雲のように風のように~気まぐれライフスタイルソース
山へ走りに行くロケーションで多少なりとも
セッティングをしたりするわけだけど、
それをミスってしまって乗りにくいということは
ほとんどない。
でも、自転車そのものの性格がロケーションに
合わない(合いにくい)ということに意外と
気がつかないってことはけっこうあり得ると思う。
人間が乗ることで自然と乗りにくさや扱いにくさ
などを調整してしまっていることもあるだろうけど、
それなりの場所でそれなりの道具を使うというのが
正しい。
先の房総でも、組んだばかりMTBの馴染みを出す
ために持ち込んで走ったわけだけど、ややオーバー
スペックだったようで、トレイルの下りでは逆に
飛べちゃってちょっと危うい感じがした(苦笑)
まあ、あえてロースペックなやつで走ることで
何かを発見するという楽しみもあるけれど(笑)、
やっぱり理想は適材適所だなぁ。
フルサスにせよハードテールにせよ、自分の
スタイルに合わせるだけじゃなくてロケーション
にも気を使うともっと楽しい道具として楽しめると
思うのです。
だから、いつも試行錯誤も楽しいのだな(笑)
急に思い立って房総へ行ってまいりました。
山道欠乏症による禁断症状が出ていたゆえ(爆)
お天気もよくて、林道やらその他山道を久しぶりに
堪能してきたわけだけど、今回は場所のせいか
とても動物たちの痕跡が多いところでした。
落ち葉に隠れているトレイルは、いたるところに
足跡と糞があって、しかもけっこう新しいもの
ばかり。
イノシシとかシカとかタヌキあたりがメインだと
思われますが、その他野鳥もたくさん見かけたなぁ。
里山というロケーションでこれほど動物の気配が
濃厚なところは房総ならではだろう。
それにしても、竹薮が多いのも房総だけど、今回も
倒竹トレイルが多かった。
竹の子?
いやいや、まだでしょ、まだ(笑)
ちょっと風は強いけど、街の桜は開花寸前。
今年も春がやって来ました。
山を走っていてもどこからともなく新芽の
香りが満ちていて、季節が変わったことを
感じさせてくれます。
少しばかり汗を流して小休止。
そこでふと視線を上げれば、これから向かう
少し遠くの山麓にポツポツとピンク色。
近づけばそれは山桜だったり桃だったり。
色も濃淡さまざまで、山にも自生している桜
にはいろいろと品種があるみたいです。
同行の輩の中には走ることはそっちのけで
山菜採りに勤しむ者もあり。
春の山は楽しみ方も多彩でまた楽しいですね(笑)
はるか彼方の山なみに残雪なんかあったりすると、
もう最高。
絵になりますね、ホント。
桜と残雪の山なんて組み合わせはまさに日本の春。
そんな季節の到来です。
みなさん、外に出ましょうよ!(笑)
ストイックにただひたすらマシンを操るような
乗り方もけっこうスキだけど、トロトロと風景や
おしゃべりを楽しみながら流すのもまたスキである。
例えば、写真のような山道へはMTBを持ち込む
ことが多いのだけど、たまにふと思う。
「別にMTBじゃなくてもいいんじゃない!?」
確かに操作性や走破性などはMTBの登場で
格段にアップしたわけで、その恩恵は痛いほど
感じられる。
まあ、でも、それじゃなけりゃ楽しめないかと
いうと、そうでもないようなシーンもたくさん
あるような気がするのね。
今ほど車種やパーツ・装備などが充実していなかった
その昔は、ランドナーやパスハンとかでさんざん
走った時代もあったのだなぁと(笑)
強力なグリップのタイヤや強大なストッピング
パワーのブレーキ・ハイパフォーマンスな
サスペンションなどは当然皆無で、だけど、
それなりに十分楽しめたような記憶もある。
もちろん、自分が今駆っているMTBなどは楽で
走破性も高くてアクティビティの幅を広げてくれて
いるわけだけど、実はローテクな自転車でも
けっこういけちゃうケースも多いと思うのだ。
どんな道具を使ってどう楽しむのか?という
問いかけは常にしていこうとは思うけど、
仮にGT-Rのような自転車が登場したら
自身どう感じるのかなぁ。
きっと超高額だろうけど(爆)
ロングツーリングなどでは途中からお尻が
痛くなったりするような体験のある人は
けっこう多いのではないでしょうか?
サドルの進歩は素晴しいものがあって、今では
クッション材のないカーボンやファイバーの
ペラペラのやつなんかもありますね。
僕もペラなものをいくつか使ったことがありますが、
けっこう大丈夫なもんです。
意外としなってクッションの役割をしている
ようだし、軽量化もできるし。
革サドルなんかもけっこう洗練されてきて、
それほど苦痛な体験をしなくても済むような
モデルも出ています。
けっこう意外だなぁと感じるのは、例えば太めの
体型だからといって幅広の厚いクッションの
タイプが良いかといったらあまり比例はしない
わけで、あくまで骨の形状や漕ぎ方などが
大きな影響を与えるのですね。
サドル選びはかなり大切ですが、同時にポジション
セッティングも忘れてはいけません。
おっと、太りすぎで股ズレなんてカッコワルイ
ことにならないようにもしたいもんダス(笑)