
一週間ぶりにムギをクリニックに連れて行った。おっかなびっくりの一週間だった。
膀胱(ぼうこう)結石の石を取るためのムギの手術は覚悟しているが、その手術ができるかどうか、問題は腎臓の数値次第だった。
尿検査と血液検査、それが昨日、土曜日の朝のムギの検査である。
手術は可能という結果が出た。
安心するとともに、いよいよ痛い思いをさせなくてはならないとの思いにこちらの心が痛んだ。
家に帰って家人と手術の時期を相談した。彼女がいま風邪気味だし、体調も思わしくないので、2月早々にしてほしいということだった。自分自身の寂しさもさることながら、ムギが入院してシェラの様子がおかしくなったら、それに対処するエネルギーがほしいという。
そのあたりの経緯をぼくが参加しているウェーブ掲示板に書いた。
たちまち長野の仲間から次のような反応があった。
うちの子も一年前の今頃、やはり膀胱結石で手術しました。
親指の爪位のが4つもあったそうです。
さぞや痛かったことでしょう。
ワンコは痛いのを我慢してしまうのでなおさら不憫です。
早めの手術をお勧めします。
わが家は検査の翌日に手術をしてもらいました。
これを読んですぐに考え直し、クリニックへ電話をした。
いちばん早く手術が可能なのは来週19日(火)だという。即座に予約を入れた。
長野の掲示板仲間に次のようにお礼の書き込みをした。
**さん、ありがとう。
ご忠告にしたがって、さっそくムギの手術を頼みました。
来週の火曜日と決まりました。
心配なのはシェラのこと。
先日、検査で半日だけムギを預けたら元気がなくなって、
すっかり老犬になってしまったからです。
ムギが戻ってきたらたちまち元気なわんこになってくれましたけどね。
シェラとムギが互いに支えあって生きているのがよくわかりました。
またいろいろ教えてください。
手術を待つこの一週間は、きっと辛い一週間になるだろう。来週はさらに辛い一週間になる。
もし、ムギが痛みをがまんしているのなら、早く手術の日がきてほしい。
切にそう思う。