ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

33年目の指輪

2015年05月10日 21時41分56秒 | 生活

最近ひょんなことから指輪を買った。

指輪は結婚をしたときに
3日くらいははめていたが、
どうもあの締め付け感が好きくなくて、
以後30数年、一度も指輪をはめたことはなかった。

厳密にいうと33年ぶりに指輪をはめた。

もともとそんなに飾り物好きではない。
ところが先日、
ちょっと怪しげなお店で
怪しげな指輪をワンコイン以下で売ってたので
いちびって買ってみた。

これ。


この時指輪は紺色だった。

この指輪の特徴が
指輪をはめた人の「オーラ」に応じて
色が変わるというものだそうだ。
はずしてみたら瞬時にこの通り。


はずすとこの時はになった。

ん?、と思ってもう一度手に取りはめてみると
また瞬時に色が変わるではないか。

そのあまりにも急激な色の変化ぶりが面白く、
かつ原理はどうなっているのだろう
という好奇心もあって
買って帰って調べて見ようと
思ったのだ。

特に怪しげなところがあるわけではない店員に
お金を払うと、
これをどうぞといってくれたのが、
変化する色の意味が
一覧表になったいわゆる色見表だった。

これ。



例えば緑は「恋に落ちている」で、
茶色が「何かに怯えている?」
だったりと色で指輪をはめている人の
オーラを判断するというものだそうだ。

オーラなんて非科学的だし、
最初はどうせ温度で色が変わるんだろう
と思っていた。

ところが、風呂に入っている時と
水洗いをしている時が同じ色だったりするのを見て、
ちょっとわけがわからなくなった。

夜寝る前と朝起きた時と色が変わっていたり、
食事の前後で変わっていたりもする。

極端にいえば、
大きく伸びをしただけで、
色が全く変わったりもするのだ。

先日ジムに行く前に見てみたら、
運動前は紺色だったのが
バイクを漕ぎ終わったら茶色になっていたりもした。

まだきっちり調べたわけではないが、
何かが原因で色が変わることは
確かなようだ。

また、何かわかれば報告することにしよう。

で、この指輪をはめてみて思ったのは、
もし血糖値、あるいは血中酸素濃度なんかに反応して
色が変わるんだったら、
実験を重ね精度を上げて行ったら、

「マラソン指輪」

なんかもできるんじゃないかということだ。

血糖値が下がってきたら、
ウルトラマンのタイマーのように
赤が点滅するとか、
絶好調だと緑に輝くとかね。

30キロを過ぎて、
徐々に赤くなり始めて
「きたきたきた~」とスピードを落とすとかも可能となる。
逆に緑だと「まだまだいける」とスピードをあげたりね。

また、「恋する指輪」なんかもいい。
好きな人といると
「どピンク」になるとか
ときめいたら金色に光り輝く
なんてのもいいかもなあ。

単純にうれしかったら白くなって、
悲しかったらしゅんとグレイになる、
犬のしっぽみたいな指輪もいいかもしれない。

また、もっとシリアスに応用すれば
認知症や介護に利用できるという
医療的発展も可能なんじゃないか
と思わずにはいられない。

とまあ、そんな具合に
様々に利用できるんじゃないかと思ったわけだ。

とりあえず状況の変化と
指輪の変化との間にある
有意な差のある統計を取ってみようと思っているのだが、
あまり激しく喜んだり、感動したり、
悔しがったりする感情の起伏も
その振幅が小さくなって来たんじゃないか
と思われる枯れ気味の日々なので、
望む結果が得られるかどうかは未知数だ。

酔う前と酔った後なんかだと
わかりやすいかもしれないが、
酔っても冷静に分析できるくらいだったら
あまり意味がないのかもしれないしね。
そうなるとミセスの力を借りねばならんだろうて。

酔いつぶれているdoironの指をみて
写真とリポートを書いてもらわねばなるまいて。

まあとにもかくにも謎を解決すべく
そして明るい社会のツールとして発展させるためにも
気長に見つめ続けてみよう。

そこで一句。

「遊べども 働けども わが暮らし あまり変わらじ じっと指見る」

おそまつでした。