福島原発の実態が、津波とともに今、現れてきたようです。
米紙、原発作業員の献身伝える 「勇敢に立ち向かう50人」
【ニューヨーク共同】15日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、高濃度の放射性物質が漏れた恐れのある福島第1原発で、炉心を冷却するため原子炉に海水を注入する作業を続けた人々の献身ぶりを「最後のとりでの50人」「放射線と火災に勇敢に立ち向かっている」と伝えた。
記事は「何千トンもの放射性のちりが上空に飛んで自国の数百万人もの人々を危険にさらすことを防ぐため」の作業であることを詳しく説明した。
さらに、対策に当たる作業員の放射線の被ばく線量限度が引き上げられたことに触れ「暗にしか示されていないが、犠牲的行為の拡大を求められている」と指摘。日本で仕事とは「命令への忠誠心を生み出し、炎のような献身を呼び起こすものだ」とも述べた。
一方、東京電力が50人の「名前も、他のどんな情報も開示を拒否した」とし、50人をたたえる文脈の中で「彼らは顔を隠した無名の作業員たちだ」と表現した。
2011/03/16 16:24 【共同通信】
この記事だけ見たら、東電はなんという英雄社員がいることか!と感動することでしょう。無名の50名が神風特攻隊のごとく放射能に立ち向かっているのです。
ところが、この50名の情報を開示しない理由がありました。
日本の原発奴隷
---引用
福島第一原発には、常に、もう失うものを何も持たない者達のための仕事がある。松下さんが、東京公園で、住居としていた4つのダンボールの間で眠っていた時、二人の男が彼に近づき、その仕事の話を持ちかけた。特別な能力は何も必要なく、前回の工場労働者の仕事の倍額が支払われ、48時間で戻って来られる。2日後、この破産した元重役と、他10名のホームレスは、首都から北へ200kmに位置する発電所に運ばれ、清掃人として登録された。
「何の清掃人だ?」誰かが尋ねた。監督が、特別な服を配り、円筒状の巨大な鉄の部屋に彼らを連れて行った。30度から50度の間で変化する内部の温度と、湿気のせいで、労働者達は、3分ごとに外へ息をしに出なければならなかった。放射線測定器は最大値をはるかに超えていたため、故障しているに違いないと彼らは考えた。一人、また一人と、男達は顔を覆っていたマスクを外した。「めがねのガラスが曇って、視界が悪かったんだ。時間内に仕事を終えないと、支払いはされないことになっていた」。53歳の松下さんは回想する。「仲間の一人が近づいてきて言ったんだ。俺達は原子炉の中にいるって」。
この福島原発訪問の3年後、東京の新宿公園のホームレスたちに対して、黄ばんだ張り紙が、原子力発電所に行かないようにと警告を発している。“仕事を受けるな。殺されるぞ”。彼らの多くにとっては、この警告は遅すぎる。日本の原子力発電所における最も危険な仕事のために、下請け労働者、ホームレス、非行少年、放浪者や貧困者を募ることは、30年以上もの間、習慣的に行われてきた。そして、今日も続いている。慶応大学の物理学教授、藤田祐幸氏の調査によると、この間、700人から1000人の下請け労働者が亡くなり、さらに何千人もが癌にかかっている。…続く
-------引用おわり
まるで都市伝説みたいな話です。この記事は本当なんでしょうか?
しかし、ハローワークのサイトに掲載されています。
作業員(福島第1・第2原発)の求人情報
保安院は、福島第1原発に通常7人いる、安全を監督する立場の保安検査官が17日までに、福島県庁に避難して一人もいないことを明らかにした。
保安院職員らも福島原発から退避
保安院職員は現場にもう一人もいなくて50km圏内に退避させているわけで、それじゃ作業員は?というと
福島第一原発作業員の被曝線量上限引き上げ 厚労省など
今、最前線で必死に働いている人々は、いったい…?
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米紙、原発作業員の献身伝える 「勇敢に立ち向かう50人」
【ニューヨーク共同】15日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、高濃度の放射性物質が漏れた恐れのある福島第1原発で、炉心を冷却するため原子炉に海水を注入する作業を続けた人々の献身ぶりを「最後のとりでの50人」「放射線と火災に勇敢に立ち向かっている」と伝えた。
記事は「何千トンもの放射性のちりが上空に飛んで自国の数百万人もの人々を危険にさらすことを防ぐため」の作業であることを詳しく説明した。
さらに、対策に当たる作業員の放射線の被ばく線量限度が引き上げられたことに触れ「暗にしか示されていないが、犠牲的行為の拡大を求められている」と指摘。日本で仕事とは「命令への忠誠心を生み出し、炎のような献身を呼び起こすものだ」とも述べた。
一方、東京電力が50人の「名前も、他のどんな情報も開示を拒否した」とし、50人をたたえる文脈の中で「彼らは顔を隠した無名の作業員たちだ」と表現した。
2011/03/16 16:24 【共同通信】
この記事だけ見たら、東電はなんという英雄社員がいることか!と感動することでしょう。無名の50名が神風特攻隊のごとく放射能に立ち向かっているのです。
ところが、この50名の情報を開示しない理由がありました。
日本の原発奴隷
---引用
福島第一原発には、常に、もう失うものを何も持たない者達のための仕事がある。松下さんが、東京公園で、住居としていた4つのダンボールの間で眠っていた時、二人の男が彼に近づき、その仕事の話を持ちかけた。特別な能力は何も必要なく、前回の工場労働者の仕事の倍額が支払われ、48時間で戻って来られる。2日後、この破産した元重役と、他10名のホームレスは、首都から北へ200kmに位置する発電所に運ばれ、清掃人として登録された。
「何の清掃人だ?」誰かが尋ねた。監督が、特別な服を配り、円筒状の巨大な鉄の部屋に彼らを連れて行った。30度から50度の間で変化する内部の温度と、湿気のせいで、労働者達は、3分ごとに外へ息をしに出なければならなかった。放射線測定器は最大値をはるかに超えていたため、故障しているに違いないと彼らは考えた。一人、また一人と、男達は顔を覆っていたマスクを外した。「めがねのガラスが曇って、視界が悪かったんだ。時間内に仕事を終えないと、支払いはされないことになっていた」。53歳の松下さんは回想する。「仲間の一人が近づいてきて言ったんだ。俺達は原子炉の中にいるって」。
この福島原発訪問の3年後、東京の新宿公園のホームレスたちに対して、黄ばんだ張り紙が、原子力発電所に行かないようにと警告を発している。“仕事を受けるな。殺されるぞ”。彼らの多くにとっては、この警告は遅すぎる。日本の原子力発電所における最も危険な仕事のために、下請け労働者、ホームレス、非行少年、放浪者や貧困者を募ることは、30年以上もの間、習慣的に行われてきた。そして、今日も続いている。慶応大学の物理学教授、藤田祐幸氏の調査によると、この間、700人から1000人の下請け労働者が亡くなり、さらに何千人もが癌にかかっている。…続く
-------引用おわり
まるで都市伝説みたいな話です。この記事は本当なんでしょうか?
しかし、ハローワークのサイトに掲載されています。
作業員(福島第1・第2原発)の求人情報
保安院は、福島第1原発に通常7人いる、安全を監督する立場の保安検査官が17日までに、福島県庁に避難して一人もいないことを明らかにした。
保安院職員らも福島原発から退避
保安院職員は現場にもう一人もいなくて50km圏内に退避させているわけで、それじゃ作業員は?というと
福島第一原発作業員の被曝線量上限引き上げ 厚労省など
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