平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

LEDホタル用の電源

2015-07-19 03:51:18 | アンプ製作と修理
 オールFETミニアンプのイルミネーションにLEDホタルを使いたいという読者がいるので、専用の電源をアセンブルしてみました。

 LEDホタルは3V~4.5VのDC(直流)電源で動作します→こんなのとかこんなの。ミニアンプのACアダプタは24VDCですが、アンプ回路には中央にアースを配置した±12VとしてDC供給します。そこで、3V~4.5Vの可変出力電源が必要になるわけで、可変式3端子レギュレータのLM317Tを用います。

 LM317Tは、ヤフオクの誤発送のトラブルがあった時に、別に欲しくもなかったけど大量に入手したもので、可変式3端子レギュレータとして最も定評のあるものです。可変式でなかったら、東芝などからも様々な電圧の3端子レギュレータが出ています。ただし、3Vとか4.5Vピッタリは無し→千石電商の例

 LM317Tの使い方は色いろあるのですが、今回は、抵抗220Ω、1KΩ可変抵抗器、1μF電解コンデンサ、0.1μFマイラーコンデンサ、で組んでみました。0.1μFのコンデンサは発振防止用だと思うので、ホタルを光らせる超低周波で発振するとは思えませんが、とりあえず入れてあります。おそらく、オーディオアンプの電源に使うときは発振防止に有効なのだと思います。

 電圧調整範囲は半固定抵抗の大きさで決まり、最初に取り付けた10kΩトリマーでは大きすぎて、ちょっと回しただけで2Vも動くので1KΩトリマーにしました。おそらく、1KΩトリマーだと低い電圧しか取り出せないのだと思いますが、それでも6V以下の電圧が必要なときは使い勝手が良い。逆に、20V程度の電圧が欲しい時はトリマーの抵抗値も大きくしたほうが良いのだと思います→ちゃんと検証しているサイト

 実際の基板は次の画像の通りですが、0.1μFマイラーコンデンサのお陰で、電源部に並列接続するはずの小容量フィルムコンデンサーのスペースが無くなりました。0.1μFマイラーコンデンサは無くても良さそうだし、使うとしても移動させて構わないので、ジャンパー線などで空いているスペースに押し込もうと考えています。


手前の赤(+)と黒のケーブル(-)が3VDC
中央 緑(中点アース)、橙(+12V)と白のケーブル(-12V)










 ただ、今回は24Vのマイナス側をLM317Tのアースにしたのですが、もしかしたら±12Vの中点アースをアースにしたほうが良いのかもしれず、こればかりは動作させてみないと分かりません。普通のLEDを使った時は24Vのマイナス側をアースとして問題はありませんでした。

 ということで、LM317Tは大量に余っているので、遠慮なく使ってもらいます (;・∀・)

    エフライム工房 平御幸
コメント (8)
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