「MEMORY メモリー」(2022年米)
アレックス 殺し屋(リーアム・ニーソン)
セラ捜査官 FBI(ガイ・ピアース)
リンダ セラの相棒
ボーデン 仲介屋
マルケス刑事 メキシコ警察の協力者
ベアトリス 少女
モーラ刑事 地元警察
ダヴァナ・シールマン 不動産王(モニカ・ベルッチ)
ランディ ダヴァナの息子
起:殺し屋アレックスは、少女を標的とする仕事を断る。
承:アレックスは人身売買組織を追う。
転:FBIセラは、アレックスが組織を追っていると知る。
結:アレックスはやられるが、黒幕は倒される。
FBIセラ捜査官は、人身売買組織を追跡。
売春する娘ベアトリスの部屋にFBIの部隊が突入。
ベアトリスの父親が窓から転落して死ぬ。
殺し屋アレックスは仲介屋ボーデンを訪ね、仕事を辞めるつもりだと伝える。
だがボーデンは引退は出来ないとし、次の依頼を指示する。
セラはベアトリスに会う。
ベアトリスは、父親を殺されたとしてセラを恨んでいた。
ベアトリスは児童保護施設に送られる事になる。
しばらくして、セラの特捜班は再編成を告げられる。
成果が出ていないとされ、人身売買組織の捜査は終了だと言うのだ。
仕事を受けたアレックスは屋敷に侵入するが、
標的ベアトリスが少女だと気付いて退散。
ボーデンを訪ね、子供の仕事は断ると告げる。
アレックスは、施設の少女ベアトリスが殺されたと知って警戒。
襲撃を受け、一夜を共にした女性マヤが殺されてしまう。
撃ち合いの末、襲撃者を爆殺する。
セラは、車で男女の死体が見付かったと知る。
男が持っていた銃は、ベアトリスを撃ったものと一致。
車内に落ちていた薬は、アルツハイマーのものと判明する。
アレックスは手に入れたUSBメモリを確認。
そこには少女売春の映像が保存されていた。
アレックスは匿名でセラに電話。
仲介屋ボーデンらを殺し、ベストリスを殺した男も始末したと告げる。
セラはボーデン夫人からの情報で、不動産王ダヴァナが黒幕らしいと知る。
ダヴァナの息子ランディも組織に関わっているようだ。
殺された者全員が、移民収容施設に関係している。
ランディのパーティに潜入したアレックスは、彼を始末して退散。
セラは、アレックスが犯人で、ベアトリスの復讐をしていると考える。
アレックスは、追ってきた警官も射殺してしまう。
メキシコ警察のマルケス刑事はこれに怒り、独断でアレックスを追う。
アレックスは、ダヴァナの所へ乗り込む。
だが、ダヴァナに通じていた地元警察モーラに捕らわれてしまう。
モーラは、アレックスが少女を殺したと思い込み、痛めつける。
セラはアレックスが残したUSBメモリを入手。
タヴァナにアレックスの引き渡しを求める。
セラはアレックスの病室を訪ねる。
アレックスは、ダヴァナが殺しの指示をしたと明かす。
ベアトリスも標的だったが、アレックスは子供を殺さない主義なのだ。
アレックスは病で、余命は数か月だ。
ダヴァナに裁きを受けさせたいが、殺し屋の証言は証拠にならない。
ダヴァナの電話の録音があるのだが、保管場所が思い出せない。
セラの報告を聞いた検事は、録音が本物なら立件できると称する。
実際は立件するつもりなどないのだ。
アレックスは医師に扮した殺し屋に襲われるが、倒して騒ぎになる。
人質を取って外へ出ると、アレックスの車に乗り込む。
アレックスは「BERY」と伝えると、車の外へ出て射殺される。
捜査は終結。
セラは、壊れて「BERY」となっているネオンを発見。
そこにUSBメモリが隠されており、音声の録音を確認する。
だが検事は、殺し屋がいなくては起訴できないと告げる。
セラは、ランディが女の子をおもちゃにしていたと訴えるが、聞き入れられない。
失意のセラは、同僚リンダに飲みに連れ出かれる。
その頃ダヴァナは、何者かに首を切られる。
それをニュースで知ったセラは、
リンダが連れ出したのは、アリバイを作らせる意図だったと気付く。
ダヴァナを始末したのはマルケス刑事だった。
と言う訳で、リーアム・ニーソン主演のアクション。
共演はガイ・ピアースで、彼が悪役なんかなと思ったがそうでもない。
リーアムは殺し屋だが、ある時の標的が少女だと知り、殺さずに立ち去る。
依頼した一味は結局少女を始末し、秘密を知るリーアムをも追う。
リーアムは引退寸前で認知症の症状が出ていると言う設定で
その事がサスペンスを生むのかと思いきや、
証拠のUSBの隠し場所を忘れたと言う程度で拍子抜け。
ピアースは事件を追うFBIだが、リーアムの真意に気付いて同情的に。
最後に黒幕が倒されるので、まあまあスカッとした感じだけど、
倒したのがリーアムでもピアースでもない別の人なのは微妙。
監督は007のマーチン・キャンベル。
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