買った新車で初めての遠出をした。
まあ遠出といっても滋賀県なのだがね。
すこし前に行こうとしていた
遠出の旅の出発で、
松原あたりの高速道路を
走っているときに
飛び石があってフロントガラスに
ひびが入ったので、
慌てて帰宅したことがある。
今回はそれのやり直しのようなものだ。
天気は雨上がりということで
それほど良いという感じではない。
最初は最近できた箱館山の
テラス見学なんかを予定していたのだが、
どうも今回の天気は
登ったところで景色も
あまり望めないだろうし、
下手したら雨に降られそうなので、
今回は美術館などの見学や
お菓子屋さんの施設見学なんかを
計画して出かけていくことにした。
経路はこの前飛び石のあった
経路と同じ高速を通って行く。
あんなことあったから
苦手やなあではなく、
乗り越えていくのだ。
この日は車の動きも快調ですねえ。
様々な新車のサポートも試してみました。
横の白線を踏みそうになったら、
ごく自然にハンドルが
戻っていったりするんですねえ。
まだオートクルーズは
慣れていないので使えなかったなあ。
少しずつ慣れていくようにしましょう。
京滋バイパスの瀬田東で
一般道へと入っていきます。
ここから琵琶湖の景色を
見ながら北上していきます。
ちょうどその経路の途中に
矢橋町を通ることになるわけですね。
草津を歩いた時に、
ここに行く道標がありましたねえ。
なので興味のある所でした。
昔はこんな渡り船が
盛んだったようですが、
突然の大風で船が
曳航中止になることが多く、
急がば回れ瀬田の唐橋
という言葉の元になったようです。
今日は風も強くて、
波もありましたから、
もし今そんな渡しがあったとしても、
この日はきっと曳航中止に
なっていたでしょうねえ。
また遠くに比良山系の方も
見渡せるのですが、
やはり山の天気も良くなさそうだから、
山にはいかないという
計画通りに進めていきましょう。
最初に目指したのは
「佐川美術館」でした。
ここは佐川急便が平成10年に
創立40周年を記念してできた美術館。
常設としては日本画家・平山郁夫と
彫刻家・佐藤忠良の作品が
並べられている。
この時は特別展として
日本の刀展をやっていましたね。
さざ波街道と名付けられた
琵琶湖の湖岸道路から遠くに
琵琶湖大橋が見え始めた頃、
右折してその美術館の方に
入っていきます。
駐車場に車をとめ、
JAFの会員券を使って
割引入場券を買います。
実は今度の新車ではトヨタ経由で
JAF会員となっているので、
そこはうまく活用ですね。
これまでいろんな施設を回りましたが、
多くのところでJAFの
割引がありますから
活用していかないとねえ。
とはいえもう数年したら
シルバー割引とか使える用に
なるんやけどね。
さあでは美術館に入っていきましょう。
はーい、みなさん。
ここが佐川美術館で~す。
建物の周りに浅い水面を作って、
琵琶湖の周辺という
イメージを出していますねえ。
建物もちょっと静かで
粋な感じです。
こういう誘導路を歩いて
中に入っていきます。
まずは特別展に入っていきましょう。
そういえば日本刀の展示は、
旅行で東北に行った時に
見てきましたねえ。
中に入っていくと、
ずらっと刀が並んでいます。
どれも刀部分はピカピカに
磨かれていますねえ。
錆のひとつもありません。
普段は手入れがとても
大変なんでしょうねえ。
素人が刀を見てまず目を
奪われるのが「刃紋」だ。
刀の切っ先口と本体との間にできる
微妙な模様を言う。
何となく月が出ているような模様とか、
小山が連なっているようなものもある。
もちろんまっすぐ曇りのないものもある。
「ああ~これで切られたら痛いやろなあ」
なんて思っていたら、
同じようなことを言ってる
お客さんもいましたとさ。
続く