南極観測船

過ごしやすい、気持ちのいい季節になった。
仕事の帰り、港を臨む公園のベンチに座って、季節を感じながら電車を待つ。

現在の南極観測船「しらせ」が停泊している。
どうして前の観測船と同じ船名にしたのかなあと思う。

私たちが子供の頃、日本初の南極観測船は「宗谷」であった。
２代目は「ふじ」、３代目、４代目が「しらせ」である。と思う。

映画を見に行くと、最初のスクリーンではニュースが放映され「宗谷」の活躍が映し出された。
まだ、宇宙を見るなどは漫画の世界であったような気がする。

つまり、南極観測は人類の冒険であり、世界的な観測活動だったと思うのです。
みんなわくわくしながら見聞きしていたように思う。

そんな冒険を感じさせてくれた船の４代目が目の前にある、と思うと何だかすごい気持ちになり、この船は何日かけて南極へ行くのだろう、航海の間、どんなことをして、どんなものを食べて・・・・・と、想像は尽きない。



子供の頃からの冒険心を伝え続ける船は、以外と少ないのではないだろうか？
樺太犬のタロとジロを描いた南極物語、今でも人々を感動させている。

そんなことを考えて海を見ていたら、南極観測船は、時代とともに夢に向かった日本の象徴のような気がした。

４月のビーチクリーン

毎週日曜日は強風のような気がする。
先日も白波が立って、出艇する気にならない。

３週間は海に出ることができないでいる。

毎月第２日曜日はショップ主催のビーチクリーンの日で、カヤックの用意をしながら、少し出艇の期待をしながら、ビーチクリーンにも参加しようとホームグラウンドへ。

やはり、海は大荒れ、とりあえずビーチクリーンに汗を出す。




これから、海へ出る人、海は諦め山へ行く人、家に帰って出直す人、今日はどうしようかと、ごみを集めて、わいわい朝のひと時を過ごす。


南西風が続くと漂着物も多い、大物も集めて集積場所に保管してビーチクリーンは終了する。


近所の人達や漁師のご夫婦が「いつもありがとう」とすれ違う。

なんとなく良い活動をしたような気になり、１日が爽やかになる。
やはり言葉に発することは大事である。

この辺りは、まだまだ近所社会が生きている。
いつ来ても気持ちのいい地域である。

２回目の潮干狩り

天気と潮の引きが一致した日

今日の成果は以外と少ない、大きいアサリがいない！！


大中小に分別して、２センチ以下は省く、


今日は、下馬評では絶好の日よりとのことだった。
９時の人出が


１０時にはこのとおり。


我々２名は、駐車場に確実に入れるよう、７時に到着、再睡眠も、軽自動車のツーシーターでは眠りも浅い。

期待に胸ふくらませ、２人だから４キログラムをゲットできると力が入ったが、


なにせ、アサリと人との数を考えると、大サイズは人の数には及ばない、１か月くらい採取禁止にしないと、アサリも大きくなる暇がないだう、などと思ってしまう！

本日の出で立ちは、万全の準備であったが


バケツ、熊手、５００円ベストの胸ポケットにはデジカメ・免許証、下のポケットには財布・携帯電話・車のキーとフル装備だったのだが、

成果は、いまひとつ残念！

爆弾低気圧の海

人間怖いもの見たさ欲求が働く時がある。

先日、爆弾低気圧という気象状況の日、海はどんなだろうと妻とチワワとで海岸へ行ってみた。

いやあ、すごい風である。
海のそばに住む憧れを木端微塵に吹き飛ばすかのような砂嵐。

潮もぴしぴし飛んでくる、チワワも後ずさりする。

怖いもの見たさは他にも数人、カメラを構え壁裏に身を隠しながら撮影している。


波は巨大な生き物のよう、なぜか見飽きない。


デジカメを持つ手、身体が風にあおられる。
海遊び：爆弾低気圧


この波では、サーフィンには向かない。乗れる波は来ない！
カヤックは遭難間違いなし。


建物の14階から鳥瞰したら

こんな風景だった。油絵のようだった。

台風、高潮、強風、海の近くはリスクも伴う。
それでも、住んだことのない者には魅力的である。
毎日が嵐の訳がない、気持ちのいい日の方が圧倒的に多いと思うから。

モーニング

朝食は和食とトーストセットの日

久しぶりである。お気に入りの「なぎさ橋珈琲」、便利な場所でもないので、高齢のご夫婦はタクシーで来たりする。

予想以上に晴天、しかし風は強そう、今日一日の行動予定を考えながら、海の状況を見ながら朝食を食べることにした。

チワワの散歩も終わったことだし。

私は焼き魚セット、温泉卵付き、危なく忘れかけて撮って余裕のない画像は、メインの焼き魚が見えない。


妻はトーストセット


やはり、海は大荒れ、出艇しているウインドサーフィンを見ながら朝食タイム、大好きだから豊かな時間を感じる。これが本当のグルメ？


目の前の川は、潮がよければ新逗子駅近くまでカヤックで遡上することができる。
10日前ぐらいだったら、川岸の桜が満開のカヤック散歩だったろう。


沖合に江の島を臨む、風が一層強くなっている気がした。


潔く、海遊びは当然中止、猫の額の畑にホウレンソウの種を撒こう。
何か生活スタイルの変更ができそうな日、来週末からモーニングの後、このまま海散歩に行くのもありかな？

とりあえず今日は、お隣に侵略している南天の木の伐採をしなければ、冬のカヤック装備の手入れ、ドライスーツの手入れ、

そしてビールの日になった。軟弱な予想通りに。