平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

窪田式アンプ 3台目 (=o=;)

2021-08-22 05:35:52 | アンプ製作と修理
読者に基板単位で作ってもらった窪田式アンプがようやく完成しました。東芝MOS用に改造してトラブル。日立製のMOSで作り直して無事に音が出ました。右手が血だらけになるなど、今までで一番苦労したかも (;´Д`)

苦労の甲斐あってノイズもなし。ヘッドフォン端子の接触が悪いのは中国製だから。アクリル照明は、田原女神にボツにされた自家用アンプから外したリビアの巫女を再利用。ボリュームとセレクターツマミのイモネジの位置が悪いのでツマミは交換したほうが良いかも (=o=;)





若松通商に発注した日立のMOSですが、旧世代の2SJ161と新世代の2SK2221がコンプリになっていました。本来は2SJ161/2SK1058か2SJ352/2SK2221のコンプリメンタリなのですが、若松でもストックが減って苦労しているようです。

ということで、このアンプは仙台の読者に使ってもらおうと考えています。あと3台作らないと (_ _;)


内部

23日 追加
音出ししながらクロネコに集荷依頼していた20分間に、エアコンから大量の水が ( ;∀;)


ポタポタではなくバババッと落ちてくる

原因は冷却機のガス圧が低下したからと思いますが、急にこんな症状が出るとは。まさに滂沱(ぼうだ)の涙。
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

RCAケーブルの自作 (^o^)

2021-08-14 03:00:21 | アンプ製作と修理
浜松試聴会で入力系のトラブルが頻発したので、機器をつなぐRCAケーブルを自作することにしました。最近は自作する人が減ったので線材も種類が少ないですけど (;´Д`)

今回作ったのは、共立エレショップの「RCAケーブル自作キットD RCAF09-GS6」というもので、ケーブルの長さ2m、OFCケーブル(無酸素銅線)を使用したものです。説明書が添付されているので、ハンダ付けができれば誰にでも作れますが、アース芯線をコネクタの穴に通すのと、ホット側の芯線は穴に通すのではなく浮いているのでコツがいります。ケーブルを固定するのと、コネクタのカシメの部分を開いておくのがコツ。LRセットで2902円ですが残りは3セット (◎-◎)










完成

他にもキットは売っていますが、どれも2mと長いので、短いものが必要な人はRCAプラグを別買いすればケーブル4本(二組)作れます。

長岡鉄男氏は、金メッキでもない一番安いプラグと、例によってキャブタイヤのタフピッチ銅線ケーブルを使っていました(1.25スケアか2スケアかな?)。タフピッチは無酸素銅と反対に酸素量が多くて一番安い線材です。

家電屋で売っている市販のケーブルは線材が細く切れやすい。オーディオテクニカ製は手に入りやすいですが、使ったことがないので分かりません。今回は、コイズミ無線で扱っている1.5mのMonacor RCAケーブル ACP-150/50も注文しました。コイズミは在庫がない場合が多いので、注文する時はひと月待ちの覚悟がいります。今回は2週間程度ですんでラッキー \(^o^)/


Monacor RCAケーブル ACP-150/50
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

窪田式アンプの改良 (;^ω^)

2021-06-10 08:36:16 | アンプ製作と修理
2018年秋の広島試聴会で披露したのを最後に放置していた窪田式アンプ。体調が良くなってきたのでようやく改良することができました (^_^;)

このアンプは試作的な意味合いが強かったので、使っているパーツは安物が多かったのです。特にコンデンサー類は、10Pのディップマイカが茶色のセラミックに、発振防止用のASCのX363 0.01μFも日立の黄色いMTBに。セラミックなんかオーディオ専門店の海神無線や三栄電波では扱っていません (>_<")

今回は、電源コンデンサーをエルナーのオーディオ用にし、整流ダイオードもファーストリカバリの31DF2にして、アースも一点に集約。スピーカーに耳を近付けるとハムノイズが聞こえますが実用上は問題ナス。トランスは3端子ターミナルを取り付けました。

メイン基板に端子を付けて配線の取り外しを容易に。放熱グリスを塗ってなかったマイカはシリコンシートに交換。本当は非磁性体の真鍮のネジでMOSを締めたいのですが、長すぎて隙間ができるのでステンレスのネジで我慢。まあ、聴いても分からないと思いますけど (^m^;)


メーカー製のアンプから取り外した真鍮のネジ

電源基板は裏にもアース端子を取り付けています。スペーサーが10mmなのでクリアランスは2mm程度。アンプの底板に絶縁シートを貼ってませんが大丈夫 (・Θ・;)



あとは、LED照明のデザイン変更を予定。明るすぎるので、もっと隙間のない絵か写真にしないと。


改良後

16時半 スクリーンの画像追加


ミケランジェロのリビアの巫女 (^^ゞ
デルフォイの巫女だと子供のチンコが構図に ( ゚Д゚)ノω チソコクラエッ!



電源スイッチにアメジスト接着して完成 \(^o^)/

12日 追加

Lチャンネルの調整がうまく行かないのでいじってたら、中出力MOSのソース抵抗が焼損。変だなと思って外して調べたら、33Ωのはずが120Ω付いていました。これだと電圧だけ見て調整したら電流が流れすぎる。

33ΩのままのRチャンネルでもヒートシンクが熱くなるので、計算し直して68Ωに変更予定。ついでに、0.01μFもASC-363に変更。10Pのセラミックコンデンサーもディップマイカに変更しました (゜o゜;;



また、終段のソース抵抗をクリップでつかみやすいピンが出ているタイプに変更。この抵抗を使わなかったのは、2個一体型で両端のピン位置が合わないからです。そこで、同じものを2個使うという工夫で解決。3本出ているピンのヒートシンク側はダミーとなっています (@@;)

ということで、Rチャンネルも同様の改造をする予定 (=o=;)

13日 追加
貴重な2SK1056が壊れていた 。・゚・(ノД`)・゚・。

スクリーンをデルフォイの巫女に変更しました (_ _;)



コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

謎の放熱グリス (~_~;)

2021-06-08 10:13:30 | アンプ製作と修理
読者の皆さんに作ってもらったアンプ基板の検証もようやく終わり、組み立てをしてもらうように発送も終わりました。作成された皆さんお疲れさまでした m(_ _)m

時間がかかった原因に、ある基板の出力に直流が出るという現象がありました。FETやトランジスタを外して調べても問題ナス。それで怪しんだのがヒートシンクに塗ってある放熱用の透明グリス。昨年の岡山試聴会でギャーと言った浜松の読者のアンプにも使われていたものです (_ _;)


謎の透明グリス
ゼリー状で粘りがない


一般に、放熱グリスといえばサンハヤトの白いものが使われます。パソコンのCPUを取り付ける時にも使うことがあります。しかし、透明なのは見たことがありません。どこで手に入れたものなのか謎 (・Θ・;)


サンハヤトの白い放熱グリス
粘り気が強くあちこち汚れる


謎のグリスを丹念に拭き取り、サンハヤトのグリスに塗り直し。これでトラブルはなくなりました。困ったことに、謎のグリスはテスターでは絶縁状態を示します。電気が流れると抵抗値がなくなるのでは (>_<)

ということで、ようやく自分のアンプの修理ができる (=o=;)

ところで、最近は体調が良くなってます。手のこわばりのほかは体も柔らかいし、ホルモン剤飲まなくてもホルモンも安定している。どうも、視聴会の度に良くなっているような (^ω^)

良くなった原因は、ピップの枕、ガスター10の常用、リンパ腫に飲んだ抗生物質、などが考えられますが、やはり視聴会ではないか。

最近は朝5時には起きて、朝ごはんにチーズトーストとクノールの栗かぼちゃスープで (゚д゚)ウマーしてから一仕事。お昼ごはんを食べて昼寝。夕方前に起きて買い出しというパターン。夜もビールも小さい缶一本だけだし、日本酒はやめて焼酎の水割り飲んで寝ています ( ̄、 ̄*)zzz

9日 追加

放熱グリスとマイカの代わりに絶縁シートを使うという手もあります。これだと手が汚れない (;^ω^)


青い絶縁シート


黒毛和牛切り落としで作った卵入り牛丼 (゚д゚)ウマー
コメント (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

整流ダイオードの交換

2021-06-04 14:17:11 | アンプ製作と修理
昨日の藤井2冠はやることなす事悪手で、B級1組の2回戦に負けました。A級昇格にはもう一敗もできません (;´Д`)

最初からおかしかったですね。焦ってばかりで強引な手で評価値を下げる。歩切れが最後まで響きました。最善手が殆どなかったのも不調の現れ。やはり、対戦者の稲葉八段が茶摘みの歌にシンクロしていたのが原因でしょう。稲は米で八十八。百人乗っても百人隊長だから大丈夫 (^m^;)

ちなみに、将棋は良い手だから評価値がアップすることは絶対にありません。相手が悪手を指して、こちらの評価値が上がる。だからミスしたほうが負けるゲームなのです。相手がミスをするように誘導するのがプロの恐ろしさ。人間はミスをしますからね (>_<)

さて、ヒューズが飛ぶ窪田式アンプの電源基板。やはり整流ダイオードの破損でした。取り付けやすいと思ってフォーミング加工のERA81-004 を使ったのですが、40V耐圧が低すぎた。


導通しているので電圧ゼロ
正常だと0.15Vはある


整流ダイオードをテスターで測定する場合、印のついているカソード側をテスターのマイナス、印のついてないアノード側をテスターのプラスに接続すると電圧が計測されます。正常の場合、日立のHMA-9500Ⅱに使うファーストリカバリの31DF2は0.44V前後、新しいショットキーバリア(SBD)の30GHA20の場合は0.25V前後となります。SBDはローノイズなのでノイズ吸収コンデンサーは基本的に不必要です。


廃盤のショットキーバリア(SBD)の30PHA20

整流ダイオードが破損して導通すると抵抗がゼロになります。破損したのと同じ整流ダイオードを使っている基板は交換する必要があるので連絡よろしく ヨロシク(^○^)/


ヒューズが飛んだ基板も31DF2に交換して大丈夫 (^_^)v

なお、深夜0時半頃に英オークスがあり、ディープインパクト産駒のスノーフォール(Snowfall)が何とデットーリ騎乗で出走します ヾ(^^ゞ))..(シ^^)ツ_フレーフレー

5日、英オークス画像追加
これは夢ではありません現実です (・´з`・)


勝ち馬スノーフォールと2着馬が見えない :(;゙゚'ω゚'):
コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予期せぬトラブル (;´Д`)

2021-06-02 14:04:46 | アンプ製作と修理
少し前に、パワーアンプが次から次へと変になったと書きましたが、検証の結果、不調の原因はプリアンプの日立 Lo-D MCA8000にありそうと分かりました。日立リヴァーレの背番号8の佐藤美弥の引退にシンクロ orz

MCA8000は、リレーが劣化、配線が間違っている、電源スイッチが壊れているなどを苦労して修理したもので、修理後に佐藤美弥が全日本代表入り。思い入れの深いプリアンプです (゜o゜;

ずっと使っていないで、DENONのPRA-2000の不調でまた使い出したのですが、ボンネットを被せるとプッシュスイッチが効かなくなる。それでボンネットを外していたのですが、4月ころにスイッチにグリースを塗ってボンネットを被せました。それから、バランスを動かすとノイズが (_ _;)

パワーアンプのHMA-9500ⅡのRチャンネルがおかしくなり、HMA-8500を改造した自作アンプもノイズが出る。でも、ミニアンプを繋ぐとノイズは出ない。てっきりパワーアンプの連続故障と思っていました (>_<)

それで、HMA-8500改造自作アンプを点検してみました。テスターでは問題は見つからない。ボリューム付きセレクターにつないで音出し。ちゃんと音が出ます。それでMCA8000を疑ってボンネットを外し点検。ミニアンプをパワーアンプ代わりに使って音出し。音は出るのですが、LRが逆 (o ̄∇ ̄)o!!ガーン

何と、ミニアンプの内部配線を間違っているようです (´;ω;`)

改めて、MCA8000とHMA-8500改造自作アンプをつないでみたら、ちゃんと音が出るだけではなく、おかしかったバランスも問題ナス。ノイズの原因はボンネットにありそう (;一一) ジロー


HMA-8500改造自作アンプ
リレー回路のコンデンサーの定数を間違っているのですぐにリレーが入る orz
真空管の三極管に特性の似ていると言われるソニーのV-FETを2段目に使用
フルートやヴァイオリンの音が美しい (^。^)


ということで、ボンネットに触れる部分を点検したら、電源スイッチのサブフレームが上に出っ張っていてボンネットに接触するみたいです。


ボンネットに絶縁シートを貼らないと (*_*;

この電源スイッチは他機からの流用で、サイズが合わないのでサブフレームを自作して使用。まだスイッチが原因とは決まってないのですが、他に問題が出ていない以上、このサブフレームがアース回路をダメにしていた可能性大 :(;゙゚'ω゚'):

ということで、MCA8000のバランスや4連ボリュームの交換という最悪は免れました。HMA-9500Ⅱの再点検が残っていますが、佐藤美弥の祟りということで、改めてコメントしておきたいと思います。

みぃちゃん、日立リヴァーレだけでなく、全日本でも才能の輝きを見せた事を誇りに思い、できればコーチや監督として若い選手を育ててほしいと思います。五輪には出られなかったけど、神がストップをかけたのだから、あとで納得する日が来ると思います。本当にお疲れさまでした m(_ _)m
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

窪田式アンプの祟り ((((;゚Д゚))))

2021-05-29 20:46:04 | アンプ製作と修理
試聴会ではアンプの不調がありましたが、実は自家用のアンプも故障が続出したばかり。パワーアンプのHMA-9500ⅡのRチャンネルに直流漏れでリレーがオフに。HMA-8500の筐体と電源を利用した、ソニーのV-FETを2段目に使用したアンプに交換したら、こちらも同じような症状。とうとう、ミニアンプをパワーアンプの代わりにする羽目に (_ _;)

試聴会から帰ってきて、HMA-9500Ⅱを点検しているうちにリレーが入る。直流漏れもなし。それでプリアンプにつないで音出ししたら、やはりRチャンネルの音が小さくて高域が出ない。そのうちリレーが切れてしまいました :(;゙゚'ω゚'):

それで、使っていなかった窪田式アンプに交換。スピーカー端子にネジ止めしているケーブルが外れかかっている。修正して音出ししたらハムノイズが多い。電源基板が古い初期型で、アースが一点ではないのが原因。電源基板ごと交換して、トランスからの引き出し線にソケットを取り付けないと (^_^;)

このように、アンプ3台が次から次へと故障(プリのPRA-2000を入れると4台)するのは祟りとしか考えられない。おそらく、ヒドラJr.改を含めて、自作スピーカーを鳴らすアンプは自作アンプでなくてはならないのだと思います。アンプは火の御父でスピーカーは風の聖霊だから。

日立リヴァーレの窪田選手が引退したから、窪田式アンプも放っといていいやと思ったのが悪かったかも。まだ完成してない人は完成させるように。届いているアンプ基板も早く点検しないと (・Θ・;)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

検証基板の製作 (^o^;)

2021-05-15 07:05:08 | アンプ製作と修理
読者に作ってもらったアンプ基板の検証用にバラックを組み立てました。とは言っても、スピーカー保護回路を組み込んだ音の出るやつです。


全体図
パイオニアの安物のDVDプレーヤーをソースとした
ボリューム付きセレクターは便利


安物で作成した電源基板のヒューズが飛ぶので、贅沢にもラムダコンデンサーを追加した取って置きの高級な電源となりました。電源トランスはエポキシ樹脂でガラスに封じたもの。固定が難しいのでアンプケースには収まりません orz



このテスト基板は、大型ヒートシンクを追加するとパワーMOS-FETの選別に使えます。メイン基板の初段と2段目のFETと抵抗を完璧に合わせ、その状態でMOSを取り付ければ実働状態での出力電流が計測できます。PチャンネルとNチャンネルの誤差の少ないものをコンプリとすることで、ほとんど無調整のアンプが出来上がります (^^ゞ


LEDがないと電源オンの確認が面倒(明るすぎたかも)
下の大型アンプは日立のHMA-8500の改造で置き台に丁度良い


画像のメイン基板は草加の読者が最初に作成したもので、パトリック・ガロワのフルートが美しい。全てオリジナルのまま。あと二組の検証がありますが、すんなりと行ってほしい (・∀・)
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電源基板の改良 (;・∀・)

2021-02-11 04:24:50 | アンプ製作と修理
読者に製作してもらっている窪田式アンプの基板。電源の基板が一枚届いたので、さっそく電解コンデンサーとアース端子を取り付けてみました (^^)

このアンプはハムノイズが問題で、アースを1点にしないとノイズが出ます。おそらく、エッチングで基板を作るときのネガのプリントがスカスカで、ランプにかざすと隙間が見えるのが原因ではないかと。要するに、アースの面積は大きいのですが、銅箔部分が薄くて抵抗値が高いのでは。2本のコンデンサーの間はゼロΩが理想ですが、実際に少し抵抗がある (_ _;)

今回は、真鍮のスペーサーをポストにして、丸環を何重にも重ねられるようにしました。基板裏にオス-メス5mmのスペーサーをハンダ付けし、基板表は10mmのオスで基板をサンドイッチ。丸環を締めるのはメス-メスの5mmスペーサーを予定してますが、不足なら更にスペーサーを上に追加すれば数は足りそう (・Θ・;)アセアセ…


最初に真鍮スペーサーを取り付けるランドにハンダコーティング


ハンダはたっぷり、銅箔面との接触面積を増やす

問題は、真鍮は錆びやすいことで、美術品や調度品もすぐに錆びてしまいます。錆び対策はハンダでコーティングすれば良いので、丸環と接触する部分は薄くハンダコーティングの予定。


真鍮ポストの出来上がり

完成したのが下の画像ですが、電解コンデンサーに並列に岡谷のVⅢコンデンサー1μFを追加。足にガラス繊維チューブを被して、電解コンデンサーの足に直付します。ロケットのブースターみたいでカッコイイ ヽ(^o^)丿



なお、整流ダイオードですが、ショットキーバリアダイオード ERC81-004 を若松通商で購入。選んだ理由は1個53円と安いし、フォーミング加工してあって足を曲げる手間暇がない。耐入力が40Vと低いのですが、トランスの二次側は24Vなので、ギリギリで大丈夫そう。ショットキーはノイズ吸収コンデンサーは不必要みたいですが、一応入れてます。整流ダイオードの最先端はシリコンカーバイトですが、高価なので使ったことはありません。穴あけの位置を変えれば使えるかも (・∀・)
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コンデンサー容量チェッカー

2021-02-07 08:18:22 | アンプ製作と修理
アンプはトラブった数だけ、電源の電解コンデンサー(ブロックコンデンサー)の中古が増えていきます。電解コンデンサーの容量抜けや不良が発振につながるから新品交換するからです (;´Д`)

しかし、ほとんど使ってないのに本当に壊れているのだろうか。数年前は、調べようにも容量のテスターはありませんでした。220μF(マイクロファラッド)とかの小容量のものはテスターで計測できるのですが、電源に使うような大容量になるとお手上げ ヽ( ̄ー ̄*)ノ

ところが、ネットで調べてみたら2019年頃から20000μFまで計測できる専用機が売られていました→DM6013L 。何という意地悪 (○´ε`○)いけずぅ~

ということで、さっそく手に入れて昨夕に届きましたが、何と9V電池タイプで電池が入っとらん。手持ちもなし orz

諦めかけたところで、大型のテスターの電池が9Vだったことを思い出しました。取り外してセット。マニュアルは英語で、アマゾンのレビュー頼み。下側の3つの穴の真ん中に黒いケーブルを差し、あとは左右どちらか好きな方に赤いケーブルを差す。



計測したいコンデンサーに蓄積された電気は、3kΩほどの5W抵抗をつないだクリップ付きケーブルを、マイナスとプラスの端子につないで放電しておきます。数mmAまで下がれば大丈夫。コンデンサーのマイナス端子にテスターの黒、プラス端子にテスターの赤をつないでスイッチオン。レンジの一番大きなもスイッチの隣のポジションを選択。レビューに書かれているように、容量が大きくなると10数%も低く出るようです。

電源のコンデンサーは、容量の絶対値ではなく、プラス側とマイナス側の2本のコンデンサーの容量が揃っていることが大切です。それも誤差は5%程度は許容範囲。余りに誤差が大きくなると発振するので捨ててしまいましょう。新品で買った2種類は↓

エルナー(Pioneerブランド)50V/3900μF→3480μF 誤差11% 2個 2800円
ニチコンの安物 50V/4700μF→4490μF 誤差4.5% 2個 1200円


容量の多いニチコンのほうが小人さん ドンジャラホイ (^m^;)

以下、浜松の電源交換したアンプの電解コンデンサーは8200μF→7780μF 誤差5.2%。これは大丈夫そう。岩手の読者が最初に使ったルビコンの中古10000μFはプラスとマイナスの誤差が大きくてダメでした。イギリスのオーラのアンプに使われていたけど廃棄 ( ;∀;)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

基板製作者募集 (^^ゞ

2021-01-27 10:00:03 | アンプ製作と修理
岡山試聴会でヒューズが飛んでボカンとやった読者のアンプを修理しているのですが、最初は終段を外して音が出たのですが、次に取り掛かったら音が割れて、そのうちヒューズがパチッとな (ToT)

ワケワカメで電源基板から作り直して、今度はヒューズが飛ばなかったけど音が割れる。メイン基板のパーツを外しながらチェック。結局、初段のカスコード段の2SK246/2SJ103が不良だった。

改めて組み直して調整は d( ^ω゚ )バッチリ!!

ところが、Lチャンネルがやたらに音が大きい。音もキンキンする。増幅率が極度に高いか、ボリューム異常か、つないでいるパイオニアのDVDプレーヤーの異常か?ということで、一から作り直したほうが早かった。ほとんど呪われているアンプ orz

これとは別に、作成が決まっている倉敷の読者とは別に、あとアンプは3台作る必要があるので、電源基板とメイン基板とリレー基板を作ってくれる読者を募集します。基板に穴を開けてパーツを取り付ける工程です。電源とリレーは2台分。合計で、10枚の基板ですね (^_^;)

ケースは手元に1台あるので3台分を発注予定で、数が少ないから以前よりコストは高くなりそう。パーツは集めているので、来週には送れると思います。基板は浴室でカットして、粉塵はお風呂に入りながら洗い流す。穴あけのときもマスクして粉塵を吸い込まないように注意のことある ( `ハ´)

また、三菱の16センチ、アルニコマグネットの名機、P-610Bのウレタン平エッジが届いたので、エッジ貼りも ( ^ω^)よろしく

NHK放送局モニターとして開発されたP-610Bはストロークが取れないので、音圧を上げるとウレタンエッジがビビるのですが、声の質がよく、古い歌曲などに力を発揮します。モデルチェンジしてクロスエッジになったタイプ、P-610MBは耐入力も上がり、高域も少し伸びてます。これは聴いたことないのですが、繊細さはオリジナルに敵わないのではないか (ーー;)

このユニッは16センチの定番なので、以前に聴いた安物のアルニコフルレンジと同じ穴あけ寸法で使えます。キャビネットもそのままでオケ (;^ω^)

追記 電源トランスや基板が余っている人は挙手 (^_^)/
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

窪田式アンプのアース変更 (_ _;)

2019-10-01 12:41:28 | アンプ製作と修理
まだ完成していない読者のアンプ。ノイズの原因はアースとネジやナットの緩みが原因 :(;゙゚'ω゚'):

共に埼玉の2人の読者のアンプや基板を送ってもらって原因追求。電源基板のアースを1点に集約することでノイズは出なくなりました (;^ω^)

ただし、アースを1点に集める作業は大変で、丸環を何段も重ねてネジで締めるの難しい。それで新方式を考案。金属の中でもっとも伝導率の高い真鍮を使うことにしました (^ω^)

片側オスの真鍮のスペーサーの5mmと10mmを用意。5mmは基板裏のパターン部分から表にオスの部分を出し、表から10mmのスペーサーで締め付ける。これだけでは緩むことが心配なので、5mmの方はパターンにハンダ付け。作業は難しくない (^=^;


スペーサーの5mmはパターンにハンダ付け


ハンダ吸い取り線をパターンにハンダ付けして補強
汚い orz


あとは10mmのオスのネジ部分に丸環を重ねてかぶせ、ナットかスペーサーで締め付ければ完成。


丸環を重ねて取り付ける角ができた


ナットの代わりに10mmのスペーサーで締め付ける

なお、電源基板のパターンは銅箔が薄く、これがトラブルの原因かもしれないのでパターンを補強しました。ハンダ吸い取り線をパターンにハンダ付けします。2本の電解コンデンサーの足とAC入力のアース(中点)をつなぐようにベッタリとハンダ付け (・。・;

草加の読者のアンプは1点にしなかったのでLチャンネルにほんの少しのノイズ。さいたまの読者の方は合宿で1点に集約する作業をし、電源オンでも全くノイズが出てなかったので壊れていると思ったほど完璧。音も問題茄子 (^o^)v

しかし、パワーMOSを取り付けたら調整できない。DC漏れが4.7Vもある。それで若松通商からMOSを取り寄せている最中。いつになったらちゃんと完成するのやら (;´д`)トホホ…

追加 (^_^;)

真鍮は錆びやすいので時々のメンテは必要。錆がノイズや故障の原因になるので錆が出たら磨くように (*_*;

さらに追加 (^ω^)

終段のソース抵抗0.22Ωをテスターのクリップが掴みやすいタイプに変更。端子が頭から出ているので両端電圧を測るのに便利。裏側は両サイドのランドがないので足を外に折り曲げてハンダ付け ヽ(^。^)ノ





拾い物

オーストラリアだお

トーセンスターダム産駒の仔馬が昇龍拳をマスターwwwwwwwwww
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/keiba/1569909454/
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケーブルの引き回し

2019-01-13 23:56:12 | アンプ製作と修理
ノイズの出ている読者のアンプは、入力系の配線と、ACケーブルとDCケーブルとアースの引き回しに問題があると分かりました。画像を使って説明します (=o=;)

まず、読者の入力端子の問題。ショートしないように端子穴にマニキュアを塗らせたのですが、1か所は完全にショートしていました。これがハムノイズの原因。また、端子が中心からずれていてケースと接触。この工作精度だと入力段階で音が出ないとかノイズが出て当然 :(;゙゚'ω゚'):



ということで、絶縁タイプのRCAジャックと同軸ケーブルを使って入力3系統を完全に絶縁 (・。・;


空中配線ではなく本当はリレー基板の下を通すのが良い

ここからは画像に注意点を書いたのでガン見して悪いところは真似しないように (^ω^)









ケーブルは基本的に交差を少なくする。ACケーブルからの悪影響を排除するように考える。ACとDCは近付けないか交差させない。基板からの信号線はACとDCとに近付けないか交差させない。要するに見た目が美しければ理想に近いということ (;^ω^)

1月16日 追加

読者によると以下の配線でノイズずほとんど消滅 (・・;)

アースを
ボリューム基板→メイン電源基板と配線そのままだとハムノイズありでしたが、ボリューム基板からも同軸にして、ボリューム基板→LRメイン基板にするとノイズがほとんど消えましたヾ(*´∀)(∀`*)ノ゙スピーカーに耳をあてるとかすかに聞こえるくらいです。

16:22 画像追加

新しい東京光音用のボリューム基板を作ったのでトラブル中の人に送った。以下の用に配線すること (=o=;)


セレクターアースアウトと書いているけど、入力1,2,3からのアースをひとまとめにしてセレクターをパスする場合には、入力1,2,3からのアースを接続する
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

入力系の見直しを (^_^;)

2019-01-02 16:08:43 | アンプ製作と修理
ノイズに悩んでいる愛知県の読者のアンプを借りて実験。入力系が怪しいと睨んで、入力3系統とセレクタとボリュームをパス。パワーアンプ基板にウォークマン出力を直接入力して実験 (=o=;)





最初はガリガリというノイズでまともに聞こえない。調べるまでもなくリレーがリレーソケットにちゃんと入って茄子 :(;゙゚'ω゚'):

リレーを金槌で叩いてガリガリは皆無。ウォークマンのボリュームを上げるとノイズレスでモーツァルトのセレナーデがちゃんと聞こえる。ノイズの犯人はトランスではなく、読者の入力系の不具合と分かった次第 (ーー;)

なお、今回の実験で、パワーアンプ基板のアースを基板直付にして反対側は丸環で電源基板に接続。こうしないと入力をダイレクトに出来なかったから。配線がメチャクチャ汚い読者のアンプでも綺麗な音が出た。トラブルの続いている読者は同じような実験して確かめること (;^ω^)

2019.01.03 16:05 画像差し替えと追加

ボケていたので全体の写真をビデオカメラで撮り直し (;^ω^)

また、セレクタとボリュームの配線を外して、グレーの太い同軸ケーブルで入力1だけをボリュームと直付。これでLチャンネルはほとんどノイズ無し。Rチャンネルは少しノイズが出る程度。やはりセレクター以降の配線がノイズの原因 (;´Д`)


同軸ケーブルのアースはボリュームのアースにハンダ付け
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボリュームの工夫

2018-10-13 18:35:29 | アンプ製作と修理
大アンプは逆相アンプなので、ボリュームを回すと入力の抵抗値が変化してゲインも変化します。これを防ぐために、窪田氏がプリアンプで使ったのがボリュームに抵抗をぶら下げる方法。22kΩがボリュームの1と2の間に入り、入力基板の前にコンデンサーを入れてボリュームと遮断。これでゲインの変化はなし (^=^;


通常のボリュームの使い方


22kΩを1と2の間に入れた場合


コンデンサーはこのように固定
電源と接してショートしないように注意



基板裏から見て、このようにボリュームの足に直接、抵抗を取り付ける

これでノイズが小さくなるか分かりませんが試すように (^_^;)

なお、窪田氏がボリュームに22kΩを追加したのは、スムーズな変化量を求めたからでは。抵抗値が大きくなると少し回しても想定外に音の大きさが変化するから。

基板のNFB抵抗を10kと22kを並列にして6.875kΩにして実験。50kΩボリュームのフルボリューム少し前でノイズがハムゼロになる。ボリューム絞った時のノイズ量も減ったような気が ^^;

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする