「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(2022年米) 四コマで紹介

エヴリンは、別の次元から来た夫そっくりの男に助けを求められる。

エヴリンは次元を行き来し、ジョブと言う敵と戦う。

様々な次元が入り乱れ、エヴリンは混乱する。

混乱の中で互いを理解し、一家が再びまとまる。

※　イラストはAIが作成したイメージです。映画の内容とは一致していません

２０２４／０５／０６ 「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

エヴリン　（ミシェル・ヨー）
ウェイモンド　エヴリンの夫（キー・ホイ・クワン）
ジョイ　エヴリンの娘
ベッキー　ジョイの彼女
ゴンゴン　エヴリンの父（ジェームズ・ホン）
ディアドラ　国税局の監査官（ジェイミー・リー・カーティス）

起：エヴリンは、別の次元から来た夫そっくりの男に助けを求められる。
承：エヴリンは次元を行き来し、ジョブと言う敵と戦う。
転：様々な次元が入り乱れ、エヴリンは混乱する。
結：混乱の中で互いを理解し、一家が再びまとまる。

　エヴリンはコインランドリーを経営。実質一人で切り盛りしている。
娘ジョイには彼女ベッキーがいるが、
エヴリンは娘が白人と付き合う事に反対している。

［パート１：なんでも］
　エヴリンは夫ウェイモンドらと国税局を訪れるが、
エレベータに乗ると、ウェイモンドはエヴリンの身が危険だと言い出す。
人生を上書きされ、エヴリンは夫と駆け落ちした人生になったのだと言う。
　何が起きたかわからないエヴリンは、監査官ディアドラの監査を受ける事に。
エヴリンは持っていたメモを見ると、意識は用具室へ瞬間移動。
そこにいたウェイモンドは、
自分は夫ではなく、エヴリンを助ける為に別の次元から来た存在だと言う。
巨大な悪から均衡を取り戻す為だ。
　別の次元ではディアドラは悪者で、ウェイモンドの首を折ってしまう。
　エヴリンはディアドラを殴り倒し、
困惑するウェイモンドに、あなたの指示だと告げる。
ウェイモンドが、本物なのか別の次元の存在なのかは、見分けがつかない。
警備員が来て、エヴリンは追い出されてしまう。
　別の次元では、ディアドラが部屋を支配していた。
その次元のエヴリンを倒すが、彼女ではないと言う。
　ジョイは、エヴリンらが暴れたと言うニュースを見る。
　再び現れた別の次元のウェイモンドは、アルファバースの住人だと明かす。
彼らは、別の次元の自分とアクセスする方法「バースジャンプ」を見付けており、
エヴリンにも覚えるように指示。
あちらの次元のエヴリンは死んだが、
こちらの次元のエヴリンは超越的な力を持っている。その目的は不明だ。
ウェイモンドは、元の状態に戻す為に来たと話すが、ディアドラに襲われてやられる。
　監視している味方は、エヴリンをバースジャンプさせると言う。
突飛な行動が燃料になるのだ。
エヴリンは襲われているエヴリンは、「愛してる」と言うと移動する。

　別の次元を巡ると、
エヴリンはカンフーの達人になったり、スター女優になったりする。
元の次元に戻り、身に付けたカンフーでディアドラを撃退。
　ウェイモンドは、ジョブと言う敵に目を付けられたと話す。
一方エヴリンはもっと輝いた人生となる可能性もあったと知り、
戻りたがるが、ウェイモンドに止められる。
別の次元は技術を身に付ける為だけとし、誘惑に負けるなと告げる。
アルファバースで限界を越えて移動した女は、精神が破綻したのだ。
　気が付くとエヴリンは、ディアドラを殴ったとして手錠をかけられていた。
ウェイモンドは、「彼女」ジュジュに見付かったと言う。
ジュジュはジョイの姿で現れ、凄い力で警備員たちを倒す。
ジョイの中にジュジュがいるのだ。
　エヴリンは、戦う為にジャンプ先を探す。
人間の指がソーセージになっている次元へ飛び、手錠が外れる。
　するとジュジュはすべてがベーグルに乗ってる世界を見せ、
エヴリンは何が真実かわからなくなる。
ベーグルに吸い込まれて消えると言う。
　エヴリンが気付くと、父ゴンゴンが跳ね飛ばしていた。
別次元のゴンゴンだ。
　エヴリンは何も覚えていないと言うが、無意識にジョイを縛り付ける。
勝つ為には必要な犠牲だとして、ゴンゴンは刺せと言う。
エヴリンが拒むと、ゴンゴンは銃を向ける。
お前がジョブになるとされ、エヴリンはどこかへ飛ばされる。

　エヴリンは混乱していた。
ゴンゴンは、新たなジョブになる前にジョイを殺せと言う。
一方エヴリンは、ジョイを救う為には、自分がジョブになればいいと考える。
物置に閉じこもるが、様々な連中が集まり、入ろうとする。
エヴリンは武術の達人になって応戦。
ピザ屋の看板持ちの動き、シェフの技も利用し、すべての敵を倒す。
　エヴリンは、ジョブを倒すと誓う。
娘を助けようとした事が、マルチバースの全員を怒らせたのだ。
エヴリンは最高レベルに達したと言うが、吐いて倒れてしまう。

［パート２：どこでも］
　映画を鑑賞していた女優のエヴリンは、娘はどこだと退席する。
様々な次元のエヴリンに異変が起こる。
　気が付くと、エヴリンはコインランドリーにいた。
ジョイが来るが警戒する。
どの次元のジョイも悪のジョイで、エヴリンが母親だと言う。
　エヴリンはあちこちの次元の自分が見えるように。
エヴリンは離婚申請書にサイン。監査員が来て、差し押さえると告げる。
混乱の繰り返しだ。
ずっとここが嫌いだったと言って、エヴリンはコインランドリーを破壊。
ウェイモンドも刺し、拘束される。
　エヴリンは再びジャンプするが、拘束されて岩になってしまう。
気が付くとジョイの岩もあり、崖の上にいた。
ジョイは、別の生き方を教えてくれると期待していたと言う。
　ウェイモンドのおかげで、エヴリンは１週間の猶予をもらえる事に。
ウェイモンドは、自分を見失った時は優しくしなくてはダメだと言う。
　ジョブは、結局全部消えると言う。
皆が引き込まれ、ジョイも行こうとするが、エヴリンが引き留める。
　ウェイモンドが事情を説明してくれたと、エヴリンはディアドラに抱き着く。
　当たった弾が目になり、額に付けたエヴリンは暴れ、次々と倒す。
ようやく自分が見えるようになったエヴリンは、
ジョイとベッキーの関係にも理解を示す。
　一緒にいれば傷付けるだけだと、ジョイは立ち去ろうとするが、
エヴリンは引き留める。
意味のあるわずかな時間を大切にしたいと。
そしてエヴリンは、ウェイモンドともやり直せたらと話す。

［パート３：まとめ］
　エヴリン一家は、再び監査官ディアドラを訪ねる。
ディアドラは、良くなっていると評価するのだった。

　と言う訳で、アカデミー賞受賞で話題になったアクション。
ちょっと変わった感じの作品らしくて
ミシェル・ヨーが主演で主演女優賞を受賞し
お久しぶりのキー・ホイ・クアンが助演男優賞を受賞した事も話題になり
どんな話か知らなかったけど観ました。
ミシェルはコインランドリーの経営者役で、キーがその夫役。
税務局に呼び出され、監査官（ジェイミー・リー・カーティス）の対応をしている最中
何だか別空間に意識が移動し、そこにいたキーに事情を説明される。
このキーは別次元の存在（夫とは別の存在）で、
複数の次元の間で何やら問題が起きているとして、助けを求められる。
つまりマルチバースの話だが、ミシェルの役柄は初見なので、
どちらの世界の事情も知ってるスパイダーマン等と違って、
面白くなるかについてはやや不安が。
本作では、同じ場所に同じ人が２人現れる事はなくて、
意識が移動して、その次元の人に乗り移るみたいな感じになる模様。
おかげで、目の前にいる人が、元々の人なのか別次元の人なのか、
我々にもよくわからない。
ミシェルは、各次元ではいろんな素性の存在で、
そこの特技（武術の技とか）を持ち帰って活躍するのはまあまあ面白いけど
指がソーセージの次元があって、おかげで手錠を抜けられるのは困りもの。
それは、もう人間じゃないよね。

２０２４／０５／０６ タルサ・キング シーズン１「老いぼれよ西へ行け」 ＃１

タルサ・キング　シーズン１「老いぼれよ西へ行け」 出所したギャングのドワイトは、田舎町タルサへ追いやられる。

ドワイト・マンフレディ　ギャング（シルベスター・スタローン）
タイソン　運転手
ボーディ　マリファナ店のオーナー
ミッチ　飲み屋のオーナー
ステイシー　ＡＴＦ捜査官
ピート　ギャングのボス
チッキー　ギャングのナンバー２

起：出所したギャングのドワイトは、田舎町タルサへ追いやられる。
承：現地のマリファナや飲み屋を傘下にする。
転：マリファナ店のボーディに、マネーロンダリングさせる。
結：ＡＴＦ捜査官ステイシーは、ドワイトと親しくなる。

　理髪店の息子からギャングとなったドワイトは、
連邦刑務所に２５年間いたが、出所する。
　ボスであるピートの屋敷を訪ねると、幹部たちが集合していた。
目下だった連中が幹部になっている事に、ドワイトは不満だ。
ピートの為に人を殺したドワイトは、見返りがあってもいいはずだと反発。
すると、オクラホマの田舎町タルサを開拓するように求められる。
ドワイトは、追い払う目的だと怒る。

　ドワイトはやむなくタルサを訪れる。
マリファナを扱うボーディや、飲み屋のオーナーであるミッチを脅して傘下に入れる。

　さらにドワイトは、タクシー運転手のタイソンを専属の運転手として雇う。
タイソンは車を買いに行かせるが、
売人と決めつけられ、売ってもらえなかったと言う。
そこでドワイトが店へ乗り込み、オーナーを脅して車を売らせる。
　ボーディにはマネーロンダリングをさせ、町一番のホテルに泊まる。

　ドワイトは、飲み屋でステイシーと言う女性と親しくなる。
ＡＴＦ（アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局）は、
ギャングのドワイトがタルサにいるとの連絡を受ける。
捜査官であるステイシーは、そのドワイトが昨日の男だと気付く。
　追い出されたドワイトだが、タルサは自分の町だと誓うのだった。

　と言う訳で、シリーズ第１話。
出所したギャングのドワイトは、田舎町タルサへ追いやられる。
シルベスター・スタローン主演のギャングものシリーズ。
組織に裏切られて田舎町に来たスタローン扮するドワイトが、たぶん成功していく話。
強引にいろんな連中を傘下にしていくが、
後の話ではドワイトを慕っているので、彼の人間性に惹かれたって事すかね。