ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2019/07/20 「ザ・シークレットマン」

2019-07-20 00:00:00 | 日記
「ザ・シークレットマン」

マーク・フェルト FBI副長官(リーアム・ニーソン)
マークの妻(ダイアン・レイン)
グレイ FBI長官代理
サンディ 記者(ブルース・グリーンウッド)
サリバン 元同僚(トム・サイズモア)

起:ウォーターゲート事件の捜査で、FBI内部からの情報漏れが疑われる。
承:副長官フェルトが裏切者ディープスロートを捜索する。
転:結局、ニクソン大統領は辞任する。
結:後にフェルトがディープスロートだったと告白する。

 1972年。ニクソン大統領はベトナム戦争で批判を受け、再選もままならない。
強い権力を持ったフーバー長官が死亡し、FBI内部は慌てて書類を処分する。
ホワイトハウスは機密ファイルを要求するが、FBIはその存在を否定する。
グレイが長官代理になり、なれなかったフェルトは失望する。
 民主党本部に男たちが侵入する事件が発生。元FBIが盗聴していたらしい。
いわゆるウォーターゲート事件だ。
捜査には司法長官の許可が必要になり、フェルトは反発。
干渉されたくないと情報を漏らし、その情報が報じられる。
 盗聴した侵入犯が司法取引をする事に。
だが、背後にいる黒幕は不明のままだ。
事件の捜査終了が発表され、FBIの捜査はうわべだけだったと失望の声が流れる。
このままでは、誰も真相を知らないままだ。
 フェルトは捜査の主導権を取り戻す為、ウッドワード記者に情報を渡す。
謎の情報提供者ディープスロートと呼ばれ、その情報はポスト紙に報じられる。
政府は報道を否定。
FBIから情報が漏れていると、誰が裏切者か探り合う。
 大統領選はニクソンが再選。
グレイは正式にFBI長官になり、副長官はサリバンとなる。
サリバンはフェルトの裏切りを疑っていた。
 公聴会で、グレイは大統領の指示で文書を渡したと証言。
フェルトが長年の勤続表彰を受ける一方、ニクソンは辞任する。
 4年後。審問会でフェルトは、ディープスロートと疑われた事もあると話す。
違法捜査の責任を問われて有罪となるが、レーガンによって恩赦を受ける。
後にフェルトは、自身がディープスロートだったと告白した。

 と言う訳で、ウォーターゲート事件を描いた話。
大統領の陰謀と言う映画で、ディープスロートと言う情報提供者がいたが、
本作は彼をメインにした話。
演ずるのはリーアム・ニーソン。
彼はFBIの副長官で、表では事件を否定する役柄だが
裏では記者に情報を流していた。
正義に目覚めたと言う事だろうけど、こういう風に描かれるとあまり盛り上がらない。

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