今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

数の子の漬け汁で煮た椎茸の細巻きで生産者に僅かにでも応援になれば。

2021年07月28日 | 素材
先日、人生で最高クラスの数の子を頂いて、普段数の子って高いしそんなに食べなかったが(公平に判断をしたいから「好き」・「嫌い」の『概念』を一切排除しようと『努力』はしているのだが)、

これは尋常ではなく美味しくて、こんな美味しい数の子が世の中にあるんだ?って。

これは便利そうな事シリーズに入れれば良いのかもしれないが、出汁が効いた汁もあまりに美味しかったのでその漬け汁で、茹でたほうれん草を「おひたし」みたいにして食べたのだが、べろぼうではなくイケるので、この余った漬け汁に酒・砂糖・醤油を少し足し味を整え椎茸を煮てみる事にした。

本当は椎茸の可能性(←近年はオレンジ色はリンクのルールにしている)の方に書くべきだったかもしれないが、美味しいのは勿論、
このご時世、本当に本当に僅かでも生産者を応援出来るキッカケの1つになればと1つの記事として独立をさせようかと。
(何か貢献を出来たら・・・)

ごはんにも尋常じゃない美味しさ・・・(写真撮影の前に手が止まらなかった)
何処か観光地の高級なお土産か?ってぐらい美味しかった。
やはり出汁の差ってあるのかもなー
旨味がスゴイ(違う)

酢飯を作って
(1人前をササっと作って、寿司酢は正解の配合率なんて1つなワケがないから、寿司としてあまり逸脱していなければいいでしょ・・・江戸前みたいにキチンと酸味を効かせれば、寿司の原型でもある「なれ寿司」に通じる部分も観える、恐らく多分それが正解に近い気がする)
以前、勉強をしたカキ氷を団扇の柄に

椎茸を多少切って並べ・・・(あまり細かくし過ぎるとツマラナイかなって考えて、適度に肉厚さを感じる程度に、でも切った時に繊維に引っ張られ抜けない程度にしておいた)
野菜寿司のように、『わさび』を所々のせる。

下手だけれど、まあ自分で食べるんだし、(不正解はあっても)正解なんて無いのだから、悩んでやらないよりはガンガン作ってしまえ!!

味は、美味しい~~~~~!!
凄いぞ、なんだこれ!!?
やはりレベルが違う・・・
元々、椎茸の野菜寿司って大好きなんだけれど、これ、凄い・・・
海苔巻きにしても美味しいや・・・

暑い時にサッパリとして疲れが吹っ飛ぶぜ



???意外に美味しかった昆布煮&糠漬けの焼き飯

2021年07月28日 | 今日の料理
さばいた魚のアラで取った出汁で炊いた切り昆布(←茹でた切り昆布の出汁で魚は煮て)、
そろそろ限度だったので。
あまり細かくし過ぎないように少しきざんで

タッパに入れて野菜室に入れておいたご飯に合わせ混ぜ

昆布がハネると嫌だから一応蓋はしてレンジにかける。
(煮た昆布の汁気を少しでも一緒に飛ばせるのかなぁ~って)

大根の糠漬け(古漬け)があったので、僅かにきざんで
(残りはタッパへ)

温めたフライパンに鶏肉を茹でた出汁を冷やして固めたラードを取り「放置」して乾燥させたラード(みたいなもの)で、
炒飯の技術を思い出し、卵を半熟にし、そこに温めた昆布ご飯を入れ、ザっと炒めたらきざんだ大根の古漬けを散らし、又やや弱火にし炒めて、焼き飯チックに。
敢えて糠漬けと昆布煮の塩気に全てを託した、炒飯とか中華・大陸の料理ってつい塩コショウとか醤油とか調味料を足してしまうが、調味料に頼らず、より自然に近くすると一体どうなるのか?、それを知りたかった)

確か料理雑誌のチャーハン・焼き飯特集で、まかない料理だか居酒屋メニューで、
塩昆布を入れる焼き飯
高菜炒飯
を観た事があるので、それを合わせてもいいのかなって。

実際に味わってみると~~~・・・

なんとも中々美味しいじゃないか~

しかもスゲー優しいけれどキチンと味もするし、漬物で熟成をされた深みってのもある。
なんだこれ・・・

昆布のフコダインで無茶苦茶にパラパラってワケにはいかないが
あまり炒め過ぎて玉子の風味を飛ばしてしまってもいけないので適度な火加減で炒め過ぎに注意をしてみた。

焼き飯は一気に残り物を処理するのに便利かも。