新しい段葛を歩いてきました

鎌倉八幡宮への参道・段葛が完成した

通行止めにして１年半ほどかけて大改修工事を行っていたが、３月３０日に竣工した。
なるべく早く、ご利益があるうちに歩きたい、などと勝手な思い込みの歩き初めの日。

八幡宮は鎌倉の中心であり、それに至る参道の段葛は古都の象徴的構造物である。

昔の道路は雨が降ったときなどぬかるんで、兵の死骸などが出てきたらしく身分の高い人々が歩く障害を解消するために、土盛りして高い参道を構築したらしい。

そんな歴史価値の高い参道であり、相当な注意が払われた工事だったろう。

段葛の入り口付近、以前と同じ雰囲気であるが少し広くなったように見える


通路は土色に舗装されて歩きやすいし、やはり広くなった気がする。
桜の木も植え替えたばかりでまだ細い並木である。石灯籠が増えた感じがする。

桜が育って満開になるのが楽しみである


長い段葛は最奥の高台にある社殿を引き立ている、荘厳さを演出している


身分の高くない人々は、この参道から一段低い両脇の道路を歩いたらしい、泥に足を取られながら、注意を払って歩くのは大変な労力だったろう。

昼食はカロリーを気にせず、大好きなロースカツ定食。
鎌倉時代の段葛の風情を想像しながら飲むビールは格別である


天気もいい、久しぶりに稲村が崎辺りの海を見てみようと江ノ電に乗ったら、ぐっすりと寝込んでしまい、藤沢駅まで往復してしまった一日でした。


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