２０２２／０１／２２ 「２１ブリッジ」

「２１ブリッジ」

デイビス刑事　（ブラックパンサーの人）
バーンズ　デイビスの相棒。麻薬捜査犯（シエナ・ミラー）
マッケナ警部　署長（ＪＫシモンズ）
レイ・ジャクソン　強盗
マイケル　レイの相棒

起：強盗事件が発生し、デイビス刑事はマンハッタンを封鎖して犯人を追い込む。
承：一味は大量の麻薬を扱っており、犯人は射殺される。
転：デイビスは、背後に警察がいると気付く。
結：関与していた署長らを倒す。

　デイビスは死んだ父を継いで警官になる。
何人も射殺している事を問題視されるが、デイビスはすべて正当な発砲だと話す。
　強盗事件が発生。
パトロールの警官がかけつけて撃ち合いに。
２人組が逃走し、８人が撃たれたとして手配される。
　デイビスはこの事件を捜査する事になり、麻薬捜査犯バーンズと組む。
デイビスは、２人の強盗が大勢の警官を殺したと言う話に疑問を覚える。
　監視カメラで逃走車が確認され、やがて、車が燃やされているのが見付かる。
捜査にはＦＢＩも乗り出し、大物の麻薬バイヤーが関わっているはずだと言う。
デイビスはマンハッタンの封鎖を要求。
ＦＢＩは反対するが署長が同意した為、マンハッタンへ通じる２１の橋が封鎖される。
トンネルと列車も同様だ。

　デイビスは乗り捨てられた車を調査。
持ち主の女は名義貸しをしただけで、使ったのはレイとマイケルだろうと言う。
　証人の男が射殺される。
担当した刑事は男が銃を抜いたと称し、デイビスは怒りを覚える。
　強盗犯レイとマイケルは、自分たちが手配されていると知る。
レイらは偽の身分証を作るが、市警が来て撃ち合いに。
レイらは証拠のＵＳＢメモリを持って退散する。
　追跡するデイビスは、レイを射殺。
バーンズがマイケルを捕らえるが、主犯はレイだろう。
マイケルは、事前に聞いていた話と違い、大量の麻薬があったと言う。
そして警察が絡んでいると。

　デイビスはＵＳＢメモリの中身に関心を持つが、マイケルが逃走。
マイケルはＵＳＢメモリの中身を確認し、警官が取引相手だと知る。
　マイケルがホテルで目撃され、デイビスが追跡。地下鉄で追い付き、にらみ合いに。
デイビスは銃を捨てるが、バーンズがマイケルを射殺してしまう。
マイケルは死ぬが、ひそかにデイビスにＵＳＢメモリを渡していた。
　デイビスは事件を解決したと称えられ、マンハッタン封鎖は解除される。
だがデイビスはバーンズを怪しんでおり、スマホの発信履歴を確認する。

　デイビスは署長の家へ押し掛ける。
署長は、市警の車で麻薬を運んでいたと認める。
だが取引相手に出くわし、部下が殺されたと。
生きる為にやったのであり、贅沢の為にやったのではないと言う。
署長はデイビスを警戒し、バーンズはお目付け役だったのだ。
父親を麻薬中毒者に殺されたデイビスは、怒りを隠せない。
　かけつけた一味と撃ち合いに。次々倒し、抵抗した署長も射殺する。
　現れたバーンズが銃を向けるが、
デイビスはＵＳＢメモリはコピーしており、撃てば終身刑だと告げる。
バーンズは観念し、逮捕される。
実際にはＵＳＢメモリは壊れており、デイビスは複雑に想うのだった。

　と言う訳で、亡くなったブラックパンサーの人が主演のアクション。
彼が扮するデイビス刑事は、麻薬をめぐって８人もの警官が撃たれた事件を捜査。
麻薬捜査班のシエナ・ミラーと同行する事に。
犯人が逃走しないように、マンハッタンに通じる２１の橋を封鎖する。
最初から、警察内部が裏切り者だらけと言うのは丸わかりで、
謎解き的な面白さはいまひとつ。
マンハッタンを封鎖したと言う特殊状況の面白さもあまり感じられない。
（地下鉄とか普通に動いてるし）
何となく終始忙しそうではあったけどね。