんだろう、あのこどもがかわいそう、なんて冷酷なママなんだ、そういうくやしさでもない、なんていうか、生命の輝きというか、そこに毅然とある強い意志。実にいとおしい。かわいらしいね。
このこどもに、イチゴを狩ってあげたとしても、2個、3個たべて、もうおなかいっぱい、いらない!いちごもういらない!!って叫ぶんだろうな。こっちがせっかく買ってあげたのに、なんだよ、もっとお食べよ。でも絶対食べないこども。ゆるぎない強い意思。その強い意思にあこがれてるんだろうな。
わたしも強い意思をもちたいね。
そんなことを感じた、大阪春のスーパー。いちごの季節。
さて、家にまだすこしある、コーヒーを飲まなくちゃ。もう夏がくる。そうすると、私は家ではまったくホットコーヒー、ドリップコーヒーはのまないのよね。イチゴも、ホットコーヒーも、地団駄こどもも、季節ものだね。
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