北朝鮮状況が緊迫してきているので、早め早めに更新します。それにしても、いまさら北朝鮮のサリンを政府が口にするとは、猿芝居もいいところです
/三ヽ
(6(・ ・|)
| ( ┴)
牝馬のファンディーナ出走で俄然盛り上がる第77回皐月賞。今のところ、心配された馬体減もなく、当日の入れ込みだけが心配。回りが全部牡馬なので、女王として睥睨できるか (;・∀・)
ファンディーナの能力は、凱旋門賞2連覇したトレヴに匹敵すると僕は思っています。心配なのは調教師の腕と日本の競馬環境で、フランスなら無敗で凱旋門賞制覇できる器のはず。フランスなら、クラシックの時期がひと月ほどずれるので、デビューの遅かったファンディーナのローテーションに余裕が生まれるからです。デビューから中3週続きの4戦目は厳しい (;´Д`)
今年の皐月賞も、昨年と同じようにディープインパクト産駒が豊作です。昨年はディーマジェスティが勝ちましたが、2着のマカヒキと3着のサトノダイヤモンドは、今年の有力出走馬と共通点があります。それは、母方にドナテッロという名ステイヤーの血が流れていること。ディープインパクトとドナテッロのニックス(相性)を言い出したのは血統評論家(名前・出典不明)です。以下の表は、黄色い塗りつぶしの馬名に注目 (^^)


以上、サトノダイヤモンドの血統表(netkeibaより)
ディープインパクトが優れている理由に、エリザベス女王の持ち馬だった3代母ハイクレアを上げる人がいます。このハイクレアと交配したのがバステッド(Busted )で、父クレペロ(Crepello)から祖父ドナテッロ(Donatello)へと遡るステイヤー血脈です。
ドナテッロの名前は、ルネサンス初期の芸術家ドナテッロから来ており、彼の作品はダビデ像やガッタメラータ像が有名です。僕は、ガッタメラータ像の石膏デッサンが大得意でした (^^ゞ
ドナテッロはディープインパクトの母系にあるだけでなく、配合相手の血統にも見られのをドナテッロのクロスと呼びます。サラブレッド生産の基本は、クロスを重視するインブリードと、父母の血統にクロスを持たないアウトブリードの双方のバランスにあります。インブリードは近親配合なので欠陥が出やすいが、良い所が出ると物凄い馬が出ることがある。
しかし、サトノダイヤモンドはドナテッロのクロスが見えるのが6代目と7代目。ファンディーナの方は、6代目と8代目ですが、ファンディーナの場合はバステッドの4×6でもあるのです。これが、サトノダイヤモンドやマカヒキとの違い。


以上、ファンディーナの血統表に見られるドナテッロとバステッド
今年の皐月賞で上位人気が予想される弥生賞馬カデナも、ドナテッロの6×8。毎日杯を勝ったアルアインもドナテッロの6×9。逆に、朝日杯を勝った2才チャンプのサトノアレスと、きさらぎ賞と毎日杯を2着と取りこぼしたサトノアーサーはドナテッロを持っていません。底力に欠ける配合なのかも (^_^;)


以上、カデナの母系の血統表


以上、アルアインの母系の血統表
昨年のフランスで2才重賞を勝って休養中のアキヒロは、仏ダービーと英ダービーの両睨み。アキヒロもドナテッロを持っているのです。


以上、AKIHIROの母系の血統表
昨年の皐月賞馬ディーマジェスティはドナテッロを持っていなかったので、ダービーも菊花賞も力負けと見ることが出来ます。だから、ドナテッロを持っていないサトノアレスも来ないとは言い切れませんが、競馬は先物買いの世界なので、ドナテッロ持ちのファンディーナ、カデナ、アルアインの3頭に絞ります。人気薄ではディープスカイ産駒のクリンチャーの粘りに期待 (;^ω^)
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牝馬のファンディーナ出走で俄然盛り上がる第77回皐月賞。今のところ、心配された馬体減もなく、当日の入れ込みだけが心配。回りが全部牡馬なので、女王として睥睨できるか (;・∀・)
ファンディーナの能力は、凱旋門賞2連覇したトレヴに匹敵すると僕は思っています。心配なのは調教師の腕と日本の競馬環境で、フランスなら無敗で凱旋門賞制覇できる器のはず。フランスなら、クラシックの時期がひと月ほどずれるので、デビューの遅かったファンディーナのローテーションに余裕が生まれるからです。デビューから中3週続きの4戦目は厳しい (;´Д`)
今年の皐月賞も、昨年と同じようにディープインパクト産駒が豊作です。昨年はディーマジェスティが勝ちましたが、2着のマカヒキと3着のサトノダイヤモンドは、今年の有力出走馬と共通点があります。それは、母方にドナテッロという名ステイヤーの血が流れていること。ディープインパクトとドナテッロのニックス(相性)を言い出したのは血統評論家(名前・出典不明)です。以下の表は、黄色い塗りつぶしの馬名に注目 (^^)


以上、サトノダイヤモンドの血統表(netkeibaより)
ディープインパクトが優れている理由に、エリザベス女王の持ち馬だった3代母ハイクレアを上げる人がいます。このハイクレアと交配したのがバステッド(Busted )で、父クレペロ(Crepello)から祖父ドナテッロ(Donatello)へと遡るステイヤー血脈です。
ドナテッロの名前は、ルネサンス初期の芸術家ドナテッロから来ており、彼の作品はダビデ像やガッタメラータ像が有名です。僕は、ガッタメラータ像の石膏デッサンが大得意でした (^^ゞ
ドナテッロはディープインパクトの母系にあるだけでなく、配合相手の血統にも見られのをドナテッロのクロスと呼びます。サラブレッド生産の基本は、クロスを重視するインブリードと、父母の血統にクロスを持たないアウトブリードの双方のバランスにあります。インブリードは近親配合なので欠陥が出やすいが、良い所が出ると物凄い馬が出ることがある。
しかし、サトノダイヤモンドはドナテッロのクロスが見えるのが6代目と7代目。ファンディーナの方は、6代目と8代目ですが、ファンディーナの場合はバステッドの4×6でもあるのです。これが、サトノダイヤモンドやマカヒキとの違い。


以上、ファンディーナの血統表に見られるドナテッロとバステッド
今年の皐月賞で上位人気が予想される弥生賞馬カデナも、ドナテッロの6×8。毎日杯を勝ったアルアインもドナテッロの6×9。逆に、朝日杯を勝った2才チャンプのサトノアレスと、きさらぎ賞と毎日杯を2着と取りこぼしたサトノアーサーはドナテッロを持っていません。底力に欠ける配合なのかも (^_^;)


以上、カデナの母系の血統表


以上、アルアインの母系の血統表
昨年のフランスで2才重賞を勝って休養中のアキヒロは、仏ダービーと英ダービーの両睨み。アキヒロもドナテッロを持っているのです。


以上、AKIHIROの母系の血統表
昨年の皐月賞馬ディーマジェスティはドナテッロを持っていなかったので、ダービーも菊花賞も力負けと見ることが出来ます。だから、ドナテッロを持っていないサトノアレスも来ないとは言い切れませんが、競馬は先物買いの世界なので、ドナテッロ持ちのファンディーナ、カデナ、アルアインの3頭に絞ります。人気薄ではディープスカイ産駒のクリンチャーの粘りに期待 (;^ω^)
家の上をヘリコプターが3機飛んでいて、朝から空が賑やかでした。1機は変わった形に見えました。
ディープインパクトとドナテッロの解説をありがとうございます。
ファンディーナは馬体減もなかったとの事で、69年ぶりの牝馬勝利をますます期待して見たいと思います。
子供の頃は国道4号を自衛隊の米製軽戦車M41が馬車と一緒に走っていたものです ^_^;
https://ja.wikipedia.org/wiki/M41%E8%BB%BD%E6%88%A6%E8%BB%8A
競馬に関心を持ち始めた頃、オークス馬アグネスレディーの父リマンドの祖父にアリシドン(父ドナテッロ)という名前を見つけて、何だかダサイ名前と勝手に思ったものです (=o=;)
アグネスレディーから桜花賞馬アグネスフローラが出て親子で牝馬クラシック。フローラから皐月賞馬アグネスタキオンが出て、親子孫と3代でクラシック制覇の偉業。ドナテッロの影響力だと思っています (;^ω^)
真央ロスになっていられない状況下ですが、明日の皐月賞は楽しみです!
ファンディーナは一番人気ですね。
ドナテッロは初めて聞きましたが、この血が爆発してあっと驚くようなレースになってほしいです。
今年の馬場は2004年にダメジャーが勝ってコスモバルクが2着に負けた時に似ています。ハーツクライが惨敗したように、後ろからでは届きません (*_*;
ダメジャーのような前残りのできるマイラーに有利な馬場。岩田騎手がどこで先頭を伺うかがポイントです。コスモバルクの地方騎手のように仕掛が遅くなると取りこぼすことも ^_^;
タイムは1分57秒7前後のレコード決着だと思います (^_^;)
血統の解説をありがとうございますm(__)m
DNA等に詳しくない者からすると面白いとも思うし不思議だな~とも思うし、どういう根拠で相性があるのかとても興味深いお話しです ^^
北朝鮮の状況は色々と動きが激しそうで開戦時期は7月かもとのお話しがありましたが、なんだかもう少し早まりそうな気配も感じます(*_*;
サラブレッドの不思議は血統だけでなく、生産者の熱意が名馬を生むことにもあります。
無敗の3冠馬シンボリルドルフはシンボリ牧場の和田オーナーの執念の賜物。そのシンボリ牧場と仲の良かったメジロ牧場の遺産が、オルフェーヴルの母でありモーリスの母です。メジロ牧場が撤退した悲劇から奇跡が起こった (゜o゜;
シンボリもメジロも、ドルメロの魔術師と言われたフェデリコ・テシオを目指したもので、テシオの少ない生産から世界的名馬や種牡馬を生む手腕は、まさに魔術師の名にふさわしい。ドナテッロもテシオの傑作の1頭です (;^ω^)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%87%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%B7%E3%82%AA
今のイタリア競馬は退潮していますが、昔はトップレベルだったのです (゜.゜;
ドナテッロと分かりやすい解説をありがとうございますm(__)m
遡った血統で馬の底力が発揮されたりすごいと思いましたm(__)m
皐月賞はディープ産駒の活躍が楽しみですm(__)m
ファンディーナ中山に到着
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170415-01808268-nksports-horse
ファンディーナが無事に着いて良かった (^O^;)
競馬はブラッド・スポーツなので、血統の奥行きの深さを知ることで楽しみが大きく広がります。馬券しか興味のない人は何も分かってないのです (;´Д`)
桜花賞もフジワラファームという小さい牧場の馬が勝ちました。スプリンターズステークスは桜井牧場で、どちらも日高の牧場。億単位の金が注ぎ込まれる社台・ノーザンファーム系ではない、小さい牧場からG1馬が出るのは喜ばしいことです (;^ω^)
ファンディーナが勝てば3冠馬シンザンの谷川牧場の復活ですね (^^)
ドナテッロの解説ありがとうございます。
サラブレッドの血統は奥が深いですね。
競馬の解説も、こういった血統を解説予想してくれるともっと面白いのにと思いました。
皐月賞は先生予想のアルアインが勝ちましたね。
タイムも1分57秒8で驚いております( ; ゜Д゜)
ファンディーナを応援していたのですが、最後は失速していしまいましたね(´・д・`)
皐月賞回顧で更新しました (;^ω^)
タイムもほぼ予想した通り。ファンディーナは馬体重がマイナス4kgでレース前に終わっていましたね。ファンディーナが体調が良くて勝っていれば1分57秒7だったと思います (^_^;)