松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

福岡県産業デザイン賞ノミネート賞品展示会

2008-11-14 21:28:42 | 復活奮闘日記
昨日と今日の二日間は、福岡県産業デザイン賞ノミネート賞品展示会でした。

106社132件という最大のノミネート数だったようで、会場も熱気に包まれたものとなりました。

房屋さんのディスプレイ。房をうまく取り入れたブローチやピンを美しくディスプレイしてありました。奨励賞を獲得しました。


井筒屋筑後文化村の細竹で編んだ灯り。こちらも奨励賞を獲得。

後ろの紅葉(もみじ)は、本物の紅葉の葉っぱに様々な色をつけたプリザーブドリーフだそうです。櫨の葉っぱで作るのも面白そうでした。

当委員会の展示作品です。若いお客さんからは「櫨って、木ですか?」とか言われたりしましたが、皆興味深そうに櫨蝋の灯りを見ていました。でももうちょっと櫨蝋についての説明が足りなかったみたいです。


会場の様子。とにかく人が多くて…。


今回は私も初参加。特に賞を取ることもできませんでしたが、現在のデザインの潮流や新しい出会いがあったりと非常に勉強になった二日間でした。やっぱりこういった世界も弓道と同じで、深く知れば知るほどに奥の深いものになるようです。デザインの世界でも謙虚にアドバイスを受け止め、切磋琢磨しながら前に進まなくはいけないんだなぁと思ったのでした。

おまけ。会場だった西鉄グランドホテルの20万円のスイーツ。博多織が室内のインテリアに採用されています。


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櫨染(はじぞめ)プロジェクト その2

2008-11-12 22:27:36 | 櫨染(はじぞめ)プロジェクト
墓場横にあった櫨の木が偶然手に入ることになりました。

さっそく櫨の持ち主のところへ行くと、ありましたありました。庭の片隅に所在なく横たわっていました。薪にするために置いてあったそうですが、結局使われずに残っていたのが幸いしました。

なぜ薪にならなかったのか?私の推測なんですが、櫨の木を燃やす時の煙でマケるという人もいます。おかげで、きっと薪リストの最後になったのかもしれません。

木の切り株をよく見てみましょう。


やっぱり黄色です。櫨です。どうやらキレイに残っている様子。じっと見ているうちに、自分がマグロを一本釣りしたような気分になってきました。

櫨の木は重いので持ち上げるのは重労働です。すったもんだしているうちに、櫨の持ち主がトラクターに乗って現れて、櫨の木を軽トラの荷台に入れてくれました。



せっかく貴重な櫨の木が手に入ったわけだから、有効に使わせてもらおう。櫨の黄色い芯の部分を見ながら、私は強く思いました。

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明日は都合によりブログお休みです。

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櫨染(はじぞめ)プロジェクト その1

2008-11-11 22:38:36 | 櫨染(はじぞめ)プロジェクト
昨年の7月頃、櫨の伝来を調べているうちに、平安時代に使用された「櫨色(はじいろ)」という名前があることを知り、「櫨色(はじいろ)観察」というタイトルで書きました。

その時、平安時代に作られた「櫨色」というものを、いつか見てみたいと切望しながらも叶わず、半ばあきらめていました。櫨の木も持っていないし、染色すらしたこともないし。

しかし物事というのは偶然と必然が重なって動いていくモノ。

上の画像を見て下さい。何の変哲もない櫨の写真。全体を撮すのを忘れてたし、イマイチぱっとしない写真ですが、今思い起こせば、この櫨を見に行ったことが後々、大きなターニングポイントとなり、あきらめていた「櫨染」への道が見えてくることになったのでした。

この櫨は通っている筑前町の弓道場近くの墓場横にありました。格段美しいというわけでもなかったので、昨年秋、一度見に行った後、すっかり頭から忘れていました。

その後、弓の先生から「あの墓場の櫨、全部切られてたよ。」との知らせを聞き、ああ、例によって、邪魔になったから切られたんだろうなと思うと、苦々しい気持ちになったものの、別に自分の土地でもあるまいし、どうすることもできません。

そのまま時は過ぎて春になった時、櫨染のことが話題になり、弓の先生に話すと
「櫨の芯材で染色ができる?それじゃ、あの切られた墓場の櫨は使えんやろうか?」
墓場に行ってみると、確かに櫨はすっかり影も形もなくなっていました。切られた櫨はどこへ行ったのか?たまたま近くを通りかかる人がいたので櫨の行方を知らないか聞いてみました。すると、なんとその人は土地の所有者で、庭に切った櫨の木を置いているとのことでした。

「薪にしようと思ってそのまま庭に置いとったけど、もう春になったけん、いらんから持っていっていいよ。邪魔になるけ。」

この棚からボタ餅のような幸運に、私は一瞬ボーゼンとしてしまいました。ついに櫨の木が手に入ったのです。

こうして、私の櫨染への道が始まり、迷うことなくすぐさま櫨の木を取りに行くことにしました。

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櫨の写真展、始まりました。

2008-11-10 21:10:36 | 復活奮闘日記
アクロス福岡1Fコミュニケーションエリアにて、「櫨の魅力写真展」が始まりました。

今朝から観光コンベンション田主丸事務所のUさんと一緒に、写真を運び、あーでもないこーでもないと四苦八苦しながら、どうにか取り付けていきました。フックに引っかけるだけなので簡単だと思っていたんですが、写真の位置を合わせたりすると案外時間がかかるもんです。


コミュニケーションエリアは隣りに喫茶店があり、ホールやギャラリーを見に来たお客さんが立ち寄ってほっとした時間をすごせる場所です。大画面で文化観光の映像とかミニコンサートとかやってます。


はぜ並木をテーマにした写真群。

午前中の搬入時の短い時間でしたが、人が入れ替わり立ち替わり来て、さっと見回って立ち去る人もいれば、じ~っと見続ける人もいました。
写真展は今日から11月16日まで行われています。
福岡市天神に来た際には、ぜひお立ち寄りください。

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朝倉経済と櫨蝋の講演会

2008-11-09 23:50:48 | 復活奮闘日記
今日は甘木歴史資料館で「朝倉経済と櫨蝋」の講演会がありました。
江戸時代から幕末明治にかけて、福岡藩の経済をリードした「櫨蝋」について、福岡大学の後藤正明先生から貴重なお話を伺うことができました。

櫨蝋というテーマに結構聴講者が集まっていました。


甘木という地で、こんなに櫨蝋に関心を持つ方が多いのには驚きです。朝倉地方には昔は多くの櫨並木があったそうですが、他の多くの所と同じようにどんどん伐採され、櫨蝋屋も廃業していく中で、残った櫨の木すら櫨の実がちぎられなくなってしまっています。だからてっきり私は甘木の人は櫨に興味を持ってないんじゃないかと思っていたのでした。

櫨マケするから嫌い。でも紅葉は美しいから好き。
そんな相反する二つの感情が交じり合うので、櫨を「初恋の苦い味」と言う人もいます。櫨が幼い頃の大切な思い出の一部分だった人もいます。甘木にもまた櫨に対して多くの方が関心を持っている方が多いのを知って、何か心温まるものがありました。

2階の展示室では櫨蝋に関する資料の他、あさくら正徳芯のコーナーがあって芯も展示されています。展示は12月7日まで続くのでぜひ立ち寄ってごらんください。公式サイトはこちらです。

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水の音 土の音にろうそくコーナーが

2008-11-08 23:47:50 | 復活奮闘日記
先月紹介した秋月のギャラリー「水の音 土の音」にろうそくのコーナーができました。

古い民家などにあった階段式の箪笥に燭台をおいて飾ると、アラ不思議。素敵な癒しのコーナーになっています。こういう部屋の隅を利用したり、実際に階段になっていた家が昔はあったもんだなぁと思い出しました。

ところでここでアクロス福岡の広報紙が置いてあり「載ってるね。」と言われました。
そう!実は10日(コミュニケーションエリア)から始まる写真展に引き続き、12月にも匠ギャラリーで「櫨の魅力展」をやるんです。その宣伝のためになんと1Pも費やしていただき、ありがたいやら恥ずかしいやら。

今出てるアクロス福岡の広報紙はこれ


で、掲載されているページはこれ。


匠ギャラリーの公式サイトはこちらです。

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「温故」に掲載されました

2008-11-07 20:44:43 | 復活奮闘日記
ただいま甘木歴史資料館では秋の企画展「あさくらの櫨蝋」が開催されています。

同館の広報紙「温故」に、不肖elsterの文章が掲載されました。「温故」は大学の歴史先生とかとてもエラい人が寄稿されている格調高い広報紙です。その中にelsterの駄文を1ページも割いていただくなんて、恐れ多くてどうなることやらと思ったんですが、四苦八苦しながら文章をあーでもないこーでもないと、今までの活動を練り混ぜて書いてみました。できあがってみたのを見ると、紙の輝きが眩しくて、嬉し恥ずかし~って感じ。
他のページには朝倉地方における櫨蝋についての記事や資料写真が詳しく掲載されており、非常に勉強になります。「温故」は歴史資料館内で無料配布されていますので、ご興味のある方はぜひ資料館へいらしてください。

それでは展示内容を紹介しておきます。

【展示期間】 平成20年10月28日(火)~12月7日(日)
【展示内容】 櫨・蝋絞りの甕、鉄鍋、手桶、蝋皿、生蝋、イゴ、櫨の実、蝋燭芯の巻台、その他。
【記念事業】
・企画講演会 「朝倉経済と木蝋」 講師・後藤正明先生
 平成20年11月 9日(日)13:30~ 
・蝋纈染め体験
 平成20年11月 15日(土)13:00~参加費 500円
・秋の歴史トレッキング(バスツアー)
  平成20年11月 29日(土) 行程 久留米市柳坂櫨並木ほか 参加費 1,200円      

この中で歴史トレッキングツアーは申込開始後10分で満員になったとのことです。私も参加したかった…と思いきや、行き先は久留米市柳坂の櫨並木。あ、よく考えたら私は店に出てるんじゃん。

とりあえず日曜日の昼13:30からの講演会に行く予定です。
公式サイトはこちらです。
お近くの方はぜひ立ち寄って下さいね!

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櫨の魅力写真展

2008-11-06 20:56:31 | 復活奮闘日記
櫨の魅力写真展が近づいてきて、ようやくはがきを作ったので知り合いなどに配り始めました。
上のはがきに写った櫨は田主丸の櫨です。隣は田んぼで木の状態は非常に良く、のびのびと育っています。あぜ道の雰囲気が好きで、私のお気に入りの場所です。

さて11月の写真展のスケジュールをもう一度お知らせしておきますね。
11/10(月)~16(日) アクロス福岡1Fコミュニケーションエリア
11/19(水)~30(日) 山辺道文化館(久留米市草野町)
どちらも入場無料です。

11/15(土)~30(日)は久留米市山本町柳坂曽根のはぜ並木で櫨まつりが開催されており、私も出店に参加します。ここのブログでおなじみ正徳芯和ろうそく、眞櫨きゃんどる他、ワックスや石鹸も販売する予定です。

ぜひお立ち寄りください。

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八女で紅櫨まつり

2008-11-05 21:15:31 | 復活奮闘日記
今日は八女市室岡の岡山公園山頂で「第七回紅櫨まつり」が行われました。

私は初めて岡山公園に行ったんですが、眺めの良い場所でした。小高い丘の上にあり、眼下に八女の町全体を見下ろすことができます。明治44年11月に、明治天皇がこの場所に立って軍の演習の陣頭指揮を行ったのだそうです。確かに、ここなら陣形を指揮するには絶好の場所のようでした。

この室岡は、あの29才で夭折した天才画家・青木繁の母の実家があった所です。青木繁は小さい頃、たびたび八女の室岡を訪れては、まさしくこの岡山公園山頂で「画壇のアレキサンダー大王になる」と誓ったと言われています。折しも室岡は当時櫨蝋の日本一の産地。櫨の風景で育った青木繁は後年、母や故郷を偲び有名な短歌を詠みます。

「我が国は 筑紫の国や 白日別 母います国 櫨(はじ)多き国」

今日の「紅櫨まつり」では、画家の杉山洋先生から八女と縁が深い青木繁の話をお聞きすることができました。29才という永遠の青年である青木繁よりも、数十年人生経験を経てきた白髪の先生が絶賛しながら「青木繁先生の絵は数年以内に国宝になる!」と誇りをもって言われているのを聞いて、あらためて青木繁という天才画家の凄さを思い知りました。


上記の短歌に「笛吹童子」や「紅孔雀」を作曲した福田蘭童(なんと青木繁の息子!)が曲をつけた歌を岡山小学校合唱部の生徒さんたちが歌ってくれました。初めて聞きました。大正ロマンっぽいレトロなメロディです。これを2008年現在の子ども達の歌声で聞くなんて、まるでタイムスリップしてるような感覚に陥りました。


「母います国」の歌碑に献酒の間、退屈になった子ども達が「写真撮って!」とおねだりしてるところ。青木繁の幼少時代もこんなだったのかな?


青木繁の歌碑の解説。この「紅櫨まつり」は岡山公園を守る会や八女・本町筋を愛する会の尽力によって行われています。特に八女・本町筋を愛する会では青木繁の愛した櫨の風景を取り戻そうと、平成五年から高速道路沿いに1000本以上の櫨を植栽してきました。


今年の櫨の状態を見に高速道路脇を訪れてみました。少しだけ紅葉が始まっています。しかし大きい実がたくさんなってますね。今月後半にはもうちょっと紅くなりそうな気配です。

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JAにじの広報誌に掲載されました

2008-11-04 21:07:43 | 復活奮闘日記
今月のJAにじの広報紙にキャンドル作りの時の記事が掲載されました。

JAにじは、うきは市にあります。広報紙の中の記事を見てみると、「田んぼの中をのぞいてみよう!」とか今月の農作業とか、農業に従事されている方達の紹介記事などもあります。広報紙は一般の人が見る機会が少ないのですが、それだけに特色が出ていてとても興味深いもんです。

記事の方は…ありました!

こないだの農業新聞とほとんど同じですけど、カラーになりました!ありがたやありがたや。

うきは市で行うキャンドル作りは12月にも耳納ねっと!再生工房で行いますので、お楽しみに!

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来てみてん山苞の道

2008-11-03 20:26:12 | 復活奮闘日記
昨日と今日は地元田主丸で「来てみてん山苞の道」イベントがあってました。特に昨日は「耳納の市」も開催されていたので、かなりの人出だったそうです。ま、昨日は私は秋月に行ってたんですけどね。

今日は少し落ち着いてるかと思って山苞の道にある「竹炭工房和仁」さんちにもお邪魔してみると…、元気な地元の子ども達が着ぐるみに入って呼び込みの真っ最中。


BGMのごとく生演奏してくれたオカリナもステキでした。

画面左横にちょっと見えるのはハゼノキの葉っぱです。

モロコ庵にもお邪魔して、ヒナモロコを鑑賞しながらお昼ご飯をいただきました。

ヒナモロコとは、小川などに生息するメダカみたいな小魚で絶滅危惧種1A類(レッドリスト)に選定されています。田主丸町では地元の小学生の情報により再発見されて、保護・繁殖活動が行われています。

水槽を見てたらこんなのが。

ちょっと分かりづらいけど、足が出てきたオタマジャクシです。温暖化の影響でしょうか。季節外れにカエルになろうとしているんです。

ところで久留米ほとめきまち旅博覧会が始まりました。10月31日に山口酒造場で行われた「キルトの世界」は大好評だったようです。今回のほとめきまち旅博は、普段ちょっと見て回るような観光と違い、実際に当事者と直接話ができるコアな世界が特徴です。山口玲子さんのキルトを、本人から一つ一つ想いや意図を話していただくことで、キルトへの造詣が深まり楽しめたとのことでした。食事やデザートも格別なサービスだったとのことで、金額以上のものがあったようです。私も行きたかったな~。

ちなみに26日の「乾太郎窯アトリエ」でのぐい呑み作りもまたコアな世界が楽しめるんです。普段は絵付けまでやって窯炊きはおまかせなのですが、今回は陶芸づくりの世界を最初から最後まで楽しめるのが特徴で、しかもその日にお持ち帰りできるのが嬉しいところ。紅い櫨の庵での自然食も楽しみだし、私の櫨の話はまあテキトーに流すにしても、かなりオイシイ一日になりそうです。…といいつつ、もう残席が2名になっちまいました。

紅い櫨の庵で櫨キャンドルの灯りの中でのジャズライブの方はまだ残席に余裕があります。ぜひいらしてください。

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黒田杯

2008-11-02 23:42:24 | 和弓と櫨
今日は秋月城趾(現秋月中学校)で「黒田杯」弓道大会でした。

この黒田杯はいつもと違って弓道場で行うのではなく、かつて秋月城の本丸があった中学校のグラウンドで行うものです。江戸時代には秋月黒田藩五万石の侍たちが行き交っていた場所、と想像してみたり…。

矢渡しは介添えがなく、広々とした敷地の真ん中、たった一人で立射が行われました。


始まる前に賞品をチェック!黒田藩の家紋入り木製の盃がカッコイイですね。まさしく黒田杯の優勝者にぴったりです。自分がこの盃になみなみとお酒をついで全部飲み干す場面が頭に浮かんできます…いかんいかん。始まる前からこんなことじゃ。横には4本組の竹矢もあります。自分がこの竹矢を番えて弓を引いている姿を…いかんいかん。煩悩に支配されとるな~。

黒田杯は遠的四ッ矢二立、近的四ッ矢二立、合計16本引いて競われます。遠的の部とか近的の部とかはなく、総合の的中数で決まります。つまり遠的も近的も得意でなくてはなりません。さすがに島原の乱の時、めざましい活躍をして殊勲を得た秋月藩らしい、無骨で厳しい競技内容です。「まほろば」と違って初段の部とかもないしさ~。

私なんか遠的の矢は七月以来触ってなくて、ロッカーの奥から引っ張り出してきました。こんなんで中るんでしょうか。


まずは遠的から開始。私の結果はゼロでした。全然ダメだぁ…orz

気を取り直して、弓道大会の出場者たちに久留米ほとめきまち旅博覧会のパンフと田主丸の柿祭り・ヌーボー祭りのチラシを積極的に配ることにします。あたりを見回したら、ここは観光客が多く立ち寄る杉の馬場の中心地。弓の大会を珍しく見守るギャラリーがいました。すかさず道着袴姿でパンフを配りまくる私、なんとなく、秋葉原の(年期の入った)巫女さん風メイドみたいだなと思ったり…。

観光客の方からは、「的までどのくらいの距離?」(答え・遠的60m近的28m)とか「この人(弓の出場者)たち、何なの?普通の人たち?」(普通の人たちだよ~)とか、「あらぁ、アナタも弓をするの?」(コスプレじゃないよ~)とか、いろいろと質問責めにあいました。

午後から近的が開始され、今度こそ!と勢いづいたものの、よく考えたら畳の上で引くわけですよ。普段の道場で引くより的が低い感じがして、矢は的の上ばかり行きます。最後の一本だけ中りました。やれやれ。16分の1か。

ともかくカメラをぶら下げてチラシとパンフを配ったり、矢払いを手伝ったり、最後は畳のお片付けまで、なんか普通の射会よりどっと疲れました。


こちらは黒田杯を見守る御神木。無事に滞りなく終わってよかったですね。

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森の中のクレープ屋さんがOPEN

2008-11-01 21:38:31 | 美味しい食事
今日、たまたま「みのう山荘」へ行ってみたら、
「今日はここのクレープ屋さんがオープンしたんですよ。」と言われて
「はて?クレープ屋さんがこの山の中のどこにオープンしたのかな?」と思い、案内されるがままについていったら、な、なんと駐車場の奥の奥に忽然と建ってました!

一番奥に小さな看板が出てます。店の外観はすっかり隠れているので、近くに行かないと見えません。まさに隠れ家クレープ屋さん。


お店の名前は「クレープ専門店 カフェ ル・ボヌール」なんだって。でも「隠れ家クレープ」の方がしっくりくると思うんだけどなぁ。

カワイイ店員さんがはりきって応対してくれたので、写真を撮らせていただきました。


ここのクレープはスイーツ系ばかりではなく、オリジナルのミートソース味や広島風お好み焼きの味が楽しめること。

写真はミートソースチーズ(580円)。かなりイケます。そういえば、クレープって甘いデザートって感じで、こういうクレープって今までになかったですね。新鮮でした。


店長の増田恭雄さん。美味しいクレープ探究のため、全国いろんなクレープの食べ歩きを敢行し、独自のクレープを作り出したのだそうです。

みのう山荘のお風呂とセットで楽しみたいお店ですね。
今日オープンなので、コレが最初の美味しんぼ記事かな?

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