「春の交通安全週間」なものですから。。。

2009年04月09日 | 日々のアブク
 この4月から自治会の役員をやることになった。基本的には地域ブロック内にて住民互選の大まかなローテーションが組まれていて,各世帯およそ20年に1度くらいの頻度で役員が回ってくることになっている。これはよほど重大な理由がない限り断ることができない。そして,3月年度末の役員交代の寄り合いにて,私(というか我が家)は『交通対策部長』という役どころを拝命した。いえ何,自治会長だとか三役だとかの大役を仰せつかるのは極力御勘弁願いたい訳であるからして,真っ先に『ワタシ,子供らの交通安全を日頃気に懸けているものですから,交通対策部長やります!』と自己申請し,全役員方より承認された次第である。

 そして現在,春の交通安全週間のさなかゆえ,朝方,某交差点に立って登校する小中学生の安全をシッカリ見守っております。なにせ朝の7時台という時間帯は工業団地へのクルマ通勤時間と重なっており,なかには突拍子もなくカッ飛ばすバカグルマも混在するわけで,こちらが交通安全帽を被って腕章付けて交通整理棒(誘導棒)持って交差点に立っているだけでも,ドライバーに対するそれなりの抑止効果はあるようだ。見よう見まねでクルマに指示を出すと,クルマの方もそれなりに従順になるのが却って面はゆいくらいだ。何やらジャンダルムgendarmeになったような気分で,我ながらいささか不本意である。ただ,モノは考えようで,そうか,近い将来失職したときに交通整理ガードマンのアルバイトなんぞをやるための,これは基礎訓練と考えればよろしいか。

 そんななか,ピッカピカの小学1年生の可愛いいチビッコやら,ちょっと澄ました小学6年生女子やら,あるいは髭面オッサン風の中学3年生男子やら,沢山の子供たちがニギヤカにニコヤカに,あるいはカッタルそうにネムタそうに,次から次へとやってきては信号を渡ってゆく。オハヨウゴザイマース,と元気よく挨拶する子も少なくない。春の新学期,もう何十年も繰り返されてきた馴染みの光景なのだろう。 世代交代,などという言葉がフト脳裏をかすめたのでありました。
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