チベットに火がついた

1949年、中国がチベットを侵略してから49年を迎え、大規模な抗議デモが起きています。
日本のテレビやマスコミでは
中国がチベットにした弾圧行為を大きく扱われることはあまりないのですが、
インターネットで検索したら出るわ出るわ。

まずチベット問題についての初心者はこちらへ。
超入門　チベット問題

この映画も、もう一度見たくなってきますね。
「セブン・イヤーズ・イン・チベット」
ブラッド・ピット扮するオーストラリアの登山家（非常にワガママな性格）が
まあ戦争やらイロイロあってチベットにたどり着き、
ダライ・ラマに出会って親交を深め、心癒される話。
後半は中国の侵略によって、ダライ・ラマは亡命せざるを得ず、主人公も帰国します。
この映画は中国で上映禁止になりました。

珍しくテレビで取り扱ったのも要チェックです。
チベット問題を青山さんがズバッと解説　3ｏｆ3


現在中国はチベットだけではなく東トルキスタンなどの周辺の国々を堂々と侵略し
資源を略奪し、文化を破壊し支配しようとしています。

こういう本も勉強になります。
中国はいかにチベットを侵略したか
「他国に友好的な振る舞いをして、そのうち暴力的になる」中国の実態です。
多くの民衆が手足を切断され、焼かれて死んでいく中、
果敢に立ち向かったチベットの戦士たちによる警告の書です。

チベット問題は、現在進行中のホロコーストとも言われていますが、
日本の政府やマスコミはほとんど何も言い出せません。

そうえば2005年、「Shall we dance?」で来日したリチャード・ギアが突然記者会見中に
「中国で反国家分裂法案が制定されることに絶対反対します。
小泉首相に賛同し、中国に武器が輸入されることを絶対に反対します」と
チベット問題を言い出した事件がありましたが、マスコミは
リチャード・ギアと小泉が似てるとかダンスを踊ったとかどうでもいい話題になってましたね。

人権問題を空気よりも軽く扱う中国に対し、
北京オリンピックのロゴが生まれた風刺マンガも出回っています。



ところで中国は日本の東シナ海や尖閣諸島を狙っているという意見を、
いまや否定しない人はあまりいないと思いますが、沖縄を狙っているという意見もあります。
沖縄を狙う中国の野心

中国の最終目的が世界をすべて支配する「大中華帝国」にあるというのは
あながち冗談ではないのです。
日本政府の対応を見ていると、この巨大帝国に飲み込まれ、
チベットのように悲惨な植民地となる現実すら見えてきます。

自衛隊を無くせとか在日米軍を撤退させろという人たちは、
このような恐ろしい隣国を前にして、一体どんな平和を期待しているのか聞きたいものです。

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