平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

和に向かって~浅田真央の使命

2007-11-17 08:11:33 | フィギュアスケート女子
 コメントで書く事が多いのですが、人間は前世において天使であると何度も書いてきました。人間として生まれるにも、このような人間になりたいと神様と交わす契約があります。これが仏教用語の本願です。けれど、大半の人はその本願を忘れ、天に対して負債を溜め込んで一生を終えます。この結果、神の国に入る事が許されるのは、全人類の中でも極一部となります。

 天使の中でも、特に位の高い者は、この世に於いて特別な役割を担います。貧しい者のために働く者、差別を無くすために尽力する者、人々を豊かにする者、役割はそれぞれですが、その責務はそれぞれの十字架として担わなくてはなりません。このような天使の役割の中でも、和をもたらす者は特別な存在です。それは、和というものが犠牲の上にしか構築できない性質を有しているからです。誰かの尊い自己犠牲の上に成り立つもの、それが和の本質なのですが、その理由をここで書く事は出来ません。どうか、答えが出るまで自問してみて下さい。

 掲示板の中でも、スケート板が酷(ひど)く荒れるのは、フィギュアスケートファンなら皆知っています。罵(ののし)り合いや誹謗中傷、世の中の悪を凝縮したような有り様にウンザリします。けれど、中にはほのぼのとしたスレも見かけますが、こういうスレはやがて過疎で忘れ去られてしまいます。例えば、真央ちゃん関係で言えば「お団子はママがやってくれます」やエアロのスレがそうですね。

 スケート板が荒れるのを見て、僕はお団子スレが利用できないかと思いました。それで、過疎を幸いにお団子のAA(アスキーアート=文字絵)を貼り付けてみました。実際はその前に書き込みもしているのですが。それで、お団子のAAをお菓子板より探してきて、お茶を出したり、真央本スレに届けたり、いろいろと実験を重ねました。その甲斐あって、AAを貼る人や改変する人が現れ、スレ全体に活気が出て、今では真央萌え語録スレとして愛されています。エアロスレも、ラルフさんという職人さんが奮闘して盛り上げてくれています。

 このような経験もあり、真央ちゃんがほのぼのとした空気にピッタリ、と言うより、真央ちゃんがファンの心の中にほのぼのとした空気を作り出している事が再認識されました。スケート板には多くの選手のスレがありますが、お団子のようなスレは他の選手スレでは見かけません。これが、韓国選手と決定的に違う点です。韓国選手でも和(なご)み系はありますが、皮肉にもそれは「さげひばり」という多分にアンチ的な代物です。

 オタク文化が世界で受け入れられ、日本語のカワイイが世界共通語として定着しつつあります。台湾やベトナムでは普通にカワイイが使われているのです。カワイイという価値観は、極めて日本的でありながら、人類にとって必須的な要素として求められつつあるのです。可愛いと感じる心、カワイイと表現する喜び、そこには争いは必要ないし、集う人が自然に持ち寄る和が構築されるのです。カワイイが市民権を得るまでは長かったですが、それが世界を変えるかもしれないと思うと痛快です。

 このような世界に共通する言葉に、マオチャーンやマオマオが加わる時が来るのでしょうか。真央ちゃんがファンの間に作り出す和みの空気は、全身全霊を掛けた演技の真剣さに対比して、これも「真央らしく」愛されているのですね。

     エフライム工房 平御幸
コメント (4)
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