海山散歩人

古希を過ぎても、ライフスタイルは変わりようもなく、ジタバタしながら生きている高齢極楽トンボのブログです。

うなぎ

2013-07-24 | ただの雑感
土用の丑の日は「うな重」と世の習慣

日本鰻は、ほとんど絶滅危惧種、これからは食卓ではお目にかかれなくなると思う。
当然の摂理で、たくさん捕って、たくさん消費したら安価になって、遂には無くなっていくのは当たり前のことである。

数十年前は高価な食べ物で、年に1回、土用の丑の日に食べるもので、他の日に食べるのは鰻を扱う食堂・料亭でなければ口に入らないものだったように思う。

豊かになる経済社会の中では、過去に食べられなかったものを誰でもが手に入れることができるように、努力するのが商売を成功させる秘訣であろう。

先日、土用の丑の日に「うな重」万引き、という記事が目に付いた。
「どうしてもうな重が食べたかったようだ。うな重四つ、うなぎずし2パックを万引きした。」とスーパーでの出来事が日刊紙に掲載されていた。

なんで?なんのため?どうして?と不思議でしょうがない。
土用の神様に誘惑されたのか?

食べ易くなったものが、食べにくくなっていく。何とも皮肉である。
 
以前、こんなことを感じながら海中を散歩していたら、ウツボ君が怒っていた。

ボクを代わりにしても同じこと、変なことは考えるなと!

貴重なものを日常的に食することは止めて、四季を感じる時間を過ごしたらいい。
貴重なものを食べたいときは、専門店に任せるのが自然のような気がしてなりません。

コメント
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