ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

僕があげるよ金メダル

2019年08月01日 21時11分26秒 | スポーツ全般

ちょうど一年前の8月1日のブログに、
東京オリンピックのメダルを
作成するための金などの
金属を集めるために、
郵便局に古い携帯電話をおさめた
という話を書いていた。

結局そんな取り組みは見事に成功し、
電子機器で7万9000トン、
携帯電話では600万台を回収したという。

これにより金32キロ、
銀3500キロ、銅2200キロが集まり、
オリンピック並びにパラリンピックで
使う約5000個のメダルの金属が
集まったということだ。



ちなみに値段で言うと、
さほど生成が行き届いていない
としてもまあ金1グラム5000円として、
1億6000万円。
銀は1グラム62円として、
2億1700万円、
銅は1キロ600円として1320万円。

合計3億9000万円が
破棄物から生み出されたことになる。
まあほかにもプラチナやマンガンや
アルミ、希土類なんかも
生み出されたんだろう。
それは業者の支払いになったのかな?

いやあでもこれは民間人による
すごいプレゼントだねえ。

doironも古い携帯を捨ててなくて、
今回合計25台を
寄付できたことはうれしかった。

これがその時の廃棄携帯の一部。



写真をよく見ると、
萩往還の写真の入った
携帯もあったよ。
一緒に走ったもんねえ。
亡くなった親が使っていた
携帯も混ざっている。
萩では同行している人に
携帯がやかましいくらい
なってたなあというくらい、
レース中みんなから
励ましのメールをいただいて、
ハゲも増したというもんだ。
ていうか、doironの激しかった
人生を支えてくれた携帯たちだから、
それが表彰メダルになる
というのもとても感慨深い。

そんな機械として使い古しただけでなく、
亡くなった親との交流もあり
人生のワンシーンワンシーンを
彩ってきた金属を加工して
作られてきたのだ。

そしてようやくそのメダル1号が
できたんだと、先日発表がありましたねえ。
その姿がこれ。





今は東京都庁なんかでも
見られるそうだ。
ああ、あのメダルのリボンは
どんな感じでついているんやろなあ。
500グラム以上というのは
どんな重さなんだろう
と思ってしまうよねえ。

自分にもレース後与えられた
メダルはいくつかある。



完走メダルもそれでうれしいものだが、
最上段に並べてある順位メダルの
ひとつひとつの重みは
doironにとってはとてもヘビーだ。

実は本当のオリンピックメダルも
頑張れば触れるくらい
近くで見たことがある。
体操選手の練習場に取材で
行った時の経験だ。
思わず手が伸びそうになりましたが、
「触るのはちょっと」と
怒られてしまいました。

今回はそんなメダルに加えて、
タモ材を使ったメダルケースや、
組市松紋を取り入れた
リボンも同日発表となっていたなあ。

それらが、もしかしたら
自分の提出した金属で
できているのかもしれないと思うと、
いやあ自分が選手に
金メダルをあげているような
気になりますねえ。

東京オリンピックまで、
もうあと1年を切りました。
MGCのマラソン大会応援や、
出来つつあるオリンピック
スタジアムなんかも眺めに
事前に東京に行こうと思っています。

あ、観戦のチケットは
残念ながら申し込んでは
いませんがね。

やっぱり自国開催となると
メダルの取得数も
多くなるんやないかなあ。

あと1年、選手の皆さん方も
思いっきり頑張って、楽しんでくださいねえ。