松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

城島でエコランチ

2008-11-28 19:00:52 | 復活奮闘日記
昨日は風邪気味でダウン。ブログもお休みしてしまい失礼しました。

さて、今日は久留米ほとめきまち旅博の「エコランチしましょう」に参加してきました。
城島町の「さくらさく蔵」で体に良い「オーガニックランチ」を食べながら、エコの話を聞けるとあって、ベッドからむっくりと起き上がって私も城島方面に向かったのですが、雨のため渋滞に巻き込まれてしまい途中参加となるはめに。

着いたところは「花の露」で有名な冨安本家酒造株式会社さんという1745年創業の老舗の蔵元です。階段を上がっていくと、すでにお話しの真っ最中でした。

お話ししていただいたのは、あんしん安全な七色石鹸でおなじみまるは油脂の林さんと、あんしん安全なタオルでおなじみ宮原タオルの宮原さん。

残り少ない時間で一番貴重な情報だったのは、現在合成洗剤にはほとんど蛍光剤が使われているってこと。たとえば、合成洗剤で洗った布巾でおまんじゅうを包んで蒸すと、暗いところで光るのだそうです。布巾にくっついた蛍光剤がおまんじゅうにくっつくわけですね。そういうのを私たちは知らずに口にしているというわけです。

実は私もそれを実感した事があります。弓道で履く足袋にお茶をこぼした事があって、石鹸だとなかなかとれなかったんですが、蛍光剤の入った○ップで洗ったら、あ~ら不思議。真っ白になりました。そしてまたしばらくして石鹸で洗ってたら、またもや不思議。消えていたと思っていたお茶染みが再び表れてきたんです。つまり、蛍光剤がお茶染みの上にくっついてただけだったんですね。

しかしメーカーだけが悪いのかというと、そういうわけではなく、消費者が表面だけのキレイさだけを追求した結果、こういった蛍光剤を洗剤に入れるようになった面もあるわけです。やはり私たちはここいらで本当に大切なモノを選んでいかなくちゃいけないんだなと思いました。タオルも化学薬品を使わない良いタオルを作っている宮原さんからのメッセージは大変貴重なものでした。ぜひリンク先のHPをご覧下さい。

というわけで、お待ちかねお食事なのだ~。

かなりボリュームがありました。しっかり全部いただきましたとも。この後、デザートと飲み物までついてました。

な、なんと!ここで当委員会が販売している「正徳芯和ろうそく」15号が年代物の古い燭台に立っているではありませんか!

今日の主役のおかみさんたちです。

大きい15号を買う人はあまりいないので、ほとんど裏メニューみたくなってますが、八女の「櫨の灯り展」で販売していたのを購入されたのだそうです。しかも点灯していただきました。ありがたやありがたや。

ふと周囲を見渡すと、こないだのぐい呑みツアーで一緒だった麻紐アクセサリー作家のSさんも「ろうそく見て、松山櫨のプログラムが入っているのかと思いました。」と言い出したり、「八女茶でござる」でおなじみこのみ園のKさんもいたりして、思わぬ所で思わぬ人とも出会うもんです。


同じ敷地内の「花の露」を訪問。天井たか~~い。


最後はさくらさく蔵のおかみさんが見送ってくれました。気さくで親しみやすい方でした。ぜひまた行きたいな。

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