ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2020/11/21 「恐怖の報酬」(1977年米)

2020-11-21 00:00:02 | 日記
「恐怖の報酬」(1977年米)

ジャッキー ドミンゲスと名乗る。組織の運転手(ロイ・シャイダー)
ヴィクトル・マンゾン セラーノと名乗る。元銀行家
ニーロ 殺し屋
カッセム テロリスト。爆薬に詳しい

起:組織に追われるジャッキーは、南米の地へ逃れる。
承:危険なニトロを運ぶ仕事を得て、破格の報酬を狙う。
転:他のメンバーは犠牲となる。
結:ジャッキーは報酬を得るが、組織の追っ手が現れる。

 爆破テロを起こしたカッセムは、警察に追われる。
 銀行家ヴィクトルは不正行為で業務停止の危機に。
腹心が自殺してしまい、行方をくらます。
 組織のジャッキーらは、リッチー一味の組織を奪う。
だが、逃走中に事故を起こし、ジャッキーだけが退散。
リッチーが賞金をかけたと知り、ジャッキーは南米の小さな町へ逃れる。
 近くの油井で爆発事故が発生。テロリストの仕業らしい。
なかなか鎮火できないが、再開が遅れれば経費を削減するとされる。
消火に使うニトロは、1年以上放置されていて不安定な状態だ。
しかも320キロ離れた場所にあり、
少しの振動で爆発する為、ヘリでの運搬は出来ない。
 そこで企業は、トラック運転手を集める事に。
破格の報酬を狙って大勢が集まるが、
ジャッキー、ヴィクトル、ニーロ、カッセムの4人が選ばれる。
2台に分かれて向かうが、会社は1台が到着すれば良いと言う考えだ。
メンバーのニーロは殺し屋だったと判明するが、
代役を立てている時間はないと、そのまま決行する事となる。
 2台のトラックが出発。
ヴィクトルらのトラックは橋で脱輪するが、何とか突破する。
 ジャッキーはニーロと向かうが、道に迷ってもめる。
行く手は今にも壊れそうな吊り橋しかなく、ニーロは逃げ出すが
捕まえて誘導させ、何とか通過する。
ヴィクトルらには吊り橋を渡れないと考えたジャッキーは、報酬が倍になると喜ぶ。
ヴィクトルらは吊り橋で苦戦するが、ウィンチで引っ張る事に。
吊り橋のロープが切れるが、間一髪渡り切る。
 ジャッキーらの前に倒れた大木があり、行く手をふさいでいた。
迂回しようとするが、周囲はぬかるみで断念。
ヴィクトルらも追いつき、ニトロで大木を爆破し、通過に成功する。
 一同は再び出発。
先行するヴィクトルらのトラックはパンクし、崖から転落して爆発する。
ジャッキーらが現場へ到着。ゲリラが現れ、荷物を奪おうとする。
ニーロがゲリラを射殺するが、自身も撃たれて死ぬ。
 ジャッキーは再び出発するが、目的地までわずかの所で、エンジンかからなくなる。
やむなくジャッキーはニトロを抱え、歩いて油井に到着する。
 町に帰還したジャッキーは、4万ドルの報酬を得て喜ぶ。
だが、町にリッチーの手下が到着していた。。

 と言う訳で、ロイ・シャイダー主演のサスペンス。
監督はウイリアム・フリードキン。
吊り橋をトラックが渡るシーンが印象的だが、TV放送が1回あっただけで
イブ・モンタン主演のオリジナルが何度も放送されるのに対し、本作は幻の作品に。
出来が悪かったんかなと想像していたが
最近になって劇場公開時にカットされたシーンを復活させて、
本来の出来になったそうです。
。。と言うから、2時間半くらいの長編になってのかなと想像したが
劇場公開時が90分で、完全版が2時間だから、そんなに長い訳ではない。
冒頭は4人のドライバーの素性を描いていて、これが1時間続く。
シャイダーの登場も3番目なのでなかなか盛り上がらず、
この前半がカットされたんだなと想像できる。
後半になってようやく、危険なニトロを運ぶシーンが始まる。
吊り橋のシーンのハラハラする感じは特筆すべきだが
シャイダーでない班も通過に成功してしまうので、何か拍子抜け。
ここを除くと、いくつかある障害も、緊迫するシーンの連続とは言い難い。
シャイダーは結局殺されたらしき終わり方だが、
モンタンのあっけない死に方に比べると、インパクトは弱い。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2020/11/21 アレッ... | トップ | 2020/11/22 「ゲッ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事