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映画を見た時の感想を入れときます

2018/04/14 「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」

2018-04-14 00:00:00 | 日記
「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」

 1995年にロビン・ウイリアムズ主演で作られた「ジュマンジ」の続編。
「ザスーラ」と言う姉妹作もあったけど、
本作はジュマンジの方の続きと言う事らしい。
前作はなかなか面白かったし、
本作ではドウェイン・ジョンソンが出ていて
彼がジャングルで暴れる話ときたら、ジュマンジと関係なく見たくなるところです。

スペンサー オタク。ゲーム内ではブレイブストーン博士(ドウェイン・ジョンソン)
フリッジ スペンサーの旧友
ベサニー イケイケの女子高生。ゲーム内ではオベロン教授(ジャック・ブラック)
マーサ スペンサーが惹かれる女子高生
アレックス 20年前にゲームをした若者
ヴァン・ペルト ゲーム内での悪役
ナイジェル ゲーム内の案内人

起:スペンサーら4人はゲームの世界に取り込まれる。
承:ゲームをクリアしないと出られなくなる。
転:ライフがなくなりそうだが、奮戦する。
結:ゲームをクリアし、現実世界でも絆が生まれる。

①1996年。アレックスはジュマンジと言うゲームを拾う。

 1996年。
前作のラストで捨てられたジュマンジが砂浜に流れ着いたが、本作はそこから始まる。
これを拾った少年が、友人のアレックスに譲る。
テレビゲームに夢中のアレックスは、今更ボードゲームかよと見向きもしない。
ところが、夜になって太鼓の音に目覚めたアレックスは、
ジュマンジから音がしているのだと気付く。
開いてみると、なぜか中にテレビゲームのカセットが入っていた。
アレックスが持っているゲーム機にぴったり入ったので、これを試す事に。
すると、部屋が光り輝き、その後どうなったかはここでは描かれない。
まあ、前作見てるから、予想はつくんですけどね。

②それから20年。スペンサーら男女4人の高校生は居残り作業を命じられる。

 それから20年。つまり現在。
主人公である高校生スペンサーはゲームオタク。
幼馴染のフリッジは、アメフトだかのスタープレイヤーで最近は疎遠。
だが、レポートの代筆をスペンサーに頼んでいて
スペンサーはフリッジと再び仲良くなりたい気持ちがあって、これを受ける。
レポートの受け渡しをしたのが、お化け屋敷と言われる建物の前。
受け渡しの後もウロウロしていると、屋敷から現れた住人に立ち去れと怒られる。
この屋敷では息子が行方不明になり、父親は息子を探す事に人生を費やしたと言う。
その後、フリッジのレポートが
過去のスペンサーのレポートと酷似していると先生に気付かれ、
スペンサーもフリッジも居残りを命じられる。
さらに授業中でもスマホに夢中のベサニー、
体育の授業なんてムダだと逆らったマーサも居残りとなる。
実はスペンサーは、マーサに気があるのだ。

③見付けたジュマンジゲームを遊ぶとゲームの中に取り込まれてしまう。

 校長先生は4人に、倉庫のような部屋の掃除を命ずる。
書類からホチキスを外せと言われ、
スペンサーとマーサはまじめにやるが、フリッジとベサニーはやる気がない。
フリッジはテレビゲームを見つけて、これをやろうと言い出す。
もちろん、それがジュマンジです。
マジメなあんたはやらないでしょうと言われ、マーサもムキになって参加。
キャラクターが選べる画面で、
フリッジはパイロットを選ぼうとするが、なぜか選べない。「選択済み」と言うのだ。
仕方なく、「不死身のムース」と言うキャラを選択。
実は読み間違いで、「ネズミのムース」だった事は後で気付く。
さらにスペンサーがブレイブストーン博士、
ベサニーはシェリー・オベロン教授、マーサはルビーを選択する。
いよいよゲームスタートを選択すると、
彼らの体が次々とゲームの中へ吸い込まれてしまった。。

④4人はゲームの中のキャラに変わり、ライフを失うと死ぬとわかる。

 気が付くと、4人はジャングルにいた。
さらに、互いの姿かたちが変わっていたので驚かされる。
スペンサーは筋肉ムキムキのブレイブストーン博士に。
フリッジはネズミのムースと言うキャラで、スペンサーより背が低いので失望。
マーサはもともとやぼったい感じなのだが、ショートパンツをはいてる活発な女性。
ベサニーはシェリーと言う名前ながら、おやじの教授でこれまた失望。
さらにベサニーは現れたカバに食われてしまう。
一同は愕然とするが、フリッジがカバは雑食なのだと語る。彼は動物学者なのだ。
ここはゲームの中の世界で、彼らは選んだキャラの役割を与えられていた。
すると、空からベサニーが落ちてきて着地。
全員の手には3本のタトゥーがあったが、彼女だけ2本に減っていた。
それを見たスペンサーは、それが残りライフを意味すると気付く。
ゲームをクリアすると元の世界に戻れるが、ライフがなくなると実際に死ぬと理解。
それぞれのキャラには得意技とか弱点があるのだと指摘する。

⑤宝石をジャガーの像に戻せば終わるとわかるが、悪役一味に追われる。

 現れた案内人ナイジェルはゲームのルールを説明。
聞けば、ヴァン・ペルトと言う悪党が宝石を盗み、
それが原因でこの世界が混乱に陥ったと言う。
何かあってナイジェルが宝石を入手していて、スペンサーに手渡す。
宝石をジャガーの像に戻せば、混乱は収まると言う。
見ると、ジャングルの向こうに、大きなジャガーの形の像がある。
詳細を聞こうとしても、ナイジェルは同じ事を繰り返し語るだけ。
まさにゲームに出てくる案内役だ。
スペンサー一行はヴァン・ペルト一味に追われる羽目に。
ヴァン・ペルトとは、前作のハンターの名前だが
本作ではバイカー集団のリーダーと言う感じだ。
道中でフリッジがスペンサーを崖下に落としたりして、何人かが残りライフを減らす。

⑥アレックスに助けられる。彼は20年間出られないでいると判明。

 スペンサー一行は市場に到着。
そこはエネルギーを補給できる場所で、一同は食料をとりまくる。
唯一ライフがすべて残っていたフリッジはパンケーキを食べるが、
彼は弱点がなぜかケーキだった為に爆発してしまう。
そんな騒ぎの中、ヴァン・ペルト一味が現れて再び逃げる羽目に。
謎の人物が一同をかくまい、難を逃れる。
実は、彼アレックスこそが最初のプレイヤーであるパイロットだったのだ。
話を聞く内、アレックスはお化け屋敷と言われたあの家の住人だと判明。
アレックスは20年前に行方不明になったとして、皆に知られていたのだ。
アレックス自身は、そんなに時間が経っている意識がなく
スペンサーらの話を聞いてショックを受ける。
ちなみにアレックスは、かつてアラン・パリッシュが作った小屋に住んでいた。
アラン・パリッシュは前作でロビン・ウイリアムズが演じたキャラだ。

⑦皆で協力し、アレックスがクリアできなかったステージを通過。

 一行はここまでにステージ1をクリアしていたが、ステージ2をクリアする為には、
倉庫にある何らかの乗り物で中間ポイントへ行かねばならないとわかる。
アレックスは2つの乗り物に挑戦し、ライフ2つを失っていた。
その為、危険を冒したくないとしり込み。
実は、このステージは各プレイヤーが協力しないとクリアできないのだが。
どうやらヘリで行けばよいと判明。
倉庫は敵一味が見張っている為、マーサが男たちを誘惑して注意をそらす作戦に出る。
マーサは無理だと言うので、ベサニーが誘惑の方法を特訓。
とは言え、ベサニーはジャック・ブラックなので、珍妙な事に。
結局、マーサは得意の格闘技で男たちを倒す。
その間にヘリを奪い、アレックスがヘリを操縦。
なぜかサイに追われ、あれはジュマンジ固有の肉食のサイだとされる。
途中、宝石を落とすハプニングがあり、猛獣のど真ん中へ。
仕方なく、スペンサーはフリッジを突き落とし、
フリッジは宝石を取ったところでやられる。
すると、空からフリッジが落ちてきて、スペンサーが回収。
プロペラの部品が外れて上昇できないが、スペンサーが怪力で部品を戻す。
そんなこんなでステージ2のクリアに成功。
だが、ここへきてアレックスが蜂だかに刺されてしまう。
アレックスの弱点は毒で、今にも死にそう。
アレックスに惚れていたベサニー(つまりジャック・ブラック)が人工呼吸。
ベサニーのライフを譲る形でアレックスは生き延びる。
一方、スペンサーとマーサも愛し合うように。
見た目は大人の男女だが、実際には恋愛経験のない2人なので
キスもぎこちなくて、フリッジをあきれさせる。

⑧ジャガーの像へ向かうが、悪役一味に襲われる。

 いよいよ一同は最終ステージへ。ジャガーの像が近づく。
案内人ナイジェルが、ジャガーが見えたら登れと言ってたので
ステイシーは深読みして、像にたどり着く前に木を登り始めるが、
上にトカゲか何かがいて驚いて転落。ライフを消費する。
結局、普通にジャガーの像へ近付く事に。
ヴァン・ペルト一味が現れた為、数班に分かれて進む。

⑨マーサがわざとやられる事でクリアに成功。

 スペンサーはジャガーの像を登るが、宝石を下の方へ落としてしまう。
落とした場所は蛇だらけ。
マーサが苦手な蛇の所へ踏み込んで、宝石を回収するが、ヴァン・ペルトが現れる。
もはや危機一髪、マーサは意を決して、自らを蛇にかませた。
実はライフが2つ残ってるのはマーサだけだったのだ。
マーサは命を落とし、ライフを減らして空から落下。
落下中に、像の上の方でスペンサーに宝石を渡す。
わざとやられて、普通では行けない場所へ行くのは、
ゲーム好きの心をくすぐるテクニック。
スペンサーは宝石を像に戻すが、反応がない。
皆動揺するが、ナイジェルの話を思い出す。
クリアした時はある言葉を言わなくてはならないのだ。
一同思い出して「ジュマンジ」と叫ぶと、ヴァン・ペルトは姿を消した。
ゲームはクリアされたのだ。

⑩スペンサーは留まる事を望むが、結局元の世界に戻る。

 するとナイジェルが現れ、一同が元の世界へ戻れると告げられる。
フリッジはすぐにも帰りたい様子。
ベサニーはアレックスとの別れを惜しむが、戻る事に。
スペンサーはマーサが戻るのを止める。
ここに留まろう、このままの関係でいたいと。
するとマーサは、戻ってもこのままの関係で行くのよと言って戻る。
意を決して、スペンサーも元の世界に戻るのだった。

⑪4人に絆が生まれ、大人になったアレックスと再会する。

 スペンサーら4人は、元の世界に戻る。
スペンサーとマーサは高校生になっても恋人同士だ。
さらに、もともとタイプの違う4人の間に、絆が生まれていた。
だが、ベサニーは恋仲になるかに思えたアレックスがいないので寂しがる。
そこで4人はアレックスの屋敷へ。
お化け屋敷と言われていた建物は、普通に人が住む家になっていた。
そこへ妻子のいる大人の男性が現れる。
それがアレックスで、20年前に戻った彼は、大人に成長していたのだ。
彼は4人に気付いて話しかける。
アレックスの娘の名前はベサニー。命の恩人の名前を付けたと語るのだった。

 と言う訳で、冒頭は1996年で、海岸に流れ着いたジュマンジを少年が拾う所。
これは前作の続きと言う意味合いらしい。
さらに、前作でロビンが演じたアラン・パリッシュの家も登場する。
本作ではジュマンジがカセット式のテレビゲームに変形。
居残りで掃除をさせられた男女4名の高校生が、
そこにあったゲームで遊ぶ事になり、ゲームの中に取り込まれると言う訳。
テレビゲームのお約束みたいな話も出てきて、ピクセル風味もあり。
前作はゲームをする者がそのまま参加する形だったが、
本作ではオタクだった主人公がドウェイン・ジョンソンになり
イケイケだった女子高生がジャック・ブラックになると言う変身の面白さもあり。
さらに、やられても3回までは平気と言うルールがあるらしく
3回やられるとどうなるかは、誰もやられてないのでわからないまま。
わざとやられてゲームクリアするあたりはゲーム心をくすぐる。
続編と言う形をとりつつ、やってる事は前作と同じなので、
物語的にはリメイクと言って良い。
しかし、ゲームマニア風味の方が強く、前作とはちょっと雰囲気が違う。
ちなみに時間の都合で吹替で見たけど、
「マジマンジ」とか「チョベリグ」とか、時代を感じさせるあたりに工夫を感じる。
また、パンフは820円のくせにペラペラ。

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