北鎌倉古民家ミュージアムがいいですよ

春らしい陽気になったと思ったらもう３月です

本当に１年が早い、つい先日に新年などと言ってたら、もう雛祭りの時季になっています。

天気もいいし陽気に誘われて、北鎌倉の古民家ミュージアムで企画展示している江戸期の「古雛」を観にいってきました。

北鎌倉駅の円覚寺側に出て直ぐ


古民家ミュージアムという名称が相応しく、古いけどお洒落で瀟洒な建物が見えてくる。

国内数か所からの移築・合体・再生の建物らしい


入館すると梅が満開の庭園が迎えてくれる


それほど広くもないけど、展示は充実している


お内裏様の男雛と女雛の右左を初めて知った。
昔宮廷では左が尊いと考えられていたらしく、正面からは右側に男雛、左側に女雛を飾ったらしい。

昭和に入って諸外国の風習が取り入れられ、右側上位とすることになったらしいが、京都を中心とする関西では古来の風習を守っているとのこと

古民家ミュージアムは古来の並び方である


どれを見てもお人形の表情が豊かに表現されている

　　

我が家は女系のようで、男子には多勢に無勢の感がある。娘達家族もお雛様を飾っているようである。

細かい部分を食い入るように観ていた


この建物は福井県からの移築部分もあるらしく、柱や梁などの作りが雪国・合掌造りを思い浮かべる。

頑丈な木造建築物は見応えがある


梅の匂いが充満して春爛漫のお庭に出て一休みするのもいい。

この梅の木は花の枝がまっすぐ伸びている


久しぶりに訪れたミュージアムは比較的混み合うこともなく、鎌倉観光でも懐かしいいお薦めの場所です。

男雛と女雛の並び方に新鮮な興味が湧いてきて、今度、皇室御一家の並び方をよく見たいと思っています。


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