南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆興味深い

2013-04-06 22:30:24 | 仕事

 1541 二年ほど前に工場建設を始め、操業を始めて一年くらい経過した会社を訪問した。ここも、どちらかと言うと、新興工業団地の中で、スルヤチプタの西隣。ミトゥラ カラワンという。某大手車の組み立て工場が操業を開始して間もない。その関連会社が同時かちょっと遅れて移転や新たに進出してきている。ここも、スルヤチプタの面積に匹敵するのかそれ以上なのか、奥行きは、どこまで行くのという感じ、約束の時間より10分ほど早く工業団地に入ったので、行く先を確認した後、奥の方へ走ってみた。5分ほど真っ直ぐ伸びている広い道路を行ってみたが、果てに達することなく、引き返した。

 

訪問先は、入口から近いところにあって、ま新しい赤で会社の名前が書いてあったのでわかりやすかった。早速、自己紹介から始まって、仕事の話、相手をしていただいた方の名前が、ユニークで縁起のよう方に会ったという印象。

多くの部品や原材料は日本本社に依存している。できるものから、現地調達に切り替えるつもりでいるらしいが、始まったばかりで、ほとんど、そこまで、手が回らないとか。依頼いただいたのは、今まで16年間、インドネシアでは一度も頼まれなかった原料を使う製品でした。原料を扱い商社の連中でも、それなに?と思ってしまう原料でしょう。半年ほど前にローカルの原料商社(その会社はインドネシアの資本会社と合弁なので、その縁だと思う)に見積もりを依頼したところ。一般的な原料を使う製品の価格は日本価格の三分の二くらいで出てきたのに。これだけ、日本から輸入している値段の10倍の価格が提示されたとか。信じられない話である。分けが分からないので、いい加減な回答をしてきたのでしょうねと話しておいた。

 

ということで、図面とサンプルとターゲットプライスを受け取った。日本本社が購入している値段で、円で表示された。それと同じ価格なら、輸入コスト分が安くなるし、手間と在庫の心配をしなくていいので、OKだという。

 

そのターゲットプライスを見て、びっくりした。どんなことでびっくりしたかって?ターゲットプライスの意味をなさないからでした。高い!!図面に、消してあったが、他の似たような原料の再生70%と指定原料30%を混ぜた原料でもいいと、分けのわからないことを書いてあるし、寸法公差も最初±0.2だったのが、±0.3に直されている。この製品を作っている日本の会社、技術程度がよっぽど低いのでしょう、収率が悪いのでしょうね。

 

この近代的な工業団地への行き帰りにカリマラン川沿いの道を通る、どうですか、こういう生活がインドネシアの実態です。カマールマンディが並んでいる。

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