ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2022/08/09 「ムーンフォール」

2022-08-09 00:00:02 | 日記
「ムーンフォール」(2022年米)

ジョー・ファウラー 元宇宙飛行士。現在はNASAの要職(ハル・ベリー)
ブライアン 元宇宙船船長(パトリック・ウイルソン)
KCハウスマン 月の異変に気付く自称博士
ダグ ジョーの元夫。将軍
ミシェル ジョーのベビーシッター
ソニー ブライアンの息子
ブレンダ ブライアンの元妻
トム ブレンダの夫
ホールデンフィールド 元NASA職員(ドナルド・サザーランド)

起:月の軌道が変わり、地球に影響が出る。
承:NASAは、月にある人工建造物を破壊する事になる。
転:元宇宙飛行士のジョーらが月へ向かう。
結:ハウスマンが犠牲になり、地球の危機は回避される。

 2011年。宇宙飛行士ブライアンとジョーは宇宙で活動していたが、何かに遭遇。
乗員のマーカスが行方不明になる。
 帰還したブライアンは何かの群れに襲われたと主張するが、解雇されてしまう。
ジョーは事態を目撃しておらず、ブライアンの人為的なミスと判断されたのだ。
 10年後。NASAの要職にあったジョーは、月の軌道が変わったと報告を受ける。
地球に接近すれば、3週間後には大きな破片が地球に降り注ぐだろう。
ジョーは事態を極秘にしようとするが、既にSNSで噂になっていると知る。
 自称博士のハウスマンも月の異変に気付き、ブライアンの所へ押しかける。
月は人工建造物であると主張するハウスマンは、動力源に何かが起きていると言うが、
ブライアンは取り合わない。
 やがて噂が広がり、買い占めや略奪など混乱も起きる。
月を人工建造物とする説が浮上しており、ブライアンはハウスマンを訪ねる。
ハウスマンはNASAよりも先に事態に気付いていたのだ。
ハウスマンは、月は白色矮星を動力源にした巨大建造物だと言う。
 NASAと欧州が協力してロケットが打ち上げられる。
だが、月から何かの群れが飛び出し、探査船が襲われる。。

 月から飛び出した群れは、進化したAIと判断される。
今までの常識は覆ったとしてNASA所長は退散。ジョーに責任が押し付けられる。
 ジョーは、元NASA職員ホールデンフィールドに会う事に。
ホールデンフィールドはNASAが隠している秘密があると告げる。
アボロ11号が月に着陸した際、管制室との連絡が2分間途絶えた。
その時アポロ乗員はあるものを目撃したが、それは極秘とされた。
それは人類よりもはるかに進んだ技術だ。
ブライアンが暴露しようとした為、彼は切り捨てられたのだ。
 ジョーは、それを破壊できれば月を元の軌道に戻せると考えるが、
軍に主導権を奪われる。
軍は核を使いかねず、そうなれば人類は滅亡してしまう。
 ジョーはブライアンとハウスマンを呼び出し、月の穴の画像を見せる。
2011年の事故も同じ原因で、人類は生命体に攻撃されていたのだ。
月に攻撃を仕掛ければ、すぐに探知されてしまう。
ブライアンには電力なしの着陸を成功させた過去があり、ジョーは彼に任せると言う。
離陸用のエンデバー号はLAの博物館から調達。着陸船は中国が提供する。
 ジョーの元夫ダグの協力で、軍が同行する事に。
電力なしで接近して生命体を誘き寄せ、爆弾で一掃するのだ。
ジョーはダグに、核爆弾の発射だけは阻止するように頼む。

 地震が活発化し、地割れが発射台に迫る。冷却材が漏れて、エンジンが故障。
ジョーは打ち上げ中止を決断し、関係者に避難を命ずる。
 だがジョーは、残りのエンジン2つで飛べるかも知れないと気付く。
月が真上に来た時に発射すれば、引力に引かれて到達できるのだ。
クルーは既に避難しており、ジョーが同行を決意する。
電力がない中で軌道を計算する必要があり、ハウスマンにも同行を求める。
発射台にも浸水が迫る中、エンデバーは発射に成功する。
 船は月の破片をすり抜けて月に接近。巨大建造物の中へ入る。
ハウスマンの言うように、そこには白色矮星があって動力源にしていた。
船は群れに追われ、逃げ切るが、船内の酸素濃度が低下する。。
 ブライアンの息子ソニーらは一団に襲われ、車を奪われる。
ソニーは母ブランダらと合流。
酸素が希薄になっており、酸素ボンベを奪おうとする一団とにらみ合いに。
隕石の飛来や地割れがあり、一団は自滅する。

 ジョーらの意識が戻り、ブライアンがいなくなった事に気付く。
月には2種類の知的な存在がいて、片方は人類に好意的なようだ。
 ブライアンは知的な存在に接触。真相を知らされる。
何十億年も前、人類の祖先は宇宙のかなたで文明を築き、居住地を広げた。
争いはなく、人類は調和した世界を生み出したが、AIが反乱を起こした。
AIは自我に目覚め、
ナノテクノロジーの塊になって、有機体を追い回して滅ぼしてきたのだ。
 人類の祖先は銀河の片隅へ逃げ、星を動力源にして理想的な環境を作るはずだった。
だが、実際に出来たのは月だけだ。太陽系は唯一理想的な環境だったのだ。
祖先は地球人に遺伝子を遺した。
知的存在の声は、ブライアンに共に戦おうと言う。
 ジョーはブライアンと合流。ブライアンは、月がある限り人類は再生すると言う。
AIは、月を落として地球ごと破壊するつもりだ。
 ブライアンは犠牲になる覚悟で、ジョーらを逃がそうとする。
他に手はなく、このままでは人類は滅亡する。
だが、ハウスマンが留まる事を決意。
月の真実を伝えてくれと言って、群れに飲み込まれた所で爆破を起こす。
 ジョーらは月から脱出。廃墟となった地上へ帰還する。
地球はまたやり直せると言うジョーらはヘリに救助され家族と再会する。
 ハウスマンの意識が目覚める。
母親の姿を借りた知的な存在は、ハウスマンが月の一部になったと告げる。
ハウスマンは地球を守れたと知るのだった。

 と言う訳で、ローランド・エメリッヒ監督のSF作。
主人公はハル・ベリーで、元宇宙飛行士で、今はNASAの要職にいる人物。
月の軌道が変わり、地球に影響を及ぼす事態に。
実は、月はエイリアンの人工建造物だという説があって、それが事実らしいとわかる。
そこで、ハルやこの説の提唱者らが月へ向かって対処する事に。
スペースシャトルはもう飛ばしてないので、
博物館にあるエンデバーを使用するなんて展開に。
「アルマゲドン」や、方向が逆たけど「ゼロ・グラビティ」あたりを連想させる。
この辺りまでは面白かったけど
実際に月に着いてからは、よくわからない理屈で物語が展開。
月の影響で混乱する地上で逃げ惑う家族と、交互に描写する形になり
この後半があまり面白くない。

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