ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2022/06/11 「オールド」

2022-06-11 00:00:00 | 日記
「オールド」

プリスカ 母
ガイ 父
マドックス 娘
トレント 息子
クリスタル モデル風の女性
チャールズ クリスタルの夫。医師
カーラ クリスタルの娘
アグネス クリスタルの母
パトリシア 喘息持ち
ジャリン パトリシアの恋人
ミッドサイズ・セダン 人気歌手

運転手 (M・ナイト・シャマラン)
ホテルの支配人

起:ガイら一家はホテルのプライベートビーチを訪れるが、訪問者の中に死者が出る。
承:ビーチで人々は急速に老化し、1日しか生きられないとわかる。
転:皆が脱出しようとするが失敗し、姉弟だけが生き残る。
結:生還した姉弟は、製薬会社がビーチを治験に利用していたと暴く。

 ガイら一家はリゾートホテルを訪れる。
息子トレントはホテル支配人の甥と仲良くなり、暗号遊びをする。
一方ガイと妻プリスカの夫婦仲は最悪だが、滞在中は忘れて過ごそうと話す。
 一家は、ホテル支配人からプライベートビーチを紹介される。
隔離された場所だと言う。
ガイらは自分たちだけと思っていたが、他の家族も同行するとわかる。
子供たちはすぐに仲良くなるが、ガイとプリシカは会話がないままだ。
 トレントは、洞窟に流れ着いた女性の死体に気付いて騒ぐ。
連れの男性ミッドサイズセダンは、彼女が1人で泳ぎに行ったと言う。
だがセダンは鼻血を出しており、どこか怪しい。
 別の家族クリスタルの母親アグネスは具合が悪いと言う。
 さらにパトリシアとジャリンのカップルが合流。
騒ぎを知らせたいが、運転手はもう帰ったと言う。
 アグネスが倒れ、死んでしまう。死体を見たショックだろうか。

 トレントは6歳だったが、11歳に見える外観になっていた。
クリスタルの娘カーラも成長。子供たちは急に成長しているようだ。
 セダンは逃げ出し、怪しむチャールズが追いかけるが、共に洞窟で気絶する。
洞窟を通ると気絶するようだ。
一同はビーチを出なくてはならないと騒ぐが、洞窟内以外に道はない。
 チャールズはセダンの仕業だと切りつけるが、たちまち傷が治ってしまう。
 ジャリンは、別の浜まで泳いで行く案を出す。だが波が荒くて危険だ。
 プリシカの腫瘍が悪化して倒れる。
ソフトボール大になっており、不思議な作用は大人にも影響があるようだ。
このままでは死ぬと、医師であるチャールズに切除を求める。
傷口がすぐにふさがってしまうが、
メロン大にまでなった腫瘍を何とか取り出す事に成功。
プリシカは回復し、気分は良くなったと言う。
 最初に死んだ女性は骨になっていた。肉体が分解したのだ。
この状態になるには30年は経過している事になる。
 ここでは、30分が通常の1年になっている。
大人はたちまち老化に向かい、1日でほぼ人生が終わる。
洞窟で気絶するのは、細胞が影響を受けている為だろう。
時間をかけて移動すれば、脱出できるかも知れない。

 トレントはカーラと親しくなっており、彼女は妊娠する。
直ちに出産となり、混乱したクリスタルは退散。
カーラは出産するが、乳児には変化が耐えられなかったようで、死んでしまう。
クリスタルもショックを受ける。
チャールズはセダンのせいだと言って刺しまくり、殺してしまう。
 ジャリンは別のビーチを探そうと提案。
パトリシアはてんかんで、薬なしで長くは持たないと、ジャリンが挑戦する事になる。
 なぜ皆はあのホテルへ来たのかと言う話題になる。
プリシカは、買った薬のレシートに広告が書かれていたと言う。
 マドックスは、プリシカに別の恋人がいると知ってショックを受ける。
プリシカは、腫瘍で不安になったのだと詫びる。
 やがてジャリンの死体が流れ着く。
泳いでいて気絶したのだろう。海から脱出するのも無理だ。
 カーラは耐えられなくなり、崖を登ろうとする。
だが、途中で意識を失って転落して死に、トレントはショックを受ける。
 パトリシアはケンカしたままの姉に謝りたいと言う。
イカダで沖に出ようと提案するが、発作を起こして倒れる。
 トレントは自分も泳いで沖に出ると言い出すが、皆に止められる。
 クリスタルは老化が耐えられない。
 夜になり、トレントとマドックスは、先にいた者のノートを見付ける。
彼らは、大きな管に入って移動すれば、
作用の影響を止められるかも知れないと考えていたようだ。
一方でトレントらは監視されている事に気付く。
何者かが自分たちの行動を記録しているのだ。
 ガイがチャールズに襲われ、プリシカはトレントらを逃がす。
 トレントらは洞窟へにげこむ。
そこにいたクリスタルは、カーラが死んだと知ってショックを受けていた。
自分の骨を折るが、たちまち回復。
怪物のような体型になり、もがいた末に死ぬ。
 プリシカがチャールズに反撃。
使ったナイフは錆ており、体内に入れば毒になる。
チャールズは錆が全身に回って死ぬ。
 残ったのはガイら一家だけになる。
夫婦はケンカした事も忘れていた。なぜここを出ようとしたかも。
ガイはいい所だと話すが、やがて老いで死に、プリシカも続く。
 ついに、残ったのはマドックスとトレントの姉弟だけとなった。

 翌朝。姉弟は中年になっていた。
彼らに残されたのは10時間程度だ。
逃げ続けようと誓うが、その前に砂の城を作る事に。
彼らは子供心を失ってなかった。昨日まで子供だったから。
 トレントは、支配人の甥にもらったメモを思い出し、暗号を解読。
暗号は「叔父さんは珊瑚が好きじゃない」と伝えていた。
見るとビーチの沖に珊瑚がある。珊瑚が外界への影響を防ぐのかも知れない。
姉弟は海に飛び込み、海底にある珊瑚の穴を抜けて先に行こうとする。
だが、マドックスの服が引っかかってしまう。。

 運転手が、丘の上からその様子を観察していた。
姉弟は溺れたと報告。去年珊瑚をくぐろうとした者も溺れた。
「治験73番は全員死亡」とされる。
 運転手は研究所へ帰還。支配人他は製薬会社関係者だったのだ。
彼らは、ビーチを訪れた者の身辺から、訪問の記録を抹消する。
 中心人物である支配人は、新薬で人々を救っていると言う。
パトリシアにはてんかんの持病があったが、ビーチを訪問する前に投与した薬に効果があり、半日程度抑えられた。
これは、外界では16年間効果がある事になるのだ。
製薬会社はあのビーチを見付け、利用する事に。
それによって、長期治験を1日で終えられるのだ。
 ホテルに現れたトレントは、客である警官にメモを渡す。
 新たな夫妻が到着。支配人は薬を盛ろうとするが、姉弟が妨害。
彼らはホテルに隠された秘密を暴露し、騒然となる。
大人になったトレントは、支配人の甥にメモを返し、彼に感謝する。
姉弟は珊瑚からの脱出に成功していたのだ。
 ホテル関係者全員が逮捕され、製薬会社にも捜査が及ぶと報じられる。
姉弟は叔母の所で暮らす事になるのだった。

 と言う訳で、M・ナイト・シャマラン監督作による奇抜な設定のサスペンス。
リゾートホテルを訪れた一家は、支配人に紹介されてプライベートビーチへ。
そこでは子供たちが急速に成長すると判明。大人たちも急速に老化しているとわかる。
実は、このビーチでは1日でほぼ人生が終わってしまうのだ。
だが、ビーチから出ようとすると気絶してしまい、どうしても出られない。
この不思議な作用を悪用した企みが最後に暴かれ、そういう事だったのかと思わせるが
実際には老化のメカニズムはよくわからないまま。
子供たちが成長すると、なぜか知識も付いているのはおかしな気が。
成長しても水着サイズに問題ないのはご愛敬。ジャイアントウーマンもそうでした。
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2022/06/11 「モンタナの目撃者」

2022-06-11 00:00:00 | 日記
「モンタナの目撃者」

ハンナ 消防隊員(アンジェリーナ・ジョリー)
オーウェン 父親
コナー 息子
イーサン 保安官
アリソン イーサンの妻。妊娠中
パトリック 殺し屋(ニコラス・ホルト)
ジャック 殺し屋

起:殺し屋の襲撃を受け、犯罪の証拠を持つコナー少年の父親が殺される。
承:コナーは消防隊員のハンナに助けを求める。
転:殺し屋は山に火を着け、ハンナらを襲う。
結:ハンナらは殺し屋を倒し、山火事からも生還する。

 ガス漏れの点検と称して、パトリックとジャックの2人組が地方検事宅を訪問。
家を爆破して退散する。
地方検事が死亡したと報じられ、オーウェンは動揺。息子コナーを連れて姿を消す。
 オーウェンはコナーに、雇い主が殺されたと明かす。
メモを渡し、信用できる人以外に見せてはダメだと告げる。
 オーウェンは保安官のイーサンに連絡。保護を求める。
イーサンは古株の同僚に相談。
オーウェンはテレビ局を求めたが、古株は騒ぎは困ると敬遠する。
 消防隊員のハンナは、塔で山火事がないかを監視する。
彼女には、風向きを読み誤り、仲間を失なった記憶があった。
落雷があり、ハンナは塔から転落する。
 2人組はオーウェンの車を襲撃。
オーウェンはコナーを逃がし、車は谷底へ転落。
2人組は通りかかった女性も始末する。
 イーサンは、射殺された女性と転落した車を発見。

 ハンナは1人で歩いているコナーを見かける。
服には血が付いており、心配して声をかける。
 2人組は雇い主に呼ばれ、子供をやり損なったと責められる。
子供が証拠のコピーを持っているはずだと。
2人組は子供を追いたてる為、山に火を着ける。
 ハンナらは塔へ戻るが、落雷で無線は使えない。
彼女を信用できると感じたコナーは、ハンナにメモを渡す。
ハンナは事情を知り、すぐに移動しようと言う。
 イーサンの妻アリソンが2人組の襲撃を受ける。
子供について聞かれ、アリソンは夫が見付けたようだと話すが、反撃して退散する。

 ハンナとコナーは移動。ハンナは落雷を受けて負傷する。
 2人組はイーサンを襲撃。子供はいなかったが、探し出さねば妻を殺すと脅す。
 山火事に気付いたハンナは、先へは進めないと判断。塔へ戻る事にする。
連絡が途絶えれば、救助のヘリが来るはずだ。
 イーサンらが塔に到着。
イーサンが様子を見に行き、誰もいなければ火を着けろと命じられる。
イーサンは隠れているハンナらに気付いて状況を説明。
だが2人組が感付き、ハンナとコナーは退散する。

 かけつけたアリソンがジャックを射殺。
アリソンはイーサンと合流するが、彼は負傷していた。
2人は火災の中に取り残され、酸素マスクを付けてしのぐ事に。
 ハンナとコナーは火事の中を突っ切る事に。
ハンナは現れたパトリックと格闘に。
斧で倒すが、止めを刺さず、炎に任せると言って立ち去る。
やがて火事が迫り、パトリックは炎に巻き込まれた。
 ハンナとコナーも炎に追われるが、小川に飛び込んでやり過ごす。
 火事が収まり、ハンナらは無事救助される。
アリソンも無事だったが、イーサンは助からなかった。
これからどうなるか不安なコナーに、ハンナは一緒に考えようと声をかけるのだった。

 と言う訳で、アンジェリーナ・ジョリー主演のサスペンス(?)
ジョリーは山火事対応の消防士だが、風向きを見誤って仲間が犠牲になった過去あり。
犯罪の証拠を持った少年が殺し屋に狙われ、ジョリーが少年を助けるてな話。
それだけ聞くと、まあまあ面白そうではあるが
ジョリーの他、少年親子、殺し屋2人組、保安官夫婦を交互に描いている為か
誰が中心で展開しているのかわかりづらく、最初の内は群像劇なのかとも思えた。
役柄的には、ジョリーはややベテランくらいの立ち位置と感じたが
見た目の貫禄があり過ぎて、そこは違和感あり。
もっと困るのは殺し屋2人組で、凄腕そうな雰囲気はあるが
子供がいると知っていながら確認せずに逃がしたり、
子供を始末する為に、とりあえず山に火を着けてみたりと、首をかしげたくなる。
片方が倒されるシーンがあり、
普通だと、より凶悪なもう1人が野放しになったりするものだが、それもない。
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