カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

のの花 vol.6 高原の初秋(にぃ)

2007-10-05 17:15:59 | 花だより
  高原の初秋に咲いていた花やら実やらの写真をまとめておきます。

上の写真は 激しい水の流れを背に揺れる「シシウド(猪独活)」 セリ科
英名、アンジェリカの名はエンジェルが語源。
薬草で強心剤として使われ、死者を蘇らせる天使が宿ると信じられていたから。

2007.9/17、長野県 女神湖にて。







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白くてふさふさな花は「サラシナショウマ(晒菜升麻)」 キンポウゲ科
上の写真のピンクの金平糖みたいな花は「ミゾソバ(溝蕎麦)」 タデ科

9/17、女神湖にて。







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何かうごめいてるなぁ、この花は「シオン(紫苑)」 キク科
下の写真はあくまで、花を撮ったのですが
ピントが手前に合ってしまったようです。

上の写真にも下の写真にも虫がいるようですが、私では分りません。
むしに詳しい人に、じっくり見ていただいて教えを乞いたいものです。

9/17、女神湖にて。




さて、秋は やはり実も目につきます。






和菓子の飴ちゃんのような 可愛い実は「ツリバナ(吊花)」 ニシキギ科
「マユミ(真弓)」と良く似てます。同じ錦木科。
女神湖のカフェで、木いっぱいに実ってました。この後、真っ赤に熟して
五弁にパカッと割れ、中から真っ赤な種がぶら下がります。実際には見たこと無いですが。

間違っても名前の前に 首 なんて付けないようにッ!






まさに鈴なり「エゴノキ」漢字名は無いようです。 エゴノキ科

自分勝手はイケませんね・・・

9/24、滋賀県 マキノ高原にて。






野草には思えない華麗な花は「ホトトギス(杜鵑草)」 ユリ科
野鳥のホトトギスと同じ名前、と言うかこの花の斑点模様が杜鵑(ほととぎす)の
胸の模様と良く似てるから この名が付けられたようです。鳥の方が先のようです。
秋の野山、林などの日陰でよく見かける花です。






これ本当は小さな花です。「キツネノボタン(狐の牡丹)」 キンポウゲ科
細かく分けると「ケキツネノボタン」、ヤマキツネノボタンとも言うのかな。
学術的には まだ確定されてないようです。



実は、まるで モヤットボール。






これも実ですが、キレイです。何の実かすぐに分かった方は、そうとう野原に詳しい。
何故か調べてもなかなか出てきませんでした。



これが花なんです。 実はこれ 馴染み深い「イタドリ(虎杖)」 タデ科

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こちらは、ベニイタドリって言うそうです。






タデ科ついでに 写真になりにくい花ですが「ミズヒキ(水引)」。水引草とも。
花がヒモのようで、上から見ると赤く、下から見たら白く見えるので
紅白の水引に見立てたようです。







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最後に、これもよく見るのに名前は知らない。猫じゃらしの大きいのんとか・・・
「チカラシバ(力芝)」 イネ科。 
根付きが強くて、抜くのに力が要るからこの名が付いたようです。