カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

つらつらつばき

2009-02-21 18:39:36 | ふぉとスケッチ
三寒四温、今日の陽射しは春のようですが、外は少しまだ寒いようです。
お天気も下り坂のようで・・・この前の暖かさにはなかなか戻りませんね。
ネット用のPC、MacMINIが起動しなくなって初期化(涙)
3年弱、故障知らずだったのに・・・やっぱりな!CMは嘘っぱち?
やっと7割がた復旧、サブ機なんで本腰を入れてないとはいえ、疲れます・・・

気を取り直して、梅宮大社の残りを。



ここでは季節ごとに色々な花が一時に楽しめますが、
この時期は梅と並んで、椿もキレイな季節です。
神苑全域に50種300本が植えられてるとのことで、秋から春5月頃まで次々と咲いていくようです。
この写真(すぐ上)のは、唐獅子って呼ばれてるちょっと変わった椿、
他にも椿の種類は園芸種となればとても多いので、よく知りません。










ツバキ、一重、八重椿。紅、白椿。五色椿、寒椿に夏椿・・・バラエティ豊かです。
代表的なのは薮椿、侘助、乙女椿・・・ってところでしょうか。
英名はカメリア。なんだか宝石のようですが






私は山茶花(サザンカ)との違いもよく分からない・・・
椿も山茶花も、お茶もツバキ科で
木偏に春の字は、万葉集から登場する日本で充てられた漢字です。
中国で「椿」と言うと別の花。椿は中国では山茶花と呼ばれます(ヤヤコシイ)
「つばき」の読みは諸説あるようですが、艶のある葉から「艶葉木」が由来とか。

巨勢山(こせやま)のつらつら椿つらつらに見つつ偲(しの)はな巨勢の春野を
             〔万葉集 詠み人:坂門人足(さかとのひとたり)〕
  原文では、つらつらは「列々椿 都良々々尓」となってます。
  最初のつらつらは、列々:連なって咲く様。後の都良々々は、倩々:麗しくかわいい様のことか、熟々:つくづく、よくよくとの意味なのか・・・

とにかく「椿」の字が充てられた始まりです。それ以前は
古事記では「都婆岐」、日本書記には「海石榴」の字で表現されていたようです。



花びらを散らす山茶花、花ごと落ちる椿。どちらが哀れで、どちらが潔いのか
どちらも風情を地に描きます。

神苑を歩いていると他にも





マンサクの花、白花タンポポ、水仙に寒アヤメなどが庭を彩ってました。


しましまパンツも忙しそう・・・


2009.2/15、梅宮大社にて。