1033 “もしドラ“?モシ、ドラエモンだったら?もし、ドラクエだったら?何も知らなかった。
会社で、このことについて感想文を出せと云うような通達があった。何のことかと、社員に聞いたら、高校野球の弱小チームのマネジャーになった女の子がピーター・ファーディナンド・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker)のマネジメントに関する著書を読んで、それを参考にして、チームを甲子園に導く話だと云う。それを読んで読書感想文を書けと云う事らしい。
この物語とアニメからドラッカーを初めて知った人は多いだろう。世の経営者の中にもアニメや物語から知った人もいる。これを機会に社員教育に使おうと考えた経営書も少なくないと思う。
マネジメントとは何か、会社という組織は社会貢献をする義務を担っている、それには、その組織は社会に何らかの形で必要とされるようにならなければならない。一定の利益を確保しなければならない。その社員は組織に利益をもたらすとともにその対価として十分な報酬を受ける。その流れを巧みに操るのがマネジメント、マネジャーに求められる。トップだけではない。
ドラッカーはそのマネジメントに必要なことを色々な角度から、提案しているのだと思う。ニーズとは、マーケティングとは、イノベーションとは、マネジメントの重要性を感じ、マネジメントについて学ぼうと思い、読んだ人は多いし、組織のため、本人のために勉強し自分の存在感を高めようとした人はいるだろうし、トップは部下の全てがドラッカー的のマネジメントを実行してほしいと思うでしょう。
それはそれでいいのではないでしょうか。それぞれの能力や環境や人間性とそれらの絡みをどう解釈するのかが最重要で、もともと優秀な人材を集め、その人材育成や適材適所に配置、こんな難しいことは無い。世の多くの人が上手くいっているといっている組織は、何でもかんでもがんじがらめにしようとしたトップが率いていたと思う。その組織のみならず、その組織に従順な組織を率いたと思う。自由放任主義はトップとして失格だと云っている。
要するに、うるさく、やかましく、個人の考えを否定し、自分の考えに従うように仕向ける人がトップから順に下まで配置されていることが必須条件です。怒鳴る人が多いほど、その組織はニーズに答えているのです。
二代目が組織を傾かせる傾向にあると云うのは、創始者は強烈な個性で組織を引っ張って来たのに二代目は優しいからです。組織の引き締めが緩くなるからです。
ドラッカーの名言集はふっ飛ばさなければ、組織は継続しない。
富士山二枚どこからでしょうか、分かる方は静岡に詳しい。
もしドラ 富士山 マネジメント