3519“おこし“って知ってますよね。押出の仕事で、押出量が一体しなくなる原因に”おこし”がある。とうか、一定しない原因は、これに尽きる。といっても、訳が分からないでしょう。押出成形というのは、スクリューがシリンダーの中にあって、原料を入れれば、途中で溶かしながら、先から溶けた樹脂がでてくる。それを、冷やしながら、いろいろな形の断面の製品を作る。
その押出量は、スクリューの回転で調整する。回転数が同じなら、常に、同じ量が押し出られなければならない、同じ量がでてこなければならない。多かったり、少なかったりしたら、製品の寸法が一定しない。
ところが、一定しないときがあるのです。押出量にバラツキが出てしまう時があるのです。原因は原料が供給部で“おこし“ような状態(完全に溶けていないが、表面が溶けて、お互いにくっ付き、スクリューにくっ付き、スクリュー一緒に回るだけで、進まない、後から押すために入ってきた樹脂は、そこで、引っかかって、一部は進むが、一定して進まない、溶けている前方に樹脂を押せない。入ってゆく樹脂量が一定しなくなる。要するに押さなければならない樹脂が、邪魔があるために押せない。
“おこし“にならなおように、気を付けなければならない。どうすればいいか、供給部にスクリューが止まっている状態で、樹脂が無いようにすればいい。スクリューを止めるとき、生産終了したとき、樹脂が出なくなるまで、出してしまえば、供給部は空になっているはずだ。
もう一つ、運転中でも、供給部の温度が高過ぎれば、溶けだしてくっ付いてしまう。その二点に中止すれば、オコシにならない。
我が工場に頻繁に停電になる。止めるわけではなく、突然、止まってしまうわけで、供給部に樹脂が詰まったままである。電気が通じたとき、圧縮部、溶融部の樹脂が固まってしまっているから、一定の時間、スクリューを止めたまま温げ度を上げなければならない、当然、樹脂が溶けていないままだった供給部の樹脂も溶けだしてしまう。そして、くっ付いてしまう。再スタートしたときに、溶けていない樹脂で、押すわけだが、押さなければならない部分の樹脂が溶けてしまってスクリューと一緒に回ってしまっているのだから、新しい樹脂を入れたところで、押す力が小さい、そして、冷えている樹脂を入れるのだから、供給部の溶けていた樹脂を固まらせてしまう。スクリューと一緒に回ってしまっている樹脂を固まらせるのだから、邪魔をそこに置くことになる。
経験がなくても、若くても、インドネシア語が出来なくても、ワークキングビザをとれることが分かった。だから、今日、必要書類を届けると同時に半年分の600US$を届けに行ってきた。9月の末に、シンガポールへ行ってもらうことになった。これで、堂々と職場にいることができるようになるし、マルティリエントリーパーミットもあるから、外国出ても消滅はしない。私のような年寄りのアソバイザーのように、半年で消滅する。切れたら、国外にでなければならない。エホしなければならない。
相変わらずの渋滞、カリマラン川沿いの廃品回収業の小屋、この辺りは、マドラのマフィアの勢力圏だ。
そして、月曜から始まったコンクリート舗装、もう、通れるようになった。こんなに簡単にできるのだから、もっと早くやればいいのにと思う。何年も凸凹だった。雨季になれば泥んこでタイヤがスリップ、乾季には、土ぼこりまみれになる。これが、間もなくの雨季には、車が汚れなくて済むし、スリップすることも無くなる。
オコシ 吐出むら 原因