金魚をまた死なせてしまって、原因がわからず困っている。元気に泳ぎ、餌を求めていた稀勢の里がこのところひとりぽっちで、水槽の底でじっとして動かない。餌を食べにも来ない。この前は高安がそうで、心配していたら翌朝ぽっかりと水槽の上に浮いていた。
コメットと朱文金の白鵬を代表とするグループは活発で勢いがよくこちらの水槽ではまだ名前を付けていなかった一匹が他四匹にいじめられて死んだ。琉金は泳ぎがのろく、優雅であるが、どうもコメットと性質が違う。
もっとこまめな世話が必要なのだろう。どうやら金魚はメダカよりもストレスに弱そうである。人間はストレスを受けると、脳に絶対入らないはずの免疫細胞が侵入し、脳神経に炎症が起こる。この炎症の指令が胃や心臓などの器官や組織に、つまり病を引き起こす。そういうことが科学的に実証されている。金魚も同じなのだろうか、と考える。水換えがいつも関門である。水つくりをしておいてから換えるのであるが温度とか、なんやかやあって、何かが抜け落ちているのかもしれない。
雑草もまた茂ってきた。花の世話にマダカと金魚のケア。たいへんであることがわかってきた。