平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

リガーレ仙台 佐藤あり紗の今

2020-02-16 00:51:51 | バレーボール
さいたま市の読者と草加市の読者と一緒に、北越谷の高校まで出向いて、リガーレ仙台と山梨中央銀行との試合を観戦してきました。結果は0-2のストレート負けでしたが、試合後に監督兼業の佐藤あり紗さんと少しだけ話をすることが出来ました (;^ω^)

チームは仙台ベルフィーユ時代のベテランに、トライアウトで獲得した選手を入れて試行錯誤中。第1セットの序盤に早々と大差を付けられるも、盛り返して1点差まで。ここから引き離されて落とします。第2セットは接戦でしたが、リードした場面でミスから流れを渡して自滅。若さの出た試合でした (^_^;)

試合後に、さいたまの読者がプレゼントを渡して、久々の再会。「先生は?」ということで顔を出して、少しだけ話しました。練習量の問題は大丈夫とのこと。ただし、新米監督として選手との距離感が掴めていないとか (=o=;)

それで、「勉強ですね」と言ったのですが、僕の目にはチームとしての課題は2つ見えました。一つはセッターの技術不足。第1セット序盤に連続失点したのは、トスがネットに近いか短いか低いことによる、アタッカーとのタイミングのズレが原因。

また、軸が太い(要するに横幅が広い)セッターの宿命で、走り込んでトスを上げようとすると、質量による慣性で体勢をコントロールできなくてドリブルを取られる。それに軸の太いセッターは手首をこねくり回す癖の人が多いのです。大野石油の前のセッターのように (_ _;)

山梨中央銀行のセッターはセンタープレーヤーを積極的に使っていましたが、仙台は使い切れていない。セッターとMBとリベロによるセンター線がしっかりしているチームは強くなる。派手なサイド攻撃は意外に勝利への貢献度は低いのです。

ここからはアドバイス。監督の仕事はいろいろありますが、選手兼任としてチームを引っ張っていく立場は難しいのは当たり前です。そこで、割り切って、どのようなチームを作りたいかを、チームの一人ひとりに理解してもらうことが大切だと思います。

岡山のように守備中心のチーム、日立のように多彩な攻撃のチーム、東レのように個人技に頼るチーム。監督が方針を決めて、その方針に添ってチーム作りをすれば、だんだんと形になってくると思います。方針が曖昧だと選手やコーチが迷うし、力を結集することが困難になる。

それから選手との距離感ですが、余り気にしないで、日頃の練習を通して体調や技術的課題をちゃんと見るのが大切だと思います。ちゃんと見てくれない監督は信頼を失いますから。その1点を抑えさえすれば、あとは友達感覚でも先輩感覚でも問題無いと思います。


体育館は暗くて大変 (*_*;
日立時代のファンが多かった ^^;





さいたまの読者と (^▽^;)
この後で草加の読者を紹介しました (・∀・)

コメント (8)
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