平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

写経の勧め

2008-04-18 02:04:29 | Weblog
 前々回で書いたように、僕は生まれながらにして「家族崩壊」に霊験灼(あらた)かなる特異な存在として宿命付けられました。そのために、何処へ行っても家庭崩壊の危機にある人と関係する事になります。家庭崩壊と言っても色々なケースがありますが、特に多いのが、養子の父のコンプレックスから生じる仮面家族です。でも今回のテーマは、悪霊によって引き起こされる躁鬱症や分裂症などの精神障害や、霊症として起こる肉体的な病気への効果的な対策です。これは家庭の誰にでも出来る事です。

 僕は大学を卒業後、一時奈良にいたのですが、数年後に東京に戻ってクラスメイトに電話しました。すると、その人は女性なのですが、知り合いの表具師さんの所で天井画の複製を制作しているから遊びに来いと言います。それで会ったのですが、一目で躁鬱症と分かる異様に太った体型と目つきをしていました。しかも、電車の中で金切り声を上げて注目を浴びます。僕は、又しても大変な所に立たされたのです。

 さて、表具師さんは奈良の大寺と親交のある方で、札所巡り(お遍路巡り)に持ち歩き、朱印を押して貰う仏画を描かないかと持ちかけます。商売というよりは金のない芸術家への支援目的でしょうが、僕は既にエクソシストの始まりを予感して気重でした。それでも観音像の下絵を描き、絹に金泥による線描で何枚も描きました。その間、クラスメイトの症状は酷くなる一方で、僕は背中に重い物を背負った感じがして、例えようがなく怖ろしくて辛かったものです。もちろんどんどん痩せました。

 そして3ヶ月が過ぎようとした頃、ようやく彼女の症状は好転しました。その後、僕は牡丹の天井画一枚を描いただけで去ったのですが、これがエクソシストとして本格的に絵を描いた始まりです。彼女に憑依していたのは、この世に執着を残して成仏できない浮遊霊でした。このような霊が天に帰る時、必ず美しい夕焼け雲が見られるのです。その時、僕は天に帰れて良かったねと言ってあげます。でも、肉体を持つ人間は、何度でも同じ過ちを繰り返すので、せっかくのエクソシストも数年で効果が無くなり、元の木阿弥となることもあります。結局彼女は、病気に対する同情で仕事を貰っていた事が気に食わず、僕とは別の形で去ったようですが…。ご主人が世話していた理由を、徳を積むための奉仕と言っていた言葉を思い出します。

 数年前に話題となった桶川ストーカー殺人の犯人は、自分の衝動を説明できませんでしたが、これは被害者と加害者双方に憑依した悪霊の仕業なのですから、夢の中での出来事と思えるのも仕方ありません。犯罪の本質は、悪霊に負けた事が裁かれるのです。被害者にも悪霊に負けた落ち度があるのですが、このような事件に巻き込まれないためには、日常から悪魔払いが必要となるのです。

 さて、僕は仏画でエクソシストした訳ですが、仏典の写経や、僕が描いた花の絵を写す事でも同じ効果が得られます。大事なのは、エクソシストする意志の強さと純粋さなのですから、他にも方法は考えられます。家庭に問題がある、あるいは病気の家族や友人がいる。そのような方で、日に1時間でも時間の作れる人には是非とも試みる価値はあります。どうせやるのなら、後に飾っておける絵画がよいと思いますが、費用はそんなにかからないので、メールを頂ければ方法を教授します。ですが、生半可な態度では逆に悪霊を呼び寄せるだけなので、3ヶ月は苦行する覚悟が必要です。5㎏くらいは痩せるかも知れません。

      エフライム工房 平御幸
コメント (1)
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