とってもきれいな朝焼けでした。思わずパチリ。

きょーもがんばっていきましょう!!!
ではまた。
おさむ
年末アフターサービスも中盤に入ってまいりました。こちらのお家は父が39歳の時、昭和49年に新築されたI様邸です。築後36年経ったお家です。いま尚立派なたたずまいです。

36年の歴史を刻んできました。
当時は日本の世の中全体が活況を呈していた時代です。以前キャノンで部長まで勤め上げた方が言っていらっしゃいました。『あの時代はすごかったんだよ。業績が45度でぐーんと伸びていった時代だから・・・』 と。
I様も漬物の事業をされていて、それこそ活況の最中にありました。従業員を雇い、工場を建設し、家族もその中で成長しました。この道のりの中で息子さんを亡くされた経験をされたり、2年前にはご主人も亡くされましたが、それぞれの子供たちは自立して家庭を持ち、そして今ではこのお家でおばあちゃんとなったI様がひとり暮らしです。
いつも元気なI様。でも最近はやっぱり寂しそう。ぼくが久しぶりに訪問するといろんなお話に花が咲きました。
『あんたのお父さんは立派な方ですよぉ、ほんとにいい仕事やってくれたんだよ・・・・・』
実は、このI様のお家での仕事ぶりが、以前から紹介しているまことさんちのおじいちゃんの目に止まったんです。まことさんのおうちの紹介はこちら↓↓
http://blog.goo.ne.jp/e-kitazawa/e/a20dd8534af3b6a92bb82b477c0efe94
こちらもどうぞ↓↓
http://blog.goo.ne.jp/e-kitazawa/d/20101013
まことさんのおじいちゃんは昔の人らしく 『目が利く』 方だったそうです。隅々までI様のお家を見てまわり、『おれは北澤に建ててもらう』 と言っていたのだそうです。その後もまことさんちのおじいちゃんつながりで、ご親戚を始めずいぶんと仕事をさせていただくことになったのです。
その始まりがI様のこのお家なんです。
で、I様とお話しをしているうちに、なんだか胸が熱くなってきましてね。I様も涙をこらえながらお話される。これまでこのお家と共に歩んできた人生が走馬灯のように巡っているかのよう。。。でやっぱり行き着く言葉、、、。
『あんたねぇ、お父さん、お母さんを、大事にしなさいよ。それとねぇ、健康が一番。カラダを大事にすることだよ・・・・』
おんなじことをKさんも言ってたっけ。
http://blog.goo.ne.jp/e-kitazawa/d/20100806
カンタンそうな、いつも耳にしているような、そんな言葉なんですけど、究極的なのかもしれません。
お父さんお母さんを大事に、そして自分のカラダを大切に・・・。
ではまた。
おさむ