ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

泉州富士 2

2015年05月27日 21時17分34秒 | ウォーキング

参道には、石像が点在している。

中にはこんな寝姿の石像もあったりしたぞ。



かなり上まで来たなあと思ったところに、
こんな立派なお堂がある。



建設資材を持ち上げるのは大変だったでしょうねえ。

そしてその先からいよいよ山道が始まった。
なおも傾斜はかなり急である。



その上あまり人が登っていないようで、
枯葉がたんまり敷き詰められた道が、
かなり滑って歩きにくい。

道というより林の中を進んで行ってるような感じだ。



たくさん生えている樹は
多分「ウバメガシ」だろう。

その木に巻かれたテープを目印に、
ガシガシと登って行く。

ていうか、歩けそうな道を選んで進んでいくと
自然とテープを辿ることになる。

そして登り始めて20分。

山頂手前の見晴らしのいいところに出た。



おお~、ここにもこんなプレートがあった。



「ありたみちくさクラブ」

あちこちで見かけるプレートだ。
けっこういろんな山に登ってはるんやねえ。

目の前には粉河街道を挟んで
「雨山」と「土丸城跡」の山が
双耳峰になってそびえている。



また眼下には阪和自動車道が走り、



日根野や熊取の住宅地も見下ろせる
なかなかの眺めである。

あとでわかったけども、
ここは夜景スポットとして有名らしく
一部のマニアの人達が結構夜に登っているそうだ。

持参したコーヒーと
仏壇から拝借してきた
お供えのどら焼きで休憩し、



ここではいろいろ工夫して写真を撮った。



さらに携帯でパノラマ写真も撮ってみた。



さあ、山頂はもうすぐそこに見えている。

あと一息頑張ろう
と歩きはじめたら・・・
ここからわずかの区間が
蜘蛛の巣だらけで大変でした。

持ってきていたステッキではらいながら、
なんとか到着したのが
歩き始めて35分後でした。

やったー、富士登頂だあ。

これが、標高259mにある三等三角点。



山頂の葉陰に静かにたたずんでおりました。



山頂からは、先ほど歩いていた
稲倉ダムも見えています。



もし、樹がなければ、
きっと360度の展望でしょう。

いや、もしかしたら365度くらいまで
見えるかもしれません。

山頂にいた1頭の蝶がこれ。



スミレ類を食草にする
「ウラギンヒョウモン」かな?

そしてもう1頭はこれ。



これは「キアゲハ」じゃね。

山頂の広場には



ツツジの花が咲いていたので、
クマンバチなんかもいっぱい飛んでいて
賑やかだった。

さて名残惜しいが下るとしよう。

稲倉ダムへのくだり道を探したが
わずかに下るけもの道のような道は、
結構なブッシュです。

う~ん、どうしようとしばらく悩んだが、
やはり来た道をひきかえすことにした。

あの枯葉に埋もれた急斜面を下るのにも抵抗があったが、
そこはまあこれまで培った
タヌキ歩きでぼちぼち下って行くことにしよう。

結局、しりもちをつくこともなく
無事に山道を終え、
途中から石段になったところで
ふと気づいたのが、
石段に居並ぶ数々の石仏が
西国三十三ヶ所の巡礼になっているのじゃないか
ということだった。

そう、案の定登り口に
この看板が置かれてありました。


「此ノ上二西國アリ」だって

そうかあ、じゃあちょっとした公園に、
築山をいくつか作って、
「全国ご当地富士巡り」なんかあったらいいかもね~。

結局半日で帰ってくることができたので、
超お手軽な山でした。

ところが、最近の山の毛虫・蜘蛛の巣情報を
メールで交換しているジダンに
今回の登山を報告したところ、
何と彼は以前この近くで
猟犬におもいっきり襲われたそうです。

恐ろしいですねえ
それを思うとあまりお手軽ではないかもしれないなあ。

ま、襲われなくてよかったあ。

と、ホッとして泉州富士終わり。