歴程日誌 ー創造的無と統合的経験ー

Process Diary
Creative Nothingness & Integrative Experience

「香港の学生達の現在」

2020-06-30 |  宗教 Religion
東西宗教交流学会会員の寺沢邦彦さんから次のようなメールを頂きましたので転載します。
 
「香港の方はコロナも落ち着き感染者発見ゼロが2週間つずいています。でも全員マスクをしますし、4名以上の集まりは今まで禁止でした。いまは8名です。私は31名の香港の学生に教えました。アジア宗教と社会というクラスです。もちろんONLINEになりました。香港の学生の思考力と批判力はさすがです。感度が鋭く理解力もあります。英語もなかなか立派な論文を書きます。ほんとにこれだけ優秀でまた行動力のある彼らが2047年一国2制度がなくなり中国の完全支配に入りまた国家安全法でその可能性を発揮できないのが本当に胸が痛いです。彼らも苦しんでいます。彼らは本当にアジアの貴重な人材です。しばらく卒業後葛藤の地を一時離れて日本やアメリカの地などで働ければいいのですが。その運動をしたいと思います。日本の若者にもかれらの真剣さと勇気はいい刺激になるとおもいます。私が大学で講演したパンフを添付します。宗教対話による国を超えた連帯が狭い国家主義を超えて大切だといいました。2メートルの距離をおいて大勢参加してくれました。他の大学もONLINEで参加していただきました。おかげさまで良い反応でした。香港の学生たちや学者たちと個人的にも多く交流できたのは良かったです。」
 
http://chikyuza.net/archives/104229
 
寺沢邦彦さんが、香港の学生達とオンライン授業を通じて対話した内容が「地球座」というWebnews mediaに掲載されています。
今年の夏に開催を予定していた東西宗教交流学会で報告して頂く予定でしたが、コロナ禍のために学会の開催が一年延期されましたので、とりあえずこのBLOGに転載いたします。
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