ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ぶらチャリ17 新浜緑地

2015年05月28日 21時31分04秒 | 生活

前回のぶらチャリハテナのひとつ
大津井堰の跡が
かつて大津川から農業用水を
取水していた名残だということがわかったのだが、
その時に調べた江戸時代の地図に
もうひとつ興味深いものが描かれてあった。

それが、この「中池」。


あおい矢印

泉大津市内にわずかに残る
2つのため池のうちのひとつだ。

それがここ。



江戸時代の古地図と
現状の池は、そっくりそのままの同じ形であった。
周りの景色は変わっても
池はまだ当時の形を保っているようだ。

さらにその北側にある水路の分岐には
「辻の鼻」との名前が
付けられていたそうなので、見に行った。


ここだと思うのだが・・・

こうしてひとつの石から
ほっつきの対象が
芋づる式に増えていくのを実感したわい。

そしてほっつきの「ハテナ」がまた、
先日汐見公園に三角点を
見に行ったときに見た景色の中にあった。

これ。



市内ではなく隣の忠岡町なのだが、
海辺に突き出た大津川の対岸に
たくさんの緑が見える。

はて?あの緑は一体何なのだろう
というのが今回の「ハテナ」だ。

書き物を終えて、ホッとした日の昼過ぎに、
ぶらチャリで行ってみた。

大津川大橋を渡るときは



ちょうど潮が引いていて、



川の中洲にたくさんの鳥が見えた。

これは、「ウミウ」かまたは
「カワウ」だろう。



この厄介者扱いされがちなウの仲間の鳥が
こうして集まっていると、
なんだか悪巧みの相談をしているように見えてしまう。

大津大橋を渡ったところで
交差点を右折し、
突き当たりに向かう。

突き当たりに、緑が見えてきたものの、
ゲートもあるようだ。



「北部水みらいセンター」

と書かれてある。
どうやら流域下水道の施設のようだ。

ゲートがあるので
中には入れないかなあと思ったら、
ゲートの横にもうひとつ開口部があり、
そこにもゲートはあるが
そんなにモノモノシイシャットアウト的な雰囲気はない。



そこがどうやらあの「緑」の入り口のようだ。

「新浜緑地」。

とそこに書かれてあった。

中に入ると、こんな看板があり、



この緑地の地図と概要が書かれてある。

海の見える公園で下水処理場を
ぐるっと囲むように作られ、
全長約2キロの道が、
海に沿って整備されている。

あの汐見埠頭から見えていた緑だけではなく、
ずっと奥まで海沿いに遊歩道が作られてあったんやね。

早速入ってみよう。

まずは駐車場と多目的グランドがある。

これを横目にチャリでどんどん入って行くと、
下水処理した水がふんだんに流れている水路に沿って





ずっと道が続いている。

右側には大阪湾が大きく広がっている。

これはなかなかいいところである。

途中でトイレもあれば、水道もあるし、



ずっと続く道の横には



湾に面して展望台も作られてある。



西の海の方に開けているので、



和歌山だったらきっと「夕日百選」になってることだろうて。

たしか今の泉州マラソンの前身である
「千亀利マラソン」で、
この埋め立て地を走った記憶がある。

軽く風邪をひいていたけど、
身体の仕上がり具合は絶好調だったので
無理して出場したら、
このあたりで地面がぐらぐら動き出して
リタイアをしたことがある。
マラソン人生初のリタイアだった。

あの時はフラフラになって帰って熱を測ったら
38℃以上あった。
よくぞやめたものだった。

あの頃にこの緑地公園があったかどうか知らないが、
もし知っていたら、
ここにもせっせと走りに来ていたにちがいない。

ハマヒルガオもいっぱい咲いてる
ほんとにいい公園だった。



さてこれで、汐見公園から見た
今回の「ハテナ」は一応解決した。

さて次はどんな「ハテナ」が待っているだろうか?。

とりあえずやれやれと終わり。