元・還暦社労士の「ぼちぼち日記」

還暦をずっと前に迎えた(元)社労士の新たな挑戦!ボチボチとせこせこせず確実に、人生の価値を見出そうとするものです。

メンタルヘルスマネジメントについて<うつ病治療の新常識=その2>

2012-06-03 07:26:35 | 社会保険労務士
 最近のうつ病の治療について

 NHKの朝のテレビ番組 4月4日に放送の「あさイチ」の内容の第2弾です。うつ病の正体は、1つの仮説ですが、不安・恐怖・悲しみなどの感情をつかさどる「扁桃体」が制御がきかなくなる、暴走するというのが原因であり、それを制御するDLPFC(背外側前頭前野)が正常に作動しなくなったのがもともとの原因とする説があります。

 そこで、このDLPFCを強力な磁気で刺激する方法によって、この部分を活性化させる治療法が、アメリカでは行われています。頭の外側から磁気をかけるだけですので、頭を開いたりはしません。2008年にFDA(アメリカ食品医薬品局)にうつ病を対象に承認され、現在では全米400箇所で行われているそうです。放映されたクリニックのデータでは、7割程度に効果が見られたようです。

 日本では、まだ研究段階ですが、杏林大学では、近々臨床試験を行うとの情報が、書かれています。朗報ですが、日本でも、早くこういった治療法が確立されることが待ち望まれます。
NHKあさイチの「これまでの放送」を閲覧のこと

コメント
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