カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

Sold out 観梅です。梅宮大社

2009-02-16 19:01:42 | 京都徘徊記
昨日の日曜も暖かく、気温も18度近くまで上昇したようです。
今日は春一番と思われる突風など吹き、今年はとうとう雪景色を見ることが無いようです。
生まれて半世紀以上、こんな冬は記憶に無いような・・・
と、思ったら夕方に白いものがチラリと舞いました。今日は最高気温が9.4度、身体がおかしくなりそうw


ともあれ昨日はお昼から少し時間がとれたので、
右京区梅津の梅宮大社に行ってみました。梅づくしです。









あわてんぼの春の陽気に 梅の花も一気に開花
・・・と、考えたのは私だけでは無いようで、駐車場は満車状態。
普段はそれほどメジャーな観光スポットじゃないと思ってたのに・・・
それでも神苑は広いので、ゆっくり観梅を楽しめます。




ぶんぶんぶん ハチが飛ぶ・・・
梅の香りに誘われて やってくるのは人だけじゃないようで・・・




この神社のある 京都の北東、梅津って地域は
平安時代、梅の香薫る里として 貴族たちの別荘が建ち並んでいた地。



今は地名が残るだけで、当時の面影はありませんが



紅梅、白梅が咲き競う梅宮大社は、京都でも観梅スポットとして知られてます。




梅の花 今盛りなり 思ふどち かざしにしてな 今盛りなり
            (万葉集 詠み人:葛井大夫 ふじいたいう)
   ※思うどち=気の合った友達。かざし=かんざし、髪飾り。






万代に 年は来経とも 梅の花 絶ゆることなく 咲きわたるべし
            (万葉集 詠み人:筑前介佐氏子首 ちくぜんのすけさしのこびと)
   ※万代=よろずよ、いつの時代も。来経=きふ、年月が経過していく。










この白梅は「白加賀」って名がついていました。
他にも名前が付いている木が沢山あるので、覚えて帰るのもいいかな。







春さらば 逢はむと思ひし 梅の花 今日の遊びに 相見つるかも
            (万葉集 詠み人:藥師高氏義通 くすりしかうじのよしみち)
   ※春さらば=春になったら。相見つる=顔を合わせる、逢う。




2009.2/15、梅宮大社にて。

梅ネタ、まだまだ続くかも・・・