ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2023/06/11 「潮騒」

2023-06-11 00:00:00 | 日記
「潮騒」(1974年仏)

ローラン 犯罪学者(イブ・モンタン)
コンスタンス・ウェベール 女医(キャサリン・ロス)
ナディーヌ コンスタンスの姪

起:ローランは男に襲われて負傷する。
承:ローランは、女医コンスタンスと知り合う。
転:2人は愛し合う。
結:別の悪漢に襲われて、ローランは死ぬ。

 ローランは列車で駅に到着。
同じ列車で、コンスタンスも到着していた。
 ローランは、トイレで見知らぬ男に絡まれて負傷。医師の治療を受ける。

 後日、医師の代理として女医コンスタンスが現れる。
ローランには駅でコンスタンスを見かけた記憶があり、彼女が気になる。
 犯罪学者であるローランは刑務所を訪ねる。
彼は、無実の罪で10年服役していた男について取材しているのだ。

 ローランは、再びコンスタンスの診察を受ける。
過去に自費出版した著作に説明を求められ、
再取材に来てコンスタンスと出会ったのだと明かす。
2人は愛し合うように。
 兄の妻が自殺したコンスタンスは、姪ナディーヌの母親代わりになったと言う。
 ローランはコンスタンスに夢中で、年齢差も気にしないと話す。
 男が店で暴れ、店長に射殺される。
ローランは、トイレで襲った男だと確認する。
 ローランとコンスタンスは、デートを続ける。

 ある日、コンスタンスはローランを探して海岸へ向かう。
そこで悪漢らに絡まれ、かけつけたローランは彼らともみ合いに。
何とか追い払うが、頭を強打したのかローランは死んでしまう。
 コンスタンスはローランがまとめていた文書を焼き、
遺体を船に乗せて焼き、悲しみに暮れるのだった。

 と言う訳で、イブ・モンタンとキャサリン・ロスの恋愛もの。
三島由紀夫原作とか、山口百恵主演だったりはしないです。
2人の年齢差は一回り半くらいなので、今にするとそれほどの差ではない。
不倫だったりはせず、反対する者もいない。
モンタンが危ない男に襲われて負傷し、女医であるキャサリンと恋に落ちる。
ただし、モンタンは彼女を駅で見かけたとか言ってて
最初から狙ってたんかいと言う印象。
この危ない男は再度出てくるが、モンタンらは絡まずに射殺される。
これで一安心かと思ったら、別の悪漢らに襲われてモンタンは死んでしまう。
恋愛ものとしても物足りず、サスペンス色もない。
まあフランス映画らしいと言えばフランス映画らしい。
ところで、本作はキャサリンのヌードシーンがあると言う認識でした。
キャサリンは最初からシャツの下ノーブラなのが分かって
がんがん脱ぐのかと思ったら、ちょっとあった程度。
コメント
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