自分が自転車を組むという場合、基本的には
予算の許す限りハイスペック&ハイクオリティな
パーツをインストールするということはしないです。
例えば、25年前のロードのフレームにリヤエンドを
広げて105とかを組込むとか、15年くらい前の
フルリジッドMTBにFサス入れてリヤ9速に
するとか(笑)
いやいや、全部を否定するわけじゃなくて、現代の
パーツの性能を引き出せるのであれば選択肢の
ひとつとしてそれもアリでしょう。
でも、逆に考えれば、最新のフレームに今では
ロースペックとなったパーツを再インストールする
というのもまたアリかな、と。
もちろん、リヤエンドを狭めてまでナローサイズの
ハブでホイールを組めとまでは言わないけど(笑)、
Rディレーラーとかシフターとかブレーキとか、
まだまだ十分に使えるパーツも多いですよね。
例えば、お気軽街乗り下駄仕様にするのに、最新最強の
シフターとかメカ類はオーバースペックだったりします。
もちろん、所有欲を満たすといった面もあるにせよ、
でも、乗り方や乗る人のトータルなスタイルで考えるべき
でしょう。
ファッション的に、また、ライディング的にも
こなれてカッコいいか?
自転車も道具として雰囲気や佇まいを感じられるか?
また、その自転車からテーマやら乗り手の人柄みたいな
ものも掬い取れるか?
自分自身、これらからはかなり遠いのですが(笑)、
少しでも反映させることができたらきっとカッコエエなぁ。
頼まれて自分のではない自転車を組むことも多い
ですから、バイシクルライフスタイルとハードとの調律を
これからも心掛けたいですね。