その昔はスポーツ車系のタイヤはアメ(スキン)サイドが
多かったような気がします。
もちろんブラックサイドもあったのですが、今ほど種類も
なかったせいか、特に完成車メーカーは最初からけっこうな
割合でアメ(スキン)サイドを装着。
僕が乗っていたミヤタのスポルティーフもそれでしたね。
廉価車のロードマンとかもそれ(笑)
ミシュランとかユッチンソンとかはバルーン系タイヤと
してオールホワイトやアカもありました。
今時はアメ(スキン)サイドだとなんだかちょっと安っぽい
ようなイメージもあるかもしれませんが、ツーリング車
またはクラシカルな雰囲気を出すならばアリでしょ(笑)
たまに街中を走っているチョイ古自転車がそんなタイヤを
はいていたりすると、グゥ~ッと懐かしい気分になりますね。
そうそう、かつてよく一緒に走ったランドナー好きの友人も
思い出しました(苦笑)
その彼のタイヤはいつもアメサイドで、長く使っていくと
かな~り風情が汚くなるのですが、それも味だとよく言って
ました。
洗っても落ちないその汚れは、きっと彼にとっては旅の勲章の
ようなものだったのでしょうね。