獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

バスを降りると・・・・

2006-04-24 18:45:29 | 網膜色素変性症と私
  毎日の通勤。バスの中30分。もてあます時間、そこで、考えた。そうだ、iPodを活用しよう。

  2ヶ月分ほどたまった、ラジオ番組。MBSラジオヤンタン土曜日。モーニング娘。の高橋愛とさんまさんが出演。この番組は毎週パソコンでMP3録音。もう録音し始めて3年。

  このラジオ番組をiPodに転送して、食事中や通勤中に聞く。これが実にいい。まじめな顔しているサラリーマンの乗客達のなかで、iPodを聞く私デスペア。この日常の中の非日常ていうか。公の領域に、私的な嗜好を持ち込む。なんともいえない、優越感と満足感。

  だいたい2日で1番組90分番組を聞ける。これはいい。フルタイムで働きだしてから、ハロプロ関連にかける時間が減少。ブログもDVDもテレビ録画も見られない。

  最近は、会社の昼休みで、昼ご飯を食べながら、携帯でインターネットに接続。ハロプロブログを見ている。これも、職場というオフィシャルな場でのニヤニヤ感がたまらない。ほっと一息。

  ただ今日問題発生。バスを降りて、iPodのイヤホンを片づけて、ポケットにしまおうとしたその時。スーツにイヤホンをはさむ、小さな洗濯ばさみみたいなクリップ。灰色のクリップを、路上に落としてしまう。

  しかも、落とした歩道路面が、灰色のコンクリート。灰色のクリップに灰色のコンクリート。しかも小さいクリップ。

  網膜色素変性症な私デスペア。視野が狭い私。小さなクリップを探す探す。腰をかがめて探す。春なのに太陽光がまぶしい屋外の路面、さがすさがす。私の狭い視野では見える範囲が狭いので、落とした場所から、一歩離れて、ちょっと遠目から見る。じっと見て探す探す。見つからない。

  次は、落とした場所にもどって、足を地面にはわせて、クリップが足にあたってくれるのを期待する。なんどか、やってみても、靴にクリップのあたる感触なし。

  始業時間が、近づく。新入社員の私。一番にいって部屋の換気、机ふきなどの雑用をせねばならぬ。あぁ・・・・・でてこいクリップ。灰色のクリップ。

  結局見つからず。

  明日、バスの中、スーツの襟に、洗濯ばさみでイヤホンを挟んでいる人を見ても、笑わないで下さい。それが私です・・・・(笑)


  川v)<しっかり、イヤホンにくくりつけなきゃ ダメジャン!!

  
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Berryz工房 にょきにょきチャンピオン に行った。

2006-04-23 21:49:43 | コンサート舞台
  Berryz工房 やるじゃん!!。

  私のIPodには、ベリーズのリリースされた楽曲の半分ぐらいしか入っていない。その中には、あまりロックな盛り上がり曲はなし、どちかというと、情景描写的な歌(さぼり、昼休み、蝉etc.)が多い。コンサートもあまり盛り上がらないんだろうなぁとの思いこみ。

  Berryz工房コン初参戦の私デスペア。会場内の盛り上がりに驚く。スペシャルジェネレーションでの盛り上がりは知っていたが、他2曲でもかなりのロックでかなりの盛り上がり。

  デスペア的見るポイント。

1,かっちょいい と Berryzフィールド

   この2曲の盛り上がりには驚いた。Berryz工房もこんなロックな持ち歌あるんだと感動。メンバーの客の盛り上げ方もうまい。拳を振り上げて、頭を振る桃子。マイクを客席に向ける徳永。プロだなぁ。℃-uteとかなりの差ができたような。

   ただ、私はどちらも初聞き。合いの手の言葉や入れ方がいまいち分からず。ちょっとおいてけぼり。予習は必須。

2,徳永のえびす顔。
  
   徳永の笑顔がいい。歌とダンスでしんどいはずなのに、いっつも笑顔。(まぁもともと、目が細くて、笑顔顔なんだけどね)。彼女には、娘のガキさんの匂いを感じる。ヲタ好き?なところや、コンサートがとっても大好きな所。
   あと、まーさんの笑顔もかーさんの笑顔みたいでよかった。

3,熊井の赤いランドセル。

   この演出の意図がわからない。川の土手で、段ボールでの草の上そり?楽しそうな熊井。歓声をあげるヲタ。意味がわからない。
   ただ、森高千里のような、ドレス風ミニスカ純白衣装を着てソロで「安心感」を歌う熊井。80年代アイドルのようだった。

4,ありがとう! おともだち

   ラストの曲。「ありがとう!おともだち!!」。なんか涙がでてきた。ごめんね、こんなおおきなおともだちばかりで・・・。っていうのは冗談で、自分の小さい頃のともだちを思い出して、戻れないあの頃を思い出して涙がでてきた。

   徳永が一緒に歌ってねと客に言う。私初聞きの曲だけど、大画面の歌詞を見ながら、歌う。私の回りでは歌うのは私のみ。


総括

 やるじゃん!! Berryz工房!! 

  コンサートの完成度が高い!!。財布の中にお金があったら、夜公演のチケットも買って、見たいぐらいだよ。もう一度、盛り上がりたいし、こんどは、しっかりかっちょいいやベリーフィールドで合いの手を入れたい。

  私デスペアは、桃子を中心に見る。踊りもなかなか。20曲ちかい振り付けをしっかり覚えて、楽しんでやっている。感心する。キャプテンの1人ダンスは、北朝鮮の子供にかなわなわないが、結構キレキレダンス。矢口のようだったが、矢口よりもダンスはうまかった。

  あぁ、もう一度Berryz工房のコンサに行きたい。こんな感情は初めて。なっちのコンサートでは、心が浄化される感覚。早くつぎのなっちのコンサートに行きたいとは思わない。Berryz工房コンはまちどおしい。なぜだろうか。Berryz工房は今を歌っている。彼女たちの今を歌っている。今しか聞けない。そんな焦燥感を私にあたえるのだろう。

 

  DVDマガジン2つ買ったけど、見られるのはいつのことやら・・・・
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Berryz工房にょきにょきチャンピオンコンサート に行った。その1。 

2006-04-22 22:19:40 | コンサート舞台
Berryz工房コンサートツアー 「にょきにょきチャンピオン」
    @大阪厚生年金会館大ホール。1500開演1630終演。

 感想を一言で言うと。
  「やるじゃん!!ベリーズ」

1,会場の座席に着くまでの道程。

 地下鉄御堂筋線 本町駅に1445に着。開演は1500。間に合うかデスペア!!。久しぶりに公道を早歩きで歩く。でも決して走ったりはしない。網膜色素変性症な私デスペア。視野が狭い私。公道をむやに走ったり、早歩きをすると、電柱にぶつかったり、人にぶつかる、痛いのは歩道に車が進入してこないために設置されている円柱状の石。あれにあたると痛い痛い弁慶の泣き所。

  視野が狭くても、Berryz工房のコンサートに初参戦の私デスペア。なんとしても、登場シーンから見たい見たい見たい。早歩き。途中数度横切られたり、背後から追い抜かれたりして、一瞬ドキッ。視野が狭い私。いきなり人が視界に飛び込んでくる感覚。

  路地を一つ間違えてながらもなんとか、会場にたどりつく。(迷わないために、道のりをiPodのメモで記録している、加えて、auのナビウォーク携帯でコンサート会場を登録しているのだが・・・・なにせ急いでいたのでそれらを活用せず・・・)

  参考 iPodメモ
>>大阪厚生年金会館への行き方。
 ★御堂筋線本町駅の9番出口。9番出口は左手の自動ドアを通って御堂筋出口出て左へ(南へ),ALLISONE→三井住友銀行→TOTO→宝くじ売り場→ローソン→yamagiwaの前の横断歩道をを右へ(西へ)。※ロレックスやドトールや大きな風見鶏のオブジェまでいくと行き過ぎ※。高架をくぐり、突き当たりにコンビニサンクスあり。そこを少し左 2つめの路地を右へ(西へ)、すると、向こう左手に公園の木々。左手に公園その正面が会館。帰りは会場をでて左へ。ずっと左へ。つきあたり左へ。左手にコンビニサンクスが見えたらそこを右折。大きな道路(御堂筋)をわたる。正面はyamagiwa看板。
 ★建物構造は、正面右手が大ホール入り口。入り口はいると両脇に階段。入口入って正面すこし右に男性用トイレ(半地下のトイレ下り階段)。階段をのぼったところにもトイレ(上手が女性、下手が男性トイレ)<<<


  着いたのが1505。すでに始まっている。ホールの中からベリーズ行進曲が聞こえてくる。

  もう始まっているのならしかたない。トイレに行き大をすませ、上着を脱ぐ。そのあと、ホール入り口前で物販。DVDマガジンを2つ買う。

  さぁここからが大変。暗闇の中、果たして私は、自分の座席にたどり着けるのか!!

  もちろん、前日にネットの厚生年金のHPで座席位置は確認。ホールに入る前にも、壁に貼ってある座席一覧表を確認。それでも、重いドアを2つ開け、見えるのは、明るいステージ上の大画面とファンが手に持つサイリュウム。

  いかんせん、足下がまったく見えない。通路がどこか分からない。もちろん段差も分からない。

  すこし呆然としている私デスペア。すると右腕をだれかがタッチ。どうやら案内係のスタッフらしい。でも暗闇なので、気配を感じるのみ。気配を感じてポケットからチケットの半券を取り出す。

  「お席どこですか?」

  声がする。男性の声。大音量のステージ音で聞こえにくい。男性スタッフにチケット見せる。その男性に案内される。

  「目が悪いのでつれていってください」

  お願いする私。丁寧にペンライトを私の目の前にだしてくれる。でもねでもね。スタッフさん。そんな弱い光じゃ足下が見えないんだよ・・・。

   これではダメだ、必ずけつまずく。とっさに男性スタッフの腕を持つ。が、これもダメだ。私は段差が見えてないので余計危険だと気づく。

   最後の手段。内ポケットから取り出す。いつも外出時に持ち歩いている小型ライト「スコーピオン」。自分で自分の足下を照らす。段差が見えた。なんとかスタッフの黒靴と床を照らしながらついて行く。

   スタッフが止まる。どうやらこの付近が私の席らしい。どうやらスタッフはあちらですと、座席を指さしたり、ライトで指し示してくれているよう。

   でもね、でもね。網膜色素変性症な私デスペア。暗闇でものが見えない私。あなたのその指さす腕も、ライトの明かりも見えませんからーーーー残念。

   自ら私持参のライトで、見当をつけて、座席を照らす。(通路から4席目が私の席という知識あり)。どうやらそこが私の席らしい。

   だが、席が分かっても、その席までには3人の観客の前を通らなければならない。その3人が見えない。見えないのでちょっとあたふたする私。

   どうやら、よけてくれて私の前に道をつくってくれている様子。ライトで足下を照らすと誰の脚も見えない。まるで私はモーセだな。「ありがとう!!大きなおともだち!!」心の中でそう叫ぶ。

   なんとか、席にカバンを置き、吹き出た額の汗をタオルで拭う。ステージ上では1回目のMCがちょうど始まったところであった。

   本編へつづく。
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所得税が還付された。

2006-04-21 22:22:00 | 網膜色素変性症と私
  簡易書留郵便物が届く。税務署からの手紙。

  中を開ける。「国庫金送金通知書」。前年度とその前の年度の所得税の一部が戻ってくる。障害者手帳保持者の私デスペア。障害者控除というのがある27万円。その申請をしていなかった私。(前の職場では障害を秘していたので)

  合計 4万円。還付される。何を買おうかな。まずは、4畳半の私の部屋を陣取る使っていない冷蔵庫。こいつを廃棄しよう。廃棄するのに7000円ほどかかる。家電リサイクル法。買ったのは中古で1万5千円ほどだったのに・・・。

  冷蔵庫を捨てて、場所をあけて、そこにたまるいっぽうの、ハロプロ関係の写真集、CD、DVD専用の本棚をおこうと思う。

  あとは、4万円でクールビズにむけて、半袖シャツも買おう。まだ買っていないなっちの新曲も買おう。それと、休日に1人で近くの焼き肉食べ放題にいこう。

  あぁお金を受け取るのが待ち遠しい。

  ただ問題は、その受け取り場所が、私の家の近くの郵便局。それもウィークディの昼間しか受け取れない。その時は私は職場・・・・。昼休みにその郵便局にいって帰っての時間余裕はなし。夏期休暇を利用して郵便局にいくしかない。

  受け取れるのは3ヶ月後・・・。
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サラリーマンって

2006-04-20 21:05:05 | 雑感
  フルタイムで働き出してはや2週間。今までアルバイトしか経験のない私デスペア。アルバイトは時間給が基本。時間になったら仕事をやめる。それが常識。

  サラリーマン。月給取り。時間ではなく、月給。たとえ2月が28日しかなかっても、5月が31日まであっても、給料は同じ。月給。

  月給だからかしらないが、終業時間になっても、帰ろうとはしない。それから1時間ほどたって帰り支度。もちろんサービス残業。(まぁ終業時間以降が、凱旋の電話に邪魔されることもなく、上司から新たな仕事を指示されることもない。思いっきり自分の仕事に集中できるのは明らかなのだが・・・)。

  これが、サラリーマンってやつか?この1時間はなんなの?私1人帰っちゃだめなの?デスクワーカーの常識なの?

  納得いかないが、仕方ない。私はプラス30分だけのこって、仕事関係の本を読もうと思う。

  日本のだめなところ、変な協調性。本来時間通りに帰るのが当然なのに、のこって自発的?サービス残業をするのが当然という認識。時間通りに帰る人に高い評価を与えるべきなのに、そうじゃない。そういう人は出世できない。これじゃだめだな・・・日本は。

  まぁ私は32歳で新入社員。部長どころか、課長にもなれないだろう。年齢以外にも、私には網膜色素変性症という進行性の目の病気。出世はできないだろうなぁ。だから余計、時間通りに帰りたい。そして司法試験の勉強やら、ワンダフルハーツコンのDVDをじっくり見たい。

  それが私の求める人生なのだけどな・・・・。働くってむずかしい。
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