駐輪場崩壊

　昨日から降り続いた雪の重みで、駐輪場の波型スレート（ポリカーボネイト）屋根が崩れ落ちました。幸い、自転車はいつもの左端ではなく右側に置いていたので無事。でも管理会社が休みなので二三日は使えないかも。バレンタイン直撃の女神の低気圧ですが、ヒステリーもほどほどにしないと、自分に跳ね返ってくると恐る恐る言って見るテスト。


＼(^o^)／オワタ

　この雪で東京競馬が土日とも中止。共同通信杯はダービーと同じコースなので、昔からクラシックのステップレースとして重要でした。降雪の影響としては、1968年と1970年と1988年にダート変更で行われ、それぞれタケシバオー（天皇賞・春）とタマアラシとエルコンドルパサー（ジャパンカップ）が勝っています。タマアラシは相撲取りの玉嵐から採られたのだと思いますが、どちらも大成できませんでした。

　2008年にも雪で一日順延。やたらに8が末字の年が多いですが、雪の降らなかった1988年の勝ち馬ミュゲロワイヤルも、このレースが最後のレースとなる不運。トキノミノル記念とサブタイトルが付きますが、トキノミノルは無敗でダービーを制した後に急死。この不運が乗り移るかのようですね。2001年のジャングルポケット以来、勝ち馬からダービー馬も出ていません。

　競馬は運が重要な要素で、出走予定レースが中止になったら体調を崩す事もあります。その場合は、元の体調に戻すのに半年もかかる場合があり、ダービーから逆算してローテーションを組んでいる陣営には誤算となります。春のトライアルの中では、弥生賞が一番安定した開催に恵まれ、翌々週のスプリングステークスは、降雪や雨の影響や事故が多い印象があります。

　昨年のダービー馬キズナの陣営は、弥生賞で皐月賞の権利を逃すやいなや、目標をダービー一本に絞ってローテーションを組み直しました。きさらぎ賞を勝ったトーセンスターダムは皐月賞からダービーらしいですが、3冠路線を捨てられないもどかしさが感じられます。いずれにしても、共同通信杯は仕切り直しですから、一番人気が予想されたイスラボニータ陣営は判断力が求められます。

　イスラボニータはスペイン語で「可愛い島」。新島が生まれてピッタリでしたが、ここに来ての不運を跳ね返せるかは分かりません。今日の京都のつばき賞に出走した、ダービー馬ディープブリランテの全弟ゼウスバローズは重馬場に泣いて2着。体の小さい馬なので、この取りこぼしは痛いですね。やはり皐月賞はパスするローテーションに組み直すのでしょうか。

　　　　エフライム工房　平御幸